説明

日立ツール株式会社により出願された特許

291 - 299 / 299


【目的】(TiAl)N皮膜等耐酸化性の優れる硬質皮膜の耐摩耗性並びに密着性を犠牲にすること無く、更に高温状態での耐溶着性並びに硬質皮膜中への被加工物元素の拡散を改善し、切削加工の乾式化、高速化、高送り化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的である。
【構成】金属成分がTiとBで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるa層と、金属成分がAlとTiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆され、該a層のX線回折における(200)面の格子定数Aが、0.4200≦A≦0.4270nmの範囲にあり、かつ該a層のラマン分光分析においてc−BN並びにh−BNのピークが検出され、該c−BNのピーク強度をQ1、h−BNのピーク強度をQ2としたとき、ピーク強度比Q1/Q2<1.0であることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


【目的】 本発明は、従来のTiAlN皮膜に対し、更に耐酸化性、耐摩耗性を改善し、切削加工の乾式化、高速化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的とする。
【構成】 硬質皮膜をa層(TiSi系窒化物等)、b層(TiAl系窒化物等)の皮膜を、それぞれ一層以上交互に被覆し、b層の皮膜を母材表面直上にし、かつa層の微細組織構造がTiを主成分とする窒化物、炭窒化物、酸窒化物もしくは酸炭窒化物中にSiおよびSiが独立した相として存在するように成膜することにより構成する。 (もっと読む)



【目的】 TiAlN皮膜の耐摩耗性ならびに密着性を犠牲にすること無く更に耐酸化性を改善し、切削加工の乾式化、高速化に対応する硬質皮膜被覆工具を提供することが目的である。
【構成】 高速度鋼、超硬合金、サーメット、セラミックスの何れかを母材とし、金属成分のみの原子%で、Si、Cr、Nbの1種もしくは2種以上が10%以上60%以下、残Tiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかで、層厚が0.1μm〜3μmであるa層と、金属成分のみの原子%が、Al:40%越え75%以下、残Tiで構成される窒化物、炭窒化物、酸窒化物、酸炭窒化物のいずれかであるb層とが、それぞれ一層以上交互に被覆され、かつb層が母材表面直上にあることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。 (もっと読む)


【目的】 TiAl系皮膜において、残留圧縮応力を低減し、厚膜化を実現し、また、TiAlに対し所定の第3成分にを添加することにより、更に耐酸化性を向上させた切削工具を提供する。
【構成】 Alに対しTiの含有率が75原子%以上98原子%以下であるTiとAlの窒化物、もしくは炭窒化物からなる層[A]と、Alに対しTiの含有率が20原子%以上65原子%以下であるTiとAlの窒化物、もしくは炭窒化物からなる層[B]、少なくとも2層以上被覆した多層被覆硬質工具において、、[A]層のI(200)/I(111)の値が1以下であり、[B]層のI(200)/I(111)の値が1以上とすることにより構成する。 (もっと読む)


【目的】 TiとAlの複合窒化物、炭窒化物、炭化物を被覆したスローアウェイインサートを、ロックウェル硬度40(Cスケール)を越える高硬度鋼の切削加工において、優れた皮膜の密着性、耐摩耗性を有する工具を提供することを目的とする。
【構成】 TiとAlの複合窒化物、炭窒化物、炭化物を被覆したスローアウェイインサートであって、被覆層のX線回折における(111)面の回折強度をI(111)、(200)面の回折強度をI(200)とした時に、I(200)/I(111)の値が1以上になるにより構成する。 (もっと読む)


【目的】 (Ti、Al)N、(Ti、Al)C、(Ti、Al)CNよりも高硬度、高靱性の皮膜を得ることにより、耐摩耗性に優れた被覆硬質合金を提供することを目的とする。、耐欠損性に優れた被覆硬質部材の提供を目的とする。
【構成】 高速度鋼、超硬合金、TiCN基サーメット等の硬質合金の表面にPVDまたはCVD法によって、(TiaAlbSiC)Cx1-xで現した場合、各々の比率がat%で、0.3≦a≦0.8、0.2≦b≦0.7、0≦X≦1、0.01≦c≦0.2とし、かつ前記皮膜の厚さが0.5〜10μmより構成する。 (もっと読む)


【目的】 本発明ロールは、急熱、急冷繰り返しの過酷な熱応力と高温度での過酷な機械的衝撃が掛かるとともに高温度における耐摩耗性が要求される熱間圧延用ロールの長寿命を計る。
【構成】 本発明は、超硬合金製ロールのカリバー部分に、物理蒸着法により、TiN、TiCNを多層被覆するとともに、その膜質を微細に保ち、また必要に応じて最表面を梨地状に加工して平滑な面として、圧延材の肌荒れ、凝着による損傷を防止する。 (もっと読む)


【目的】 工作機械に用いるボールエンドミルにおいて切れ味を良好にし、工具寿命を長める。
【構成】 ボールエンドミルにおいてそのボール刃の刃底に少なくとも刃径の5%以上の半径をもつ丸みを有し、すくい面と滑らかに連続させることにより切れ味が良好となり工具寿命が向上する。 (もっと読む)


291 - 299 / 299