説明

日本海環境サービス株式会社により出願された特許

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【課題】工程が少なく比較的温和な操作条件で分解が可能で、またその分解率も高く、さらに構造が簡単かつ安価で准密閉系の無害化処理装置を使用して、幅広い形態の有機ハロゲン化合物に適用可能な有機ハロゲン化合物の無害化処理方法を提供する。
【解決手段】固相あるいは半固相に吸着又は付着した有機ハロゲン化合物を准密閉容器に入れ、温和な条件下(260℃程度以下の加温、常圧)で更に微量の不活性ガス(不活性ガスとは、N2、アルゴン、ヘリウムガス等をいう)を流入させる状態でアルカリ剤及び脱水剤として作用する薬剤を攪拌混合する。
【効果】固相あるいは半固相に吸着又は付着した有機ハロゲン化合物を、温和な条件下で、簡単な処理工程で、かつ安価な装置で95%以上の脱ハロゲン化処理が可能となる。又、攪拌混合の際に硬質なボール等の衝撃体による衝撃エネルギーを加えれば、該固形物あるいは該半固形物の充分な微粉砕化と、更に脱ハロゲン化処理を進めることが可能となる。 (もっと読む)


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