説明

株式会社宮村ゴム工業により出願された特許

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【課題】 従来、道路の路肩すなわち法面の角度が急な場合や法面が高い場合は、大雨で法面がゆるみ崖崩れ(土・小石)が道路に流出し、道路を塞ぐトラブルが生じていた。一方、火力発電所から排出される多量の老朽化(使用済)コンベアーベルトは、一部室内作業場の床材(作業員の足腰の保護)また貨物トラックマット用(荷積み降ろしの衝撃防止)と言った少量の有効利用は行っているものの、その大部分は廃棄物処分が必要であり、その廃棄物処分のため非常に大きなコストを要していた。
【解決手段】 火力発電所で石炭運搬に使用されるコンベアー用のベルトの使用済み品(廃品)には、芯体に鋼線が無数にありそれが補強となっており、また裏表面がゴムでカバーされているので、日光、空気を遮断する特徴がある。この特徴を生かして、路肩法面の補強用として再利用するのに最適である。そこで、このベルトを頭付きストレートピンで上下左右に、ベルトとベルトとを長短を有するU字型ピンで上下に適正な間隔で法面に固定して、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


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