説明

株式会社ヨロズにより出願された特許

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【課題】軽量化を図ると共に、あらゆる方向からの捩り力、引張り力、曲げ力あるいは圧縮力に対しても、接合強度が高く、高剛性で、製造的にもコスト的にも有利な、車両用部品の構造を提供する。
【解決手段】アルミダイキャスト製のトレーリングアーム1と鋼板製のトーションビーム2相互間に鋼板製の中間部材11を設け、中間部材11の一端部をトーションビーム2と溶接接合し、他端部11aをトレーリングアーム1のダイキャスト成形時に一体的に鋳包むように構成した車両用部品であり、中間部材11は、一端部が筒状をしたトーションビーム2の端部と内接若しくは外接するように成形され、鋳包み部12が、中間部材11の軸線と並行に伸延する直状管部11dと、直状管部11dの少なくとも端部11bに形成された段付き部11eと、を有するように形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】車幅方向両端の開口部からの飛石の侵入を抑制可能なクロスメンバを提供する。
【解決手段】車両の車幅方向Xに延在して当該車幅方向端部に開口部11が形成されるクロスメンバ10であって、車幅方向端部における当該車幅方向と直交する断面が一方向へ開放するように内面21が形成されるクロスメンバ本体20と、クロスメンバ本体の内面を閉じるように配置されてクロスメンバ本体に結合される閉鎖板30と、クロスメンバ本体の車幅方向端部においてクロスメンバ本体および閉鎖板により形成される内部空間に設けられ、車幅方向Xおよびクロスメンバ本体の開放方向Rと直交する方向に貫通孔41を形成するようにクロスメンバ本体に結合される円筒状スペーサ40と、を有し、クロスメンバ本体の車幅方向端部のクロスメンバ本体が開放する側と対向する側に、内面側へ窪んだ凹形状部22が形成される。 (もっと読む)


