説明

環境創研株式会社により出願された特許

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【課題】
海草を含む植物を灰化させた灰から抽出した水溶液には海草由来のヨウ素が多量に含まれる。海草を含む植物灰化物抽出液はミネラルが豊富なため体質改善などの目的で利用されることがあるが、毎日摂取するためには多量に含まれるヨウ素を低減しなくてはならないという課題があった。しかし、酸化還元電位をなるべく小さくしたい事から、添加物や化学物質の添加をせず簡単に短時間でヨウ素を分離する方法が求められていた。
【解決手段】
本発明は、植物灰化物抽出液中のミネラルの減少を防ぎながら酸化還元電位を上昇させずに数時間でヨウ素を分離する方法である。水溶液と樹脂を攪拌する方法と樹脂量を水溶液に対して多く添加する方法、及び、樹脂を2段階に分けて添加する方法の3つを併用することにより、植物灰化物抽出液溶液中のヨウ素105ppmを3時間から4時間で5.5ppmにする事が可能となった。 (もっと読む)


【課題】魚介類には内臓に有害な重金属を含むものがあり、これらを利用した食品加工品、飼料および肥料には必然的に重金属が含まれることから、これらの魚介類などから鮮度と品質を保ったまま短時間で水及び酸を加えることなく重金属を除去する技術を提供する。
【解決手段】重金属除去方法は、重金属を含む魚介類を粉砕し加温しながら重金属吸着材を撹拌混合することにより、該魚介類から短時間で水及び酸を加えることなく魚介類の鮮度と品質を保ったまま重金属を除去することができる。 (もっと読む)


【課題】重金属を含む有機物の煮汁で代表的なのはホタテの煮汁であり、1番煮汁といわれる煮汁は貝そのものを煮ているためカドミウムが若干含まれている、ホタテエキスは、ホタテ煮汁を濃縮して使用するため低濃度にする必要がある。そこで、短時間で品質を保ったまま重金属を除去することができる、また、キレート樹脂のH型及びNa型による特性を利用し、pH調整剤を使用せずカドミウムを分離する方法を提供する。
【解決手段】煮汁からの重金属除去方法は、重金属を含む有機物の煮汁を加温しながらキレート樹脂と接触させ、煮汁中の重金属をキレート樹脂に吸着させ除去する。 (もっと読む)


【課題】水産物には内臓に有害な重金属を含有するもの、また野菜,豆類,穀物等の農産物にも土壌から吸収した重金属を含むものがあり、これらを利用した食品加工品、飼料および肥料には必然的に重金属が含まれることから、これらの農水産物などから鮮度と品質を保ったまま経済的に重金属を除去する技術を提供する。
【解決手段】重金属を含む有機物を、弱酸性水溶液中で重金属吸着材と共に混合攪拌することにより、該有機物と液相から同時に短時間で重金属を吸着除去する。 (もっと読む)


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