説明

三信建設工業株式会社により出願された特許

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【課題】油圧シリンダなどの大掛かりな装置なしで開閉できる攪拌翼を備え、シンプルでコンパクトな構造の攪拌装置を提供する。
【解決手段】攪拌装置は、攪拌ロッド2と、上下方向にスイング可能な一対の攪拌翼43と、攪拌翼を所定位置で固定するためのストッパー61と、このストッパーによる固定を解除するための解除機構(ガイド孔33,位置決めピン45)を有している。攪拌翼43は、貫入時には、その先端を上に向け攪拌翼が上に閉じた状態になる閉翼位置にセットされる。攪拌時には、攪拌翼を開放し、攪拌径Dが最大となるようにスイングさせて開翼し、ストッパー61により固定される。引抜時には、ストッパー61による固定を解除して、攪拌翼43を垂れ下がった位置にスイングさせて閉翼させる。攪拌翼43の開閉動作は、攪拌装置の引抜き時・回転方向切替時に土砂から受ける抵抗により行われ、油圧や押し棒等の装置は不要である。 (もっと読む)


【課題】センサー等の電気的感知手段を用いることなく、確実に攪拌翼の開閉状況を把握できる簡易な開閉翼作動感知装置を提供する。
【解決手段】開閉翼作動感知装置7は、開閉式攪拌翼43と吐出口47と該吐出口に通ずる流路とを有する攪拌装置において用いられる。この感知装置は、吐出口又は流路を開閉するための弁体(遮蔽板)71を有している。該弁体は、攪拌翼43の開放動作に連動するように設けられており、攪拌翼が閉翼位置にあるときに閉弁状態にあり、攪拌翼が開翼位置にあるときに開弁状態にある。この感知装置を用いて攪拌翼43の開閉状況を感知するにあたっては、攪拌翼を閉翼位置から開翼位置へ変位させることによって、該攪拌翼に連動する弁体71を開弁させ、吐出口47から流体を吐出できるようにする。次いで、流路を介して吐出口47から流体を吐出させ、その際、流体の吐出圧力及び流量に基づいて攪拌翼の開閉状況を感知する。 (もっと読む)


【課題】 アンカー長をなるべく短く抑えつつ、大きな引抜耐力を発揮できるアンカー構造を提供する。
【解決手段】アンカー造成部は、土留め用の張線S1,S2を地盤10内に定着させるためのものであり、支圧拘束具1を用いて構築される。支圧拘束具1は、注入ロッド9により注入されたグラウトを吐出する吐出口4Aを備えた拘束具本体2と、拘束具本体2に拘束された袋材Fとを備えている。支圧拘束具1は、地盤10内に配置されており、張線掛部材52に張線S1,S2を掛け止められている。アンカー造成部は、支圧拘束具1の吐出口4Aから吐出されたグラウトを袋材Fに充填されて、地盤10内に支圧拘束具1を配置するために形成された削孔13の内径よりも大きな外径まで拡径し、充填されたグラウトの固化体と共に拘束具本体2及び張線S1,S2と一体化されている。 (もっと読む)


【課題】注入管集の地盤中に注入材を均一に注入できる注入管構造を提供する。
【解決手段】地盤中に設置される注入外管1と注入外管1内に設置される注入内管2とから構成する。注入外管1は注入外管本体1aと注入外管本体1aの外周に設置された透水性マット材5と透水性マット材5の外周に設置されたフィルム3とから構成する。注入外管本体1aに複数の注入材吐出口1bを形成する。フィルタ3の注入材吐出口1bと異なる位置に注入材吐出スリット3aを形成する。注入材吐出スリット3aは、透水性マット材5内に吐出された注入材の注入圧力の上昇と共に開口するように形成する。 (もっと読む)


【課題】低改良率であっても充分な補強効果が得られる合理的な盛土支持地盤の補強構造を提供する。
【解決手段】盛土10の周縁部下方の盛土支持地盤11中に杭状の第1の地盤改良体1を形成し、その内側に壁状の第2の地盤改良体2を形成し、さらにその内側に杭状の第3の地盤改良体3を形成する。第1、第3の地盤改良体よりも第2の地盤改良体の改良深度の方が深くなるように設定され、第1〜第3の地盤改良体のうち少なくとも1つもしくはいずれもが基礎地盤に達していない。第1の地盤改良体のさらに外側の盛土支持地盤中に壁状の第4の地盤改良体4を形成する。第2の地盤改良体中に芯材5を設ける。第2の地盤改良体の上部に引張材6を定着して外側への変形および変位を拘束する。盛土と盛土支持地盤との層境付近にその全面にわたって敷網材7を敷設する。 (もっと読む)


