説明

株式会社水道技術開発機構により出願された特許

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【課題】サイズや材質が種々異なる切屑が混在する場合であっても、切屑を適切に回収可能な切屑回収装置を提供する。
【解決手段】分岐管部20を有する分岐ケース2で取り囲まれた水道管1の周壁をカッターにより切削する工事で用いられ、切削時に生じた切屑を回収する切屑回収装置であって、分岐管部20を閉塞する位置に取り付けられる装置本体51と、装置本体51を貫通する中空軸状をなし先端口52aが分岐管部20を通じて水道管1に進退可能に構成された中空シャフト部52とを有する。中空シャフト部52は、先端口52aを覆う位置にメッシュ54bが取り付けられ、メッシュの孔を通過可能なサイズの小切屑K1を流体と共にメッシュ54bの孔を介して吸引して外部に排出可能にされていると共に、メッシュ54bの孔を通過不能なサイズの大切屑K2を吸引力によってメッシュ54bに吸着可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】設備費の低廉化と穿孔作業の容易化、能率化を図る。
【解決手段】穿孔装置Cの合フランジ40に、第1仕切弁装置B1の第1受口部15に形成された第1連結フランジ16と第2仕切弁装置の第2受口部に形成された第2連結フランジ及び第3仕切弁装置の直管状接続口部に形成された第3連結フランジとに対して分岐軸芯X方向からで択一的に連結可能な第4連結フランジ40Aと、第1受口部15のパッキン装着用のテーパ状内周面15bと第2受口部のパッキン装着用のテーパ状内周面とに対して分岐軸芯X方向から択一的に入り込み可能で、且つ、直管状接続口部の端面に分岐軸芯X方向で対面する端面を備えた筒状部とが形成され、合フランジ40の筒状部には、第1受口部15のテーパ状内周面15bと第2受口部のテーパ状内周面及び直管状接続口部の端面とに対して択一的に当接して水密にするパッキン43が設けられている。 (もっと読む)


【課題】穿孔作業の確実化を維持しながら、その穿孔作業終了時点で、ロックリングの存在にかかわらず分岐管の接続作業を能率良く容易に行う。
【解決手段】既設管1に装着されたT字継手Aの分岐口部6に、ロックリング18をロック解除状態に保持するロック解除操作具21をそれの操作部21cが受口部16の外部に位置する状態で設けてある仕切弁装置Bを連結する工程と、ロック解除操作具21を引抜き操作した状態で仕切弁装置Bの受口部16の連結フランジ17に、合フランジを介して穿孔装置を連結する工程と、仕切弁15を開弁操作して穿孔装置で既設管1の管壁1Aに貫通孔を形成する工程と、仕切弁15を閉弁操作した状態で合フランジと穿孔装置を撤去する工程とを有し、ロック解除操作具21でリング装着溝16b内のロックリング18を拡径したロック解除状態に再保持するロック解除工程に備える。 (もっと読む)


【課題】穿孔口の端面にシーリング処置を容易且つ確実に施すことができ、しかも安定した設置を可能として施工の確実性が高い穿孔口の閉塞器具、閉塞方法及びその閉塞器具の装着機を提供する。
【解決手段】
分岐ケース2の分岐管部20に内嵌されて取り付けられる筒状部材4と、穿孔口10を通じて管内に挿入される内蓋部51を先端に有し、筒状部材4に挿通されるボルト部材5と、ボルト部材5に螺合され、筒状部材4に対して穿孔口10から離れる方向に係合するナット部材6と、ボルト部材5が挿通される筒状に形成され、内蓋部51とナット部材6との間に介在し、穿孔口10の端面に対向して配置されるシール部材7とを備え、ナット部材6の回転に伴って、ボルト部材5が穿孔口10から離れる方向に移動し、それにより軸方向に圧縮されたシール部材7が拡張変形するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ライニング管に対する不断流状態での貫通孔の形成を、貫通孔周縁に連続する管内周面側の樹脂ライニング層の剥離を抑制しながら能率良く確実に行う。
【解決手段】内周面に樹脂ライニング層1が形成されている流体管2の管壁2Aに、流体の流れを維持したまま貫通孔3を形成するライニング管の貫通孔形成方法であって、流体管2に、流体管2の貫通孔形成作業領域を密閉する状態で作業用開閉弁5を備えたハウジングを装着するハウジング装着工程と、ハウジングに連結した穿孔装置の穿孔具で流体管2の管壁2Aに貫通孔3を形成したのち、切断壁片を備えた穿孔装置をハウジングから撤去する穿孔作業工程と、ハウジングに、管壁2Aの貫通孔3に臨む樹脂ライニング層1の樹脂ライニング膜1aを切断可能な膜切断装置Bを取付けて、樹脂ライニング膜1aを貫通孔3の内周縁に略沿って切断分離する膜切断作業工程とが備えられている。 (もっと読む)