【課題】軽量で、引張り力と圧縮力の両方に耐える強度を有し、製造が容易でコスト的にも有利な、信頼性の高い複合材料からなる、車両用連結アームを提供する。
【解決手段】 相互に対設した少なくとも一対の金属薄板からなる骨格板7に内方に向かって膨出するエンボス部13を形成し、このエンボス部13に中間部材8の外側面に形成した凹部18を嵌合するため、両軸部材J1,J2から車両用連結アームに捩り力、引張り力あるいは圧縮力が作用する場合、引張り力に対しては骨格板7が、圧縮力に対しては樹脂製の中間部材8及び外板部材9が、捩り力に対しては主として中間部材8と骨格板7が、それぞれこれに対抗し、いずれの力にも耐える強度を発揮するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶接工程を行うことなく、プレス加工やヘム加工により迅速かつ簡単に成形可能であって、材料の歩留まりもよく、コスト的にも有利で、繰り返し作用する圧縮力や引張り力に対しても十分強度あるいは剛性のある車両用アーム部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】 軸直角断面がハット状をした一対の半部材H1,H2の各第1フランジ片9,10及び第2フランジ片11,12を合わせ、膨出部から第1フランジ部及び第2フランジ部を突出した車両用アーム部品であり、第1フランジ部及び第2フランジ部はいずれも本体部2の軸線に沿って直状に伸延すると共に、本体部2が側面視で矩形状を呈するように形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】薄肉の板材により成形されていても、強度的にも作業環境的にも問題のない、コスト的にも有利な中空部品と、その製造方法を提供する。
【解決手段】相互間に隙間を有する一対の板材20,21の一方の板材20に対しフロードリル加工を施して第1カラー部C1を形成し、他方の板材21にフロードリル加工を施すとき、第2カラー部C2を形成すると共に、第2カラー部C2の内方側先端部と第1カラー部C1の内方側先端部とを融着させて円筒状連結体Cを形成し、扁平な両板材を補強するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 構成が簡素化された、コンパクトでコスト的にも有利な自動車のブレーキペダル装置を提供する。
【解決手段】 ブレーキペダル10を、上部ペダルアーム11と、上部ペダルアーム11の下端部に回動自在に軸支された下部ペダルアーム12という2部材により構成し、これら両ペダルアームを、いわゆるトグルリンク機構Mにより連結したもので、このトグルリンク機構Mは、前面衝突により変位するインパクトアーム16と、このインパクトアーム16に連結されたリンク17とにより構成され、インパクトアーム16が所定の位置にあれば、リンク17により両ペダルアーム11,12をロック状態として1本のブレーキペダルとして機能させ、衝突が生じると、インパクトアーム16の位置変位によりロック状態を解除し、下部ペダルアーム12のみが前方に変位するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 極めて高い剛性と、軽量な構造のものを、薄い板材を用いて、残留歪が生じることなく、容易かつ安価に成形できるようにしたフレーム部材とその製造方法を提供する。
【解決手段】 一対の対向する平板からなる側板11と、側板11の端部に側端部が接続された頂板12とを有し、側板11と頂板12との角部に補強部Rが設けられた長尺なフレーム部材10であり、補強部Rを、側板11を面方向に延設した延設部15と、延設部15の先端部と頂板12の側端部とを連結する連結板16と、を有する耳状突部17とし、平板材Bを折り曲げ成形することにより形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】3次元的に湾曲したパイプを成形する場合においても、良好なパイプを成形可能な湾曲中空パイプの製造方法を提供する。
【解決手段】平板である被加工材Wを複数の成形型により段階的にプレス加工することにより被加工材Wの2側辺を突き合わせて、3次元的に湾曲して伸延する湾曲中空パイプを製造する方法であって、プレス加工により、被加工材Wに面外方向へ押し出されるとともに面内にて湾曲して伸延する押出部13を形成しつつ、被加工材Wの押出部13を挟む両側に、互いに遠ざかって延在された延在部15を形成し、かつ延在部15の先端にプレス方向へ屈曲させた鍔部16を形成する工程と、延在部15と鍔部16の間の屈曲を維持しつつ、押出部13と延在部15の間の屈曲部17を逆方向へ屈曲させることにより、両鍔部16を互いに向う方向へ成形する工程と、鍔部16の先端を突き合せる工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】平板状のワークをプレス金型を用いて円筒管に成形するものであって、最終的に円筒状に成形したときでも、ワークの側端部を確実に一致させることができ、生産性、作業環境的にも好ましく、しかも、設備全体が管を製造するアタッチメントとして種々のプレス装置に簡単に取り付けて使用することもできる、管の製造装置を提供する。
【解決手段】管の製造装置は、受け型10に半円状の主型面10aを形成し、第1加圧型21に形成した第2加圧型面21bと、第2加圧型23に形成された第3加圧型面23aと、が協同することにより半円状となるようにし、これら主型面10a、第2加圧型面21b及び第3加圧型面23aを用いて平板状のワークWを円筒状に成形するものであり、管Pの成形時に、管Pの合わせ部分、つまりワークWの両側端部Weが合致しうるように、受け型10の補助型面10bと第1加圧型面21aがワークWの両側端部Weを円弧状に予備成形することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 基板より立設されたスペーサが先端側のみならず全体的に強度を有するものを、容易に製造することができるスリーブ一体型メンバーの製造方法を提供する。
【解決手段】 基板Wより突出部30を立ち上げ、突出部30を既定の外径D及び高さHを有するスペーサ12に成形するに当り、一旦既定の外径Dより大径に形成し、これを既定の高さHより高く形成した後、突出部30を押し潰すと共に突出部30の先端部30bを径方向外方に突出させて2枚重ね構造とし、先端部30bに通孔35を開設するので、先端部30bが2重構造の強度を有するものとなり、また側部30aも押し縮めにより高強度となり、全体的に強度を有するスペーサ12を備えたスリーブ一体型メンバーとしたことを特徴とする。 (もっと読む)


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