説明

株式会社トウネツにより出願された特許

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【課題】溶湯の清浄度低下の抑制に好適な1槽型の低圧鋳造用溶湯保持炉を提供する。
【解決手段】溶湯を保持する炉本体10と、炉本体10の上方に設置される金型へ溶湯を注湯するストーク20と、溶解炉からの溶湯を炉本体10内に受ける給湯口30及び給湯シュート31と、を備え、加圧気体による圧力により、保持する溶湯を、ストーク20を介して押上げ、金型キャビティ内に充填する低圧鋳造用溶湯保持炉を対象としている。そして、炉本体10の炉壁15に沿った周辺領域の炉床14に、前記ストーク20の下端に臨む領域の炉床14を部分的に囲んで炉床14から立上がり、保持する溶湯の下層領域を仕切る仕切壁16を設けた。そして、前記仕切壁16と炉壁15とにより、給湯シュート31の出口から炉壁15に沿って周回する開放通路17を形成した。 (もっと読む)


【課題】脱脂工程後の焼結工程時においても加熱室内の雰囲気の清浄性を確保することができ、また、加熱室自体の耐久性を向上させることができ、さらに、冷却工程時、材料を短時間で均一に冷却することができる一室型真空炉を提供する。
【解決手段】補助排気管4は炉体1と同軸上に加熱室20内と連通して配置され、可動排気管4aと固定排気管4bとからなる。固定配管4bの外径は可動排気管4aの内径より小径で下部加熱室部20bから加熱室20内に挿通している。可動排気管4aの外径は炉体1内に連通接続する主排気管5の内径より小径で固定排気管4bに外装され、上昇位置と下降位置との間を昇降自在に支持されている。主排気管5の内径は可動排気管4aの外径より大径で可動排気管4aに所定隙間をもって外装されている。可動排気管4aの上昇位置において、可動排気管4aの下端部が主排気管5内に、また、固定排気管4bの下端部が可動排気管4a内に遊嵌状態で位置する。 (もっと読む)


【課題】 補給用溶湯保持炉から鋳造用溶湯保持炉溶湯を酸化させることなく自動的に、かつ鋳造用溶湯保持炉内の溶湯量を容易に管理することのできる溶湯の配湯方法を提供する。
【解決手段】 補給用溶湯保持炉内の溶湯と任意の1台の前記鋳造用溶湯保持炉内の溶湯および各鋳造用溶湯保持炉内の溶湯がそれぞれサイホン機能を有する連通管を介して連通され、前記補給用溶湯保持炉内の溶湯レベルを、前記連通管でのサイホン作用を破壊しない低位湯面レベルと前記各鋳造用溶湯保持炉の溶湯がオーバーフローしない高位湯面レベルとの範囲内になるように管理しつつ前記連通管のサイホン作用によって前記補給用溶湯保持炉の溶湯を前記各鋳造用溶湯保持炉に配湯する。 (もっと読む)


【課題】 加圧部及び出湯部の内壁面の亀裂や破損して、加圧部での圧力を安定して確保するとともに、出湯部での溶湯漏れを防止する。
【解決手段】 2室型低圧鋳造用溶湯保持炉1は、加圧部32及び出湯部33の各内壁面が筒状のファインセラミックス製一体焼成物からなる内張部材34.34で構成され、加圧部32の内張部材34の下端34aを金型のキャビティ内への溶湯充填完了時における湯面レベルL22以下の位置とする一方、出湯部33の内張部材35の上端35bを溶湯保持室11の上限湯面レベルL11以上の位置とするとともにその下端35aを加圧部32内の加圧開放時における湯面レベルL23以下の位置としたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱膨張が発生しても炭化珪素発熱体の端子側端部と端子部材間の安定した電気的接触状態を維持することができる片端子型炭化珪素発熱体の電極構造を提供する。
【解決手段】炭化珪素発熱体の端子側端部1を一方に位置させ、この端子側端部1の対向空間2に絶縁部材7を介在させ、対向空間2によって隔てられた各分割端部3,4の外周面に金属製端子部材9をそれぞれ接触配置することからなる片端子型炭化珪素発熱体の電極構造において、炭化珪素発熱体の端子側端部1の周囲に円筒状の絶縁性セラミックス体5を配置し、この絶縁性セラミックス体5の内周面と金属製端子部材9の外面との間に、一方面が絶縁性セラミックス体5の内周面に、他方面が金属製端子部材9の外面にそれぞれ圧接する状態で金属製固定部材10を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 多様で高度な鋳造を実行できる装置を提供する。
【解決手段】
金型20は、型締め状態で車両用ホイール成形空間を形成する。金型20の下方には第1溶湯保持炉50が配置され、金型20の下方から離れた位置に複数の第2溶湯保持炉60が配置されている。第1溶湯保持炉50の溶湯は出湯管35を介して金型20のセンターゲート25に供給される。第2溶湯保持炉60には密閉ポット65が収容されており、この密閉ポット65の底部近傍には開閉可能な出湯口及び給湯口が設けられている。密閉ポット65での吸引動作により第2溶湯保持炉60の溶湯が密閉ポット65に導入され、この密閉ポット65での加圧動作により密閉ポット65内の溶湯が出湯管36を介して金型20のサイドゲート26に供給される。 (もっと読む)


