説明

アネスト岩田株式会社により出願された特許

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【課題】半導体製造工程等において、反応性を有する特殊ガスを吸い込むような場合に好適なスクロール形真空ポンプを提供する。
【解決手段】固定スクロールに設けた渦巻状の固定ラップと、旋回スクロールに設けた渦巻状の旋回ラップを、圧縮室5内において相互に嵌入させるとともに、該旋回スクロールの端板の鏡面と当接する端面の外周側に凹設したダストシール溝部にダストシールを嵌入させ、固定スクロールに対して一定の偏心量で旋回させることにより、吸入孔から吸入した気体を、中心方向への移動に伴って圧縮して外部に排出させるスクロール形真空ポンプであって、前記ダストシール部より内周側に環状溝を設け、この環状溝に穿設した流入孔から不活性ガスを導入する。 (もっと読む)


【課題】低コストな手段で、ロータ間に形成される圧縮ポケットの過圧縮を緩和し、脈動や動力損失及び到達圧力の悪化等を抑制する。
【解決手段】ポンプ室12の内部で、回転軸18a、18bに、爪部22a、22bをもつ雄ロータ20と、該爪部が侵入する凹部26a、26bが形成された雌ロータ24が取り付けられている。回転軸18a、18bを含む平面Lに対し、雌ロータ24の回転方向上流側に窪み32a、32bが刻設されている。窪み32a、32bは、圧縮ポケットPが吐出口30との連通を止め、吐出口30から分離した時から、圧縮ポケットPが徐々に縮小して消滅する時まで、該窪みを介して圧縮ポケットPと吐出口30とを連通させるように、かつ圧縮ポケットPが消滅すると同時に、吐出口30との連通を止めるように、配置位置及び大きさ、形状が選定されている。 (もっと読む)


【課題】空気圧縮機から吐出される圧縮空気の保有熱を効率良く回収し、回収した熱エネルギーを空気圧縮機の消費電力節減に利用可能にする。
【解決手段】オイルフリー型空気圧縮機16の吐出経路12と低沸点媒体が循環する循環経路14とを備え、循環経路14に圧縮空気の保有熱で低沸点媒体を加熱し蒸発させる蒸発器22と、蒸発器22の上流側で圧縮空気の保有熱で低沸点媒体を余熱するプレヒータ24とを備えている。蒸発器22で蒸発し高圧となった低沸点媒体でスクロール型膨張機30を回転させ、スクロール型膨張機30の回転軸に接続された発電機36で発電させる。スクロール型膨張機30を出た低沸点媒体を凝縮器32で冷却し凝縮させる。発電機36で発電した電力でオイルフリー型空気圧縮機16の消費電力を補う。 (もっと読む)


【課題】半導体製造工程等において、反応性を有する特殊ガスを吸い込むような場合に好適なスクロール形真空ポンプを提供する。
【解決手段】固定スクロールに設けた渦巻状の固定ラップと、旋回スクロールに設けた渦巻状の旋回ラップを、ハウジングに設けた圧縮室5内において相互に嵌入させるとともに、旋回スクロールを、自転することなく固定スクロールに対して旋回させるようにし、かつ旋回スクロールの自転運動を防止するための自転防止機構部を配設したスクロール形真空ポンプにおいて、前記固自転防止機構部8a、8b、8cの周囲の空間を連通する環状溝11cを旋回スクロールに対向する筐体11の端面に設け、この環状溝11cに穿設した流入孔11dから不活性ガスを導入する。 (もっと読む)


【課題】両回転型のスクロール式流体機械において、螺旋状ラップ及び端板で形成される密閉空間で発生した液状物を、低コストな手段で効率良くハウジング外に排出する。
【解決手段】油冷式スクロール式圧縮機10Aのハウジング36の外側壁内面に排出管54を設けている。排出管54の流路を形成する内側面57は、ハウジング36の内面36aに段差なく連設され、かつ内面36aの接線tの方向に向けられている。排出管54の開口56には、ハウジング36の内面36aから内側に突出した突出壁60が形成されている。ハウジング36内に滞留し、内面36aに沿って旋回する潤滑油を含む液状物rは、開口56から排出管54に捕集される。 (もっと読む)


