説明

東洋ガラス株式会社により出願された特許

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【課題】ガラス表面が傷ついて強度が低下するのを防止し、コーティング被膜の保護作用により、ガラス肉厚を薄くしてガラスびんを軽量化することも可能とするリターナブルガラスびんのコーティング方法を提供する。
【解決手段】リターナブル炭酸飲料びん等として使用することができる耐アルカリ性能を有するコーティング被膜をガラスびんの外周面に施す。硬化後被膜の最も薄い部分の膜厚が30μm以上となるようにウレタンを主成分とする樹脂をガラスビンの外周面にコーティングする。コーティング液の粘度をS(mPa・s)、ガラスびんの自転速度をR(rpm)とした場合、S≦22で、S・R0.6/2.4≧60とすることで、最も薄い部分の膜厚が30μm以上となり、被膜に泡が入るおそれもない。 (もっと読む)


【課題】取外し具を用いて栓体をガラスびんから取り外す際、ガラスびん口部のビードが割れるのを防止する。
【解決手段】口部外面上端部にリップ部が環状に膨出し、その下方に栓体外筒壁内周面下端部に形成された環状突条に係合する環状凹部が、その下方に環状に膨出するビードが形成されたガラスびんにおいて、ビード下面が水平面となす最小角度を50°〜65°にすると、取外し具の爪がビードに衝突したときにガラスに発生する応力が大きく減少し、ビードが割れる確率が著しく小さくなる。 (もっと読む)


【課題】溶融ガラスに添加した場合の泡の発生が少なく、発生した泡が抜けやすい還元フリットを開発し、泡がほとんどない還元化ガラスを得る。
【解決手段】SnOを2〜19mass%、ZnOを1〜21mass%含み、かつ(SnO含有率〔mass%〕)/(ZnO含有率〔mass%〕)が0.7〜1.6の還元フリットとする。この還元フリットを溶融生地ガラスに投入し、該溶融生地ガラスを還元側に寄せると、泡の発生が少なく、発生した泡が抜けやすい。 (もっと読む)


【課題】搬送ラインガイドに汚れを付けにくく、充填時のライン搬送や洗浄でも滑性が低下せず、デンプン糊のラベル接着性にも優れたコールドエンドコーティング剤を提供する。
【解決手段】無水マレイン酸/α−オレフィン共重合体と、酸化ポリエチレンと、セルロース又はセルロース誘導体を含有する水性コーティング剤を、ホットエンドコーティングを施したガラス容器外面にコーティングする。無水マレイン酸/α−オレフィン共重合体はホットエンドコーティング被膜に密着し、酸化ポリエチレンによって滑性と耐摩耗性が向上し、セルロース又はセルロース誘導体によってラベル接着性が向上し、前記課題が解決される。 (もっと読む)


【課題】胴部形状が同じで、口部の径が異なる複数種類のびんを製造する場合、ビードを付けることなく、径の小さなびんを容易かつ安価に製造できるようにする。
【解決手段】成形するガラスびんの口部形状に応じた複数種類の口型を用意する。また、2つ割り筒状をなし、その各半体の上端に半ドーナツ状の切欠部を形成し、該切欠部に、内周面が首部成形面となっている半ドーナツ板状の首部成形体を着脱自在に取り付けた粗型及び仕上型において、成形するガラスびんの首部形状に応じた首部成形面を有する複数種類の前記首部成形体を用意する。成形するガラスびんの口部ないし首部の形状に応じて選択した口型及び前記首部成形体を取り付けた粗型及び仕上型により成形することで、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】搬送ライン上でびん配列の乱れを少なくし、びん詰まりを改善すると共に、バルク包装も可能となる楕円形状びんを開発する。
【解決手段】びんの最大径部における水平断面外周形状を実質的に、次の曲線にする。
(x/A)+(y/B)=1
ただし、nは2.15〜3、A,Bは正の実数である。
従来の楕円形状びんに比べて、長径端の曲率半径が大きくなるため、びんの配列が乱れにくくなり、搬送ライン上でのびん詰まりが改善され、バルク包装も可能となる。また、びんの耐衝撃強度も向上する。 (もっと読む)


【課題】スタッカブルびん肩部の段差を不要にして、デザイン上の制約を開放すると共に、単なる回り止め機構に留まらず、自動位置合わせ機能を併せ持たせる。
【解決手段】びん底部外周部に、周方向に沿って高さが変化し、正面形状が弓状をなす底弓状部を形成し、びん肩部に、前記底弓状部に対応する弓状の正面形状をなす肩弓状部を形成し、このびんを積み重ねたときに、前記肩弓状部の上に前記底弓状部が載置されて位置決めされることで前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】びんの全ての部分において、良好なアルカリ耐性を有するコーティング被膜を形成でき、かつチャンバ内においてびん詰まりを起こさないようにする。
【解決手段】びん10を移送するコンベア7を挟んで両側に吹出室2を設け、各吹出室2のコンベア側の面に横長の第一、第二、第三吹出口21,22,23を形成する。第一吹出口21は、下端の高さをびん最低部±5mm以内、幅を12〜33mm、びんの高さをBHとしたときに、第二吹出口22は、中心高さをびん最低部+(0.43〜0.53)BH、幅を3〜12mm、第三吹出口23は、中心高さをびん最低部+(0.66〜0.76)BH、幅を3〜12mmにすることで、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】再加熱処理を行うことなく良好な赤色に安定して発色する赤色ガラスを開発する。
【解決手段】CuをCu2O換算で0.025〜0.085mol%、SをSO3換算で0.023〜0.078mol%、鉄をFe2O3換算で0.01〜0.13mol%含み、かつ、CuとSの量の比がCu2O換算モル値/SO3換算モル値で0.70〜1.50、FeとSの量の比がFe2O3換算モル値/SO3換算モル値で0.2以上含む銅赤ガラスである。ガラス中の銅、硫黄、鉄の量をこのように構成することで、主波長(λd)が593〜625nmの良好な赤色を呈する銅赤ガラスを、再加熱処理を行うことなく、優れた再現性をもって製造できる。 (もっと読む)


【課題】リセスびんの上コンタクト部を割れにくい構造とし、びんの衝撃強度を高め、これによりびんの更なる軽量化を可能にする。
【解決手段】びん胴部にリセスが形成されたリセスびんの、リセス上部と縦断面が凸曲線の肩部の間にあって縦断面が直線状の上コンタクト部において、該上コンタクト部外面の上端半径R1を、下端半径R2よりも0.03〜0.15mm小さくすることで、上コンタクト部の衝撃強度が向上し、びんが割れにくくなる。 (もっと読む)


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