【課題】 高品質の鋳造品が得られる低圧鋳造装置を提供する。
【解決手段】
低圧鋳造装置は、金型20と溶湯保持炉30を備えている。金型20は、成形空間に連なる複数のゲート25,26を有する。溶湯保持炉30の坩堝32には複数のポット33,34が収容されており、ポット33,34には、ゲート25,26に接続されたストーク35,36が収容されている。ポット33,34の底部近傍には溶湯取入口51が形成されている。溶湯取入口51を開いた状態で、ポット33,34内を負圧にすることにより、坩堝32内の溶湯をポット33,34内に吸い込む。次に、溶湯取入口51を閉じた状態で、ポット33,34に加圧気体を供給することにより、ポット33,34内の溶湯をゲート25,26に供給する。複数のポット33,34に対する上記吸引動作及び/又は上記加圧気体供給動作は、個別に制御される。 (もっと読む)


【課題】溶湯の円滑な流れの確保、清浄な適温の溶湯の確保を可能とする他、小型化及び保守点検の容易化を可能とした溶湯定量供給用保持炉を提供する。
【解決手段】溶湯補給口22を有する溶湯保持室11と出湯口35を有する出湯室13とが、溶湯保持室11に連通する開閉可能な給湯口25及び出湯室13に連通する開閉可能な排湯口26を底部に有する溶湯供給室12を間にして並設され、溶湯保持室11、出湯室13のそれぞれに浸漬チューブヒータ24,34を配するとともに、溶湯供給室12に室内を加減圧する加減圧用流路32を接続するとともに、室内の溶湯の高位湯面及び低位湯面を検出するレベルセンサ29を設け、出湯口35を上向きに開口させた構成としてある。 (もっと読む)


【課題】 小型化、熱エネルギの損失の軽減、鋳造製品の品質の安定化を可能とした低圧鋳造用溶湯保持炉及びそこでの溶湯供給方法を提供する。
【解決手段】 開閉可能な溶湯流通口30を介して連通する並設された溶湯保持室10と加圧室20とを備え、溶湯流通口30の閉状態下で溶湯保持室10内の溶湯を溶湯流通口30の開状態下で加圧室20に供給した後、溶湯流通口30の閉状態下で加圧室20内の溶湯を加圧することにより金型26のキャビティ27内に充填可能に形成した低圧鋳造用溶湯保持炉1において、前記供給に先立ち、溶湯流通口30を開状態にした際に溶湯保持室10から加圧室20に流動する溶湯に逆流を生じさせない予圧を溶湯流通口30の閉状態下で溶湯保持室10内に与え、溶湯流通口30の開状態下での前記供給時も、溶湯保持室10内の加圧状態を維持する加圧用気体を導入する加圧用気体供給口15が溶湯保持室10に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 加圧部及び/または出湯部の内壁面の亀裂及び破損、並びに、前記内壁面への固着物の除去作業時における前記内壁面の損傷を防止し、溶湯に対する圧力制御の良好な精度を維持し、金型への溶湯の汚染防止を可能とした低圧鋳造用保持炉を提供する。
【解決手段】 溶湯保持室11と加圧室12との間に位置する溶湯流路口24を開閉する遮断弁37を備えるとともに、加圧室12が互いに底部で連通する加圧部32と出湯部33とを備え、かつ、溶湯保持室11内及び加圧室12内にチューブヒータ22,36を配置した低圧鋳造用保持炉1において、加圧部32及び/または出湯部33の内壁面が、円筒状のファインセラミックス製一体焼成物からなる内張部材34,35で形成された構成としてある。 (もっと読む)


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