説明

親和木材工業株式会社により出願された特許

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【課題】木質ボード等の木質材料をホットプレスで熱圧製造する場合、熱圧時に内部に水蒸気が発生する。この水蒸気が熱圧対象内部にこもった状態でホットプレスを解圧するとパンクが発生し木質材料が破裂する。パンクは製造の最終工程発生するため、パンクが発生すると一連の製造工程が全くの無駄となり、これを回避するには材料を完全に乾燥する必要がある多量のエネルギーを要する。
【解決手段】次の工程からなる木質材料の製造方法を提供して上記課題を解決する。
イ:単板状物、圧延により解繊したシート状物、細いスティック状物、フレーク状物及びストランド状物等の集合体からなる木材原料に結合材を塗布または撒布する工程
ロ:前記工程で結合材が塗布または撒布された前記木材原料を所定形状にフォーミングする工程、
ハ:次いで、木材原料に脱気処理をなしつつ、フォーミングされた前記木材原料を熱圧するとともに木材原料内部に発生滞留した水蒸気を外部に放散させて木質材料を得る工程。 (もっと読む)


【課題】運搬取り外しが容易な間仕切り壁を供給する。
【解決手段】間仕切り壁10は、支柱40の間のパネルを上部パネル20と下部パネル30の二つの部材に分割されている。このため、それぞれの部材の小型化することができ、運搬が容易である。また、上部パネル20に設けられた嵌合凹部22と下部パネル30に設けられた嵌合凹部22に支柱40に設けられた嵌合凸部42を嵌合させることにより、容易に上部パネル20及び下部パネル30と支柱40と嵌合させることができる。このとき、下部パネル30には、貫通縦孔36及び貫通横孔38が設けられているため、同様の材質及び大きさのパネルに比べて、軽量化することができる。更に、上部パネル20と下部パネル30とを自由に組み合わせることができるため、パネルが1枚の場合に比べて、より様々なバリエーションを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】PEG系接着剤による木質系材の接着・接合において、接着強度が高く、寸法安定性に優れた木質系材接合構造ならびに木質系材接合方法を低廉なコストで実現する。そして例えば、その結果として、間伐材などによる新規な木質ボードの商業的生産を可能にすることを目的とする。
【解決手段】以下の工程からなる木質ボードの製造方法。
(イ)木質材から木質エレメントを製造する工程、
(ロ)木質エレメントをオゾン酸化処理する工程
(ハ)オゾン酸化処理した木質エレメントに主成分としてポリエチレングリコールを含有するとする接着剤(PEG系接着剤)を塗布する工程、
(ニ)前記工程(ハ)を経た木質エレメントをフォーミングして熱圧する工程。 (もっと読む)


【課題】 形状が安定した木材製品を提供する。
【解決手段】 原木の芯部5を通り、少なくとも5mmの幅寸法に形成された溝部3、を有することを特徴とする。なお、溝部3は、第一溝部6と、該第一溝部6の開口部6aに位置し、第一溝部6の溝幅より大きい溝幅を有する第二溝部7とを備えてなり、溝部3を有する主体部材2と、第二溝部7に嵌入され、第一溝部の開口部を閉塞する嵌入部材4とを具備するものとしてもよい。また、溝部3は、第二溝部7の底面から、第一溝部6の開口部を挟み、第一溝部6に並行して凹設された一対の第三溝部8をさらに備え、嵌入部材は4、一対の第三溝部8に係合する一対の係合部9を有するものとしてもよい。 (もっと読む)


【課題】 成形後の大きな変形を抑制することができると共に、小寸の原木を選択することのできる木材製品の製造方法を提供する。
【解決手段】 原木1から材木2を製材する製材工程と、材木2を乾燥させる乾燥工程と、材木2を所望の形状に成形して木材製品8を形成する成形工程とを具備する木材製品の製造方法であって、材木は、木材製品の形状を基準として、乾燥工程によって生じる変形と相反する形状に製材されることを特徴とする。 (もっと読む)


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