【課題】駆動スクロール体と従動スクロール体とを同期回転させる連動機構の長寿命化及び低コスト化を実現する。
【解決手段】駆動スクロール側端板14の周縁部に貫通孔14bを穿設し、貫通孔14bにピン部材52を固定する。貫通孔14bに対面する従動スクロール側渦巻き状突起体26に基台44,46を設ける。基台44,46の対向面44a、46aに円柱形状の凹部48を刻設し、凹部48にアルミ製の回転体50を遊嵌する。回転体50に偏心孔51を穿設し、偏心孔51にピン部材52を遊嵌する。かかる構成の連動機構42Aをスクロール端板の外縁部に、等間隔に奇数個等間隔に配設する。回転体50に付加される荷重F及びFが同一面に作用するようにする。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、除湿行程の圧力損失を伴わず、ドレインの処理が不要であり、かつ圧縮された除熱空気を連続して供給するようにした空気圧縮装置を提供する。
【解決手段】モータ2により駆動される圧縮機1と、圧縮機1から吐出される圧縮空気の圧縮熱を、送風機4から送風する空気をもって除去する熱交換器3と、圧縮機1が吸引する乾燥空気を流す吸気路9と、吸気路9と隔壁10で仕切って隣接配置され、送風機4から送風され、熱交換器3により加熱された再生空気を流す排気路11と、圧縮機1が吸引する空気中の水分を吸着し、再生空気により水分を脱着される吸着剤を担持し、吸気路9と排気路11とに跨るように回転自在に配置された円筒状の除湿ローター5とを備える。 (もっと読む)


【課題】ヒータが不要であり、且つ、気体透過膜を必要としないため、気体透過膜を透過する際に揮発物質等が悪影響を受けることがないVOC除去液再生・回収装置及び再生・回収方法を提供する。
【解決手段】VOC除去液を噴霧する送液ポンプ及びノズルと、前記ノズルを内部に配置した真空容器と、前記真空容器内部を減圧してVOC除去液に含まれるVOCを真空蒸発させる真空ポンプと、前記真空容器内に蒸発促進気体を導入する気体導入機構と、前記真空容器から処理後のVOC除去液を排出する排液機構と、を有し、外部からの空気を圧縮して熱エネルギー及び圧力エネルギーを有する圧縮空気を生成する圧縮機を備え、前記送液ポンプからノズルに至る通路上に熱交換器を設け、該熱交換器で前記VOC除去液と前記圧縮空気を熱交換して、前記熱エネルギーを前記VOC除去液に供給するとともに、前記送液ポンプは空気圧を動力源として駆動するエアー駆動型ポンプであって、該ポンプの動力源として前記圧縮空気の圧力エネルギーを利用する。 (もっと読む)


【課題】
乾式塗装ブースのバッフル板の交換が容易で、作業者の負担を軽減できるバッフル板及びその取付け板を提供する。
【解決手段】
乾式塗装ブースに用いられる塗料ミストの捕集用バッフル板であって、複数の通気窓16が設けられた矩形の平板11を、該平板11の長辺11aに沿って両側から平行に内側に向けて折り曲げることにより四方が囲まれた角柱状の2つの部屋22、23を形成した塗料ミスト捕集用バッフル板10と、該バッフル板10を塗装ブースに取付けるための取付け板25であって、塗装ブースの前面開口部に複数列横架され、内側に向けて折り曲げられて形成される角柱状の2つの部屋22、23に構成されたバッフル板の底板17、18の上下位置に形成された一対のスリット19に嵌入する、角部をテーパー状に形成した一対の保持爪26を突設して構成される。 (もっと読む)


【課題】精密な膜厚コントロールを必要とせず、ラップ側面に密封性の良好な弾性被膜の形成を可能にすると共に、高精度な膜厚調整が可能な弾性被膜形成手段を実現する。
【解決手段】熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂10〜20重量%、MoS20〜30重量%、グラファイト5〜10重量%、及び残部が有機溶媒からなる塗装液を、吹付ノズル52から旋回スクロール体20のラップ側面24aに吹き付ける。吹付け時回転台32上の旋回スクロール体20を回転させると共に、吹付ノズル52を吹付け開始時の姿勢を保持したまま、直線状移動経路L上を旋回スクロール体20の径方向外側へ向けて移動させる。塗装後塗装液を焼付け乾燥させ、馴染み運転を経て弾性被膜をラップ側面間クリアランスに応じて弾性変形可能な膜厚に形成する。 (もっと読む)


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