説明

三菱レイヨン・テキスタイル株式会社により出願された特許

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【課題】光沢が高度に抑えられ、ソフトで膨らみ感のある風合い、ナチュラルな凹凸感のある、シボ表情感に優れたシボを有する織物を提供する。
【解決手段】初期引張抵抗度が60cN/dtex〜80cN/dtex、酸化チタン含有量が1.0質量%〜2.0質量%なる条件を満足するポリエステルフィラメント糸Aからなる或いはさらに他のフィラメント糸Bとからなる先撚仮撚加工糸、好ましくは先撚での撚糸方向と仮撚加工での加撚方向とが同一の先撚仮撚加工糸にて、織物を構成する。 (もっと読む)


【課題】重合過程において特定の手段を講じることにより、紡糸・延伸工程やその後の後加工工程の操業性が安定し、優れた色調や光沢感等の品位の高いポリエステル繊維を得ることができるポリエステル樹脂組成物を提供する。
【解決手段】主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートから構成され、下記式(a)〜(c)を満足するように、アルカリ土類金属のカルボン酸塩及びリン酸エステルから形成された平均粒子径0.01〜3μmの粒子とゲルマニウム酸化物とを含んでなるポリエステル樹脂組成物である。
(a)100≦M1≦500
(b)0.5×M1≦P≦1.5×M1
(c)20≦G≦150
ただし、M1、P及びGは、それぞれ出来上がりのポリエステル樹脂組成物に対する、アルカリ土類金属原子の含有量(ppm)、リン原子の含有量(ppm)及びゲルマニウム原子の含有量(ppm)を示す。 (もっと読む)


【課題】ポリエステル繊維糸とアクリル繊維糸の組み合わせの交編編地でありながら、同浴染めによる同色性に優れた染色交編編地の提供。
【解決手段】エチレンテレフタレートを主単位とし、ジカルボン酸成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸2〜2.5モル%およびアジピン酸3〜7モル%を含む共重合ポリエステルからなるポリエステルマルチフィラメント糸と、アクリロニトリル主体の重合体からなるアクリル短繊維紡績糸とを用いて構成した交編編地を、カチオン基が封鎖されていないカチオン染料にて90〜110℃の同浴で染色してなる。 (もっと読む)


【課題】麻織物の欠点である形態安定性が悪い、皺が生じ易い、発色性や染色堅牢度に劣る等の問題点を改善し、ナチュラルな杢調や高級感に優れ、さらには爽やかな清涼感、快適な着用感、高級感を有する麻調織物を提供する。
【解決手段】異色或いは濃色、淡色にそれぞれ着色された3本以上のフィラメント糸から構成され、淡色に着色されたフィラメント糸の周囲に異色或いは濃色に着色されたフィラメント糸と淡色に着色されたフィラメント糸とが捲回された仮撚スラブ加工糸からなる織物であって、織物を構成する仮撚スラブ加工糸は、1〜15cmの道中部、1〜10cmの異色或いは濃色スラブ部、1.5〜12cmの淡色スラブ部、5mm以下の異色或いは濃色点状ネップ部、5mm以下の淡色点状ネップ部をランダムに有する。 (もっと読む)


【課題】優れたドライタッチ感、光沢感と共に、適度な膨らみ感と優れた弾力性を織編物に付与し得るセルロースエステル系複合糸及びかかる特長を有する織編物を提供する。
【解決手段】ポリエステル高配向未延伸糸1を仮撚係数が5.0×10〜1.5×10、仮撚温度が(Tg+40℃)〜(mp−30℃)(Tg:ポリマーのガラス転移温度(℃)、mp:ポリマーの融点(℃))、加撚張力が0.1〜0.3cN/dtexにて仮撚加工して得たポリエステル捲縮糸8と、セルロースエステル系フィラメント糸2とを混繊交絡処理により複合してセルロースエステル系複合糸11とし、またこの糸で織編物とする。 (もっと読む)