【課題】重複爪構造に供される抜止め部材の組み立てミスを防止できるようにした流体管の移動防止装置を提供する。
【解決手段】環状のハウジング7が有する収容溝9には、周方向の両側に張り出して爪8Aが形成された張出部60Aを有する抜止め部材6Aと、周方向の両側に張り出して爪8Bが形成された張出部60Bを有する抜止め部材6Bとが収容されている。セット状態では、その爪8Aと爪8Bとが管軸方向に互いに重なるように配置される。抜止め部材6Aとそれに隣接した抜止め部材6Bとの間には仕切壁20が介在しており、その仕切壁20は、抜止め部材6Aに面する側壁の管軸方向他方側を周方向に突出させてなり、張出部60Aと管軸方向に対向する突部21と、抜止め部材6Bに面する側壁の管軸方向一方側を周方向に突出させてなり、張出部60Bと管軸方向に対向する突部22とを有する。 (もっと読む)


【課題】不断水切削において、分岐ケースの分岐管部のフランジ面に堆積した切屑を容易に回収することができる切屑回収方法と切屑回収装置を提供する。
【解決手段】水道管1に分岐ケース2を外嵌装着し、その分岐管部20のフランジ面21を上方に向ける。次に、分岐ケース2の上方に切削装置を取り付けてカッターを下降させ、分岐ケース2で取り囲まれた水道管1の周壁を上方から切削した後、そのカッターを上昇させる。続いて、分岐ケース2の上方から切削装置を取り外して切屑回収装置5を取り付け、清掃治具52を下降し、それにより掃き部材53をフランジ面21に対向させる。そして、清掃治具52を操作し、掃き部材53をフランジ面21に沿って周方向に移動させ、フランジ面21に設けてある貫通孔を通じて切屑を排出する。 (もっと読む)


【課題】分岐口を簡便に密栓することができ、しかもその密栓の解除が簡便となる分岐管の撤去方法と、その方法に用いられる分岐口の密栓装置を提供すること。
【解決手段】まず、仕切弁2から分岐管を取り外し、挿入治具4を用いて栓部材5を仕切弁2に挿入する。栓部材5は、分岐口10を密封可能なシール部と、そのシール部よりも先端側に設けられた張出部と、前記シール部と前記張出部との間に形成され、分岐口10の内周に設けた係合突起が当接可能な壁面とを備える。次に、仕切弁2を通じて栓部材5を分岐口10内に配置し、前記張出部が前記係合突起の欠落部を通過した状態にする。続いて、栓部材5を回転させて前記張出部と前記係合突起との周方向位置を合わせ、前記張出部と前記係合突起とを係合させる。その後、分岐口10から仕切弁2を取り外す。 (もっと読む)


【課題】抜止め部材の爪を均等に食い込ませて、流体管の損傷を防止することができる流体管の移動防止装置と移動防止方法を提供する。
【解決手段】軸芯方向に沿って外径が変化する傾斜面63と、傾斜面63の外径が大きくなる前方側に形成された前方爪8Aと、傾斜面63の外径が小さくなる後方側に形成された後方爪8Bとを有する抜止め部材6と、水道管Pの外周面2aに向けて開口した収容溝9内に抜止め部材6を収容する環状のハウジング7とを備え、収容溝9に取り付けた押ボルト10の先端に傾斜面63を径方向内側に押圧する押圧面13が設けられ、その押圧面13が傾斜面63に対して傾斜し、押圧面13の前方側に傾斜面63から離れた離間部13aが形成され、押圧面13の後方側に傾斜面63と当接する当接部13bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】水道管に螺合接続されている第1接続部材及びこれに螺合接続されている第2接続部材を少ない作業工程数で能率良く確実に撤去する。
【解決手段】第1・第2接続部材6,7を相対回転規制手段Aで連結する工程と、水道管2に第1・第2接続部材6,7を水密状態で囲繞する作業用ケース17を取付ける工程と、第2接続部材7に撤去操作治具Bの撤去操作軸23を連結する工程と、作業用ケース17に撤去操作治具Bの撤去作業ケース27を取付ける工程と、撤去操作軸23を第1接続部材6の螺合解除側に回転操作して、相対回転規制手段Aで連結された第1・第2接続部材6,7を水道管2から取り外す工程と、撤去操作軸23の引き出し操作で第1・第2接続部材6,7を撤去作業ケース27内に移送し、作業用仕切弁16を閉弁操作した状態で撤去作業ケース27を作業用ケース17から撤去する工程とを備える。 (もっと読む)


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