説明

株式会社ナカガワにより出願された特許

1 - 1 / 1


【課題】不活性ガスの充填や酸化防止剤の添加によることなく、揚げ玉の油脂の酸化を抑制して、良好な品質を長期にわたって保つことを可能とする。
【解決手段】この発明にかかる食品は、揚げ玉を主材料とし、のしいかをそのまま油で揚げたもの(のしいか素揚げ)、のしいかに水で溶いた小麦粉を付けて油で揚げたもの(イカ天)、干した小エビを油で揚げたもの(干しエビ素揚げ)のうちの少なくとも1種が揚げ玉に混合されて成る。特に、総重量に対して2.5重量%の割合でイカ天が混合されているサンプルについては、イカ天が未混合のサンプルでは3ヶ月経過時点で過酸化物価が50(meq/kg)に達しているのに対し、6ヶ月経過時点でも過酸化物価が半分の25(meq/kg)程度であり、イカ天が揚げ玉の油脂の酸化防止に極めて有効に機能する結果、かなりの長期間安定して保存することができる。 (もっと読む)


1 - 1 / 1