説明

太平洋プレコン工業株式会社により出願された特許

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【課題】 長期にわたる安定した保水・蒸発機能を有し、かつ施工性が良く、維持管理が容易で、経済性にも優れた保水性舗装構造及び該構造に用いる保水性舗装ブロックを提供する。
【解決手段】 路床1上に複数のトレイ11を設置する。トレイ11の内外に砕石3aからなる路盤材層3を形成し、空練りモルタルなどの吸水材層4を介在させて、多孔質の保水性ブロック5を設置する。晴天時などに、路面の温度が上昇すると、保水性ブロック5の表面から水分が蒸発し、気化熱により路面の温度上昇を抑制し、ヒートアイランド化現象などを防止する。内部の水分が蒸発した保水性ブロック5に対しては、トレイ11を利用して路盤材層3に蓄えられている水が吸水材層4を通じて供給され、夏場の厳しい気象条件においても常に保水状態を保ち、路面の温度上昇抑制効果を持続させることができる。
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【課題】 本発明は舗装した場合、面取りによる凹部ができることなく、無振動、無騒音で車椅子、ベビーカー、車が走行できるとともに、基層部よりも底層部が高い曲げ強度にでき、ブロックの欠けや割れを低減させることができ、耐久性の高い、良好な路面性状を維持することができる舗装用ブロックを得るにある。
【解決手段】 コンクリートで形成された基層部となる舗装用ブロック本体と、この舗装用ブロック本体の底面にモルタルあるいは水セメント比の小さい高強度モルタルで一体形成された底層部とで舗装用ブロックを構成している。 (もっと読む)


【課題】蓄光性蛍光体を利用した避難誘導用手段として、施工時の現場適応性に優れ、低コストで供給できる実用性の高い避難誘導用パネルを提供する。
【解決手段】モルタルまたはコンクリートなどからなる円形のパネル1の内側に避難方向を示す矢印2などの表示を設ける。矢印2部分には蓄光性蛍光体を混ぜ込んで成形した蛍光骨材3を用い、その外側には同系統の色の非蛍光性の骨材4を用いる。周囲が明るい状態では蛍光骨材3と非蛍光性の骨材4が同系統の色であることから、矢印2が目立たない。電源が落ちた状態になると、蛍光骨材3を含む矢印2部分が光り、停電時、特に災害時などにおいて避難方向を指示することができる。
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【課題】 長期にわたる安定した保水機能を有し、かつ施工性が良く、維持管理が容易で、経済性にも優れた保水性舗装構造を提供する。
【解決手段】 路盤1の上に不透水層2を形成し、その上に保水材3bを混入した骨材層3を設け、骨材層3を保水部とする。骨材層3の上部には、目地砂などの流失を防止しつつ、骨材層3に保水されている水分を吸い上げ、路面の保水性ブロック5に水分を補給するための吸水材4を敷設する。吸水材4の上部に、路面を構成する保水性ブロック5と水透水性ブロック6を混在させて設置する。雨水は、その一部が主として透水性ブロック6部分から浸透する形で、骨材層3に流れ込む。路面の温度が上昇すると、主として保水性ブロック5の表面から水分が気化し、気化熱により路面の温度上昇が抑制される。
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