【課題】各種スポーツ衣料分野や肌着分野に好適な、経方向と緯方向の伸縮バランスに優れたストレッチ性と、プレーンな表面の外観を有する経編地を提供する。
【解決手段】非弾性糸からなるフロント部とポリウレタン弾性糸からなるバック部を有するハーフ組織の経編地であって、要件(1)1.3≦C/W≦1.6(但し、Cは経編地の緯密度(コース/インチ)、Wは経編地の経密度(ウェル/インチ))、及び要件(2)経編地における非弾性糸の含有率が70〜90質量%、ポリウレタン弾性糸の含有率が30〜10質量%、を満足する経編地。 (もっと読む)


【課題】セルロースアセテート繊維特有の高い光沢とドライな感触、深みのある色調、さらには他繊維との親和性に優れるといった性能を維持しつつ、優れた、保水性、吸湿性、放湿性、吸水性および速乾性を同時に発揮することができる複合繊維、繊維製品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 低結晶性セルロースからなる中間層をトリアセテートからなる外層で挟んだ三層構造の単繊維からなり、
当該単繊維の繊維軸に直角方向の断面が中央に突出した突起がある凸状であり、
当該凸状断面の両方の入隅部に中間層が露出しており、ldおよびlwが下記式(a)を満足する複合繊維。
d>lw ・・・(a) (もっと読む)


【課題】麻織物、綿麻織物、セルロース系フィラメント糸織物の特長である清涼感や快適性と、梳毛織物の特長である太細差が少なく、スラブ等の目立たない外観や光沢、膨らみ感のある風合いを有し、着用感や可縫性に優れた梳毛調伸縮性織物を提供する。
【解決手段】R率が8%以下で熱セット性を有するセルロース系フィラメント糸と、熱収縮性の異なる2種のポリマーからなるポリエステル複合繊維フィラメント糸とからなり、各長さが30〜230cmの未解撚部と過解撚部を有し、ポリエステル複合繊維フィラメント糸の混率が15質量%以上50質量%未満である複合仮撚加工糸にて構成された梳毛調伸縮性織物。R(%)=[(m−m’)/m’]×100。m:試料の標準状態の質量(g)。m’:試料の絶乾質量(g)。 (もっと読む)


【課題】麻織物の形態安定性に劣る、皺が生じやすい、発色性や染色堅牢度が低い等の欠点を改善し、麻織物の特長を表現した従来の麻調織物では表現出来なかった意匠性の高い異色スラブ表現を付与した麻調織物を提供する。
【解決手段】以下の条件(1)〜(3)を満足する仮撚スラブ加工糸を有する異色スラブ麻調清涼織物。(1)濃色に染色された部分と淡色に染色された部分、或いは異色に染色された部分のそれぞれの部分に太部と細部が存在し、それぞれがランダムに出現するスラブ形態を有する。(2)R率が8%以下のセルロースフィラメント糸と、該セルロース系フィラメント糸に対して異色に染色可能な繊維のフィラメント糸とで構成される。(3)R率が8%以下のセルロース系フィラメント糸の混率が50重量%以上で構成される。R率は、試料の標準状態の質量及び絶乾質量より式R(%)=[(m−m')/m']×100によって算出する。 (もっと読む)


【課題】常圧染色が可能で、かつ鮮明性に優れたカチオン染料可染性で、強伸度特性に優れ、かつ耐久性に富み、ソフト風合いを有するカチオン可染性複合繊維及びその製造方法と、同繊維を含む繊維製品を提供する。
【解決手段】単繊維繊度が0.5〜2.0dtex、破断強度が3.0cN/dtex以上、破断伸度が25%以上、紫外線照射300hr後の強度保持率が40%以上であるカチオン可染性複合繊維である。特に、同繊維の鞘部が、主たる繰り返し単位がポリエチレンテレフタレートから構成され、ジカルボン酸成分として5−ナトリウムスルホイソフタル酸が1.0〜3.0mol%、及びアジピン酸が3.0〜10.0mol%共重合された変性ポリエステルからなる。また芯部は、高分子量型ヒンダードアミン系安定剤を0.3〜5.0質量%含有したポリアミドで、芯部の比率が33〜66体積%であることが好ましい。 (もっと読む)


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