【課題】通水施設への地下水の流れを考慮した等価透水係数を用いることにより、通水施設の設計を適切に行うことができ、好適に地下水流動の確保を図ることが可能な地下水流動保全工法を提供する。
【解決手段】地下構造物3に設けた通水施設4で、地下構造物3によって遮断された地下水を通過させて地下水の流動を確保する地下水流動保全工法であって、通水施設4を含む地下構造物3全体を等価な透水性を有する材料に置き換えて設定される等価透水係数を、通水施設4への地下水の流れを考慮した等価透水係数算定式を用いて設定する。 (もっと読む)


【課題】土留め壁に設置する井戸構造の開口部の幅と等価井戸半径の精度の高い関係式を求め、この関係式を用いることで井戸構造の設計を適切に行うことを可能にし、好適に地下水流動の確保を図ることを可能にした地下水流動保全工法を提供する。
【解決手段】構築した土留め壁で遮断された地下水を土留め壁2に設けた井戸構造5で集水及び/又は涵養することによって地下水の流動を確保する地下水流動保全工法であって、地下水を集水及び/又は涵養する井戸構造5の開口部5aの幅(B)と、この開口部5aと等価な性能を有する井戸の等価井戸半径(r)との関係を示す式、r=0.27×Bを用いて、井戸構造5の開口部5aの幅(B)を設定する。 (もっと読む)


【課題】土留め壁に設けた井戸構造の開口部の透水性を反映させて、井戸構造の設計を適切に行うことができ、好適な地下水流動の確保を図ることが可能な地下水流動保全工法を提供する。
【解決手段】構築した土留め壁で遮断された地下水を土留め壁に設けたスリット状の井戸構造で集水及び/又は涵養することによって地下水の流動を確保する地下水流動保全工法であって、井戸構造の井戸効率を、井戸構造の開口部に充填された充填材の透水性を考慮した式を用いて設定する。 (もっと読む)


【課題】 隣地に隣接して建造されている基礎杭を有する地下構造物を、矢板などの山留めを用いることなく安全確実に解体し、完全に撤去できる基礎杭を有する地下構造物の解体撤去工法を提供する。
【解決手段】 地下構造物の隣地境界に面した外殻部を構成する壁を貫通して隣地地盤下方に向かうボーリング孔を面状に複数個並べて穿設し、各ボーリング孔に撤去式グランドアンカー又は地山補強土等を設置して山留め支保工を施し、前記壁を隣地地盤に固着する第1工程と、前記外殻部を構成する壁、又は壁及び柱を残して、内側のスラブや柱、仕切壁、耐圧板等の内側地下構造物を解体撤去して中空スペースとする第2工程と、前記地下構造物の基礎杭を撤去し撤去跡を埋め戻す第3工程と、前記壁、又は壁及び柱を下部から順次切断して撤去する度ごとに撤去した部分に対応する中空スペースを順次土砂で埋め戻す第4工程とでなる基礎杭を有する地下構造物の解体撤去工法による。 (もっと読む)


【課題】隣地に隣接して建造されている地下構造物を、矢板などの山留めを用いることなく安全確実に解体でき、完全に撤去できる地下構造物の解体撤去工法を提供する。
【解決手段】地下構造物1の隣地境界に面した外殻部を構成する柱2と壁3とを除いて、内側のスラブ6や柱、仕切壁、耐圧板7、内側基礎8を解体撤去する第1工程と、前記内部のスラブ、柱、仕切壁、耐圧板、内部基礎が撤去された空間に、外殻を構成する柱や壁を撤去する際隣地が崩落するのを防止するための土を埋め戻す第2工程と、撤去し残された隣地境界に面した外殻部を構成する柱と壁とを複数個所で垂直方向に切断・分離する第3工程と、切断・分離された柱や壁を順次引き抜き、又は下端からグラウトを注入することによって押し上げ、あるいは前記引き抜きと押し上げを併用して撤去する第4工程とでなる地下構造物の解体撤去工法による。 (もっと読む)


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