説明

株式会社ニッタンにより出願された特許

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【課題】交差するワイヤーロープをその交差部で固定する際、受け金具と押さえ金具とを強い力で締め付けなくても、回転や滑りの虞なく所定の固定力で固定できるワイヤーロープ固定具を提供する。
【解決手段】受け金具10と押さえ金具20とによりワイヤーロープの交差部を固定するものであり、両金具の対向面側に、一方のワイヤーロープR1、又は他方のワイヤーロープR2が嵌る第1のロープ受け溝13,23を対向時に交差方向をなすように形成し、この溝の両端部分に凸部16,26を設け、両金具の対向面における相対する他方側の金具の第1のロープ受け溝23,13の両端部分と対向する領域の外方部に、他方側に向かって突出する突起部14,24を設け、この突起部に、他方のワイヤーロープR2、又は一方のワイヤーロープR1が嵌る第2のロープ受け溝15,25を設ける。 (もっと読む)


【課題】凹溝の内周に設けた先鋭突起をワイヤロープのストランド間に食い込ませ、受け金具又は押さえ金具とワイヤロープの固定力を大幅に向上させ、ワイヤロープの長さ方向の荷重に対して必要とする固定力が得られるワイヤロープ固定金具を提供する。
【解決手段】受け金具2と押さえ金具3をボルトで締結することにより、この受け金具2と押さえ金具3の間に挟みこんだワイヤロープAを固持するようにしたワイヤロープ固定金具1であり、前記受け金具2と押さえ金具3の対向面における何れか一方にワイヤロープAが収まる凹溝12と、同他方に凹溝12内へワイヤロープAを押圧するワイヤ押さえ突部13を形成し、前記凹溝12の内周面にワイヤロープAのストランド間に食い込む先鋭突起14を設け、ワイヤロープAを挟圧することで先鋭突起14をワイヤロープAのストランド間に食い込ませるようにする。 (もっと読む)


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