説明

株式会社ACTGenにより出願された特許

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【課題】優れた抗癌活性を有する新規抗体および該抗体を有効成分とする癌の治療または診断のための薬剤を提供すること
【解決手段】SST-REX法を利用して、癌細胞株由来のcDNAライブラリーから細胞表面に発現あるいは細胞から分泌される蛋白質をコードするcDNAを選抜し、選抜したcDNAがコードする蛋白質に対するモノクローナル抗体を作製して、in vitroおよびin vivoにおける抗癌活性を検討した結果、MANSC1蛋白質に結合し、優れた抗癌活性を有するモノクローナル抗体を見出した。さらに、MANSC1蛋白質における、この抗体におけるエピトープを含む領域を同定すると共に、この抗体の軽鎖および重鎖の可変領域の構造を決定することに成功した。 (もっと読む)


【課題】 子宮体がん組織を高い感度と特異性で検出することができる、子宮体がんの検査方法を提供すること。
【解決手段】 ヒトから分離された生体試料における、CRELD1遺伝子、GRK5遺伝子、及びSLC25A27遺伝子からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現を検出することにより、高い感度と特異性で、子宮体がんの検査を行うことができることを見出した。 (もっと読む)


【課題】がん患者由来のB細胞に発現する抗体遺伝子を、培養がん細胞由来のがん抗原ライブラリーを用いてスクリーニングすることにより、B細胞の採取源に限定されない、より普遍的な新規のがん抗原に対する抗体遺伝子を同定すること。
【解決手段】がん患者から得られる末梢血より血清及び末梢血単核球と、シグナルシークエンストラップ(SST−REX)法を用いて作製したがん抗原ライブラリー細胞とを接触させ、ヒト抗体を認識しうる標識化抗体と、トロンボポエチン受容体(MPL)を認識しうる標識化抗体とを用いた2重染色を行い、抗体−SST細胞複合体を検出・回収する。この複合体から、抗原タンパクの遺伝子配列を同定して組換え抗原タンパク質を作製し、このr抗原タンパク質で標識したB細胞を1細胞ずつ分取する。1細胞から全RNAを抽出し、抗体遺伝子の塩基配列を解析する。 (もっと読む)


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