説明

株式会社 免疫生物研究所により出願された特許

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【課題】より高感度に、健常人との識別、アスベスト暴露経験者からの中皮腫患者の鑑別、肺がん等の他の疾患の患者との識別等を有効に行うことのできる中皮腫診断剤等を提供する。
【解決手段】31kDa分泌型Erc/MPF/mesothelinが血液のまま、あるいは血清に分離した状態で室温に3時間以上放置することにより生じるフラグメントのN端側フラグメントを認識する抗体を有効成分とする中皮腫診断剤。 (もっと読む)


【課題】MEPE由来のASARMペプチドの石灰化抑制作用活性部位を利用する、硬組織および/または異所性石灰化抑制作用を有するリン酸化ペプチド、硬組織および/または異所性石灰化抑制剤、硬組織および/または異所性石灰化促進作用を有する抗体、ならびに、硬組織および/または異所性石灰化促進剤を提供する。
【解決手段】リン酸化ペプチドは、MEPEに由来するASARMペプチドの全部または一部のアミノ酸配列を含有し、当該アミノ酸配列における少なくとも二つ以上のアミノ酸残基がリン酸化されたセリンであり、かつ硬組織石灰化および/または異所性石灰化を抑制する作用を有することを特徴とする。抗体は、当該リン酸化ペプチドの活性中心である、リン酸化されたセリンを認識することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安全性の高いフィブリノゲンを低コストで大量に生産可能にする新規な手段を提供すること。
【解決手段】絹糸腺細胞内でフィブリノゲンのサブユニットAα鎖、Bβ鎖及びγ鎖を発現し、凝固活性を有するフィブリノゲンを繭糸中に産生するトランスジェニックカイコを提供した。好ましくは、該トランスジェニックカイコは、中部絹糸腺細胞内で前記サブユニットを発現し、繭糸のセリシン層中にフィブリノゲンを産生する。本発明のトランスジェニックカイコの繭からフィブリノゲンを回収することで、安全性の高いフィブリノゲンを低コストで大量に生産できる。 (もっと読む)


【課題】カイコにおけるコアα1,3−フコース転移酵素活性を有するタンパク質をコードする遺伝子DNAを含む発現ベクター、及びコアα1,3−フコース転移酵素活性を有する組換えタンパク質を提供する。
【解決手段】鱗翅目、カイコのコアα1,3−フコース転移酵素活性を有するタンパク質をコードするDNA、および上記DNAを含む発現ベクター、上記のDNAを含む発現ベクターを宿主細胞又は宿主個体に導入し、得られる形質転換体を培養又は飼育し、及び生産された組換えタンパク質を回収することを含む、コアα1,3−フコース転移酵素活性を有する組換えタンパク質を生産する方法。 (もっと読む)


【課題】血液中のp3−Alcを測定する方法を提供する。具体的には、被験者の血液を有機溶媒処理することを特徴とする血液中のp3−Alcを測定する方法に関する。
【解決手段】低極性有機溶媒と親水性有機溶媒との混合物と血液試料とを接触させることにより、血液を有機溶媒処理することを特徴とする血液中のp3−Alcを効率的に測定することができる。また、血液中のp3−Alcを測定することを含むアルツハイマー病の診断方法に関する。具体的には、被験者から得た血液試料の前処理として有機溶媒処理を行うことにより、血液中のp3−Alcの測定が可能となり、血液検体を用いてアルツハイマー病を診断することができる。 (もっと読む)


【課題】生活習慣病及び/又は癌の診断、特に予後の予知及び再発の予知を可能とするようなマーカーを見出し、これを利用した生活習慣病及び/又は癌の診断剤及び検出方法を提供する。
【解決手段】ヒトアンジオポエチン様因子2(ANGPTL2)に対する抗体を含む、生活習慣病及び/又は癌の診断剤であって、生活習慣病が肥満、インスリン抵抗性症候群、虚血性心疾患、又は炎症性疾患であり、生活習慣病が、糖尿病性網膜症、腹部大動脈瘤、狭心症、又は生活習慣が病態悪化に関与する皮膚筋炎、リウマチなどの膠原病を含む慢性疾患である。また癌が、乳癌、卵巣癌、腎臓癌、肝癌、子宮癌又は皮膚癌である。 (もっと読む)


【課題】エンドサイトーシス依存性DNA取り込み抑制剤、エンドサイトーシス依存性DNA取り込み促進剤、ウイルス感染阻害剤、ウイルス感染予防剤及びウイルス感染促進剤、並びに、遺伝子マーカー、モノクローナル抗体、ハイブリドーマ及びそれらの使用方法を提供すること。
【解決手段】DNaseXタンパク質の機能を増強することによって、エンドサイトーシス依存性のDNAの取り込みを抑制することができる。ここで、DNaseXタンパク質の機能を増強する因子としては、DNaseX遺伝子発現ベクター等である。一方、DNaseXタンパク質の機能を抑制することによって、エンドサイトーシス依存性のDNAの取り込みを促進することができる。ここで、DNaseXタンパク質の機能を抑制する因子としては、例えば、DNaseX遺伝子を標的とするsiRNA等である。また、DNaseX遺伝子のhmRNA、mRNA、タンパク質等の発現レベルによって、ウイルス感染に対する易感染性予測やウイルス感染後の病状推定を行うこともできる。 (もっと読む)


【課題】肝細胞癌の診断方法、およびヒトα2,6シアル酸転移酵素の検出方法を提供すること。
【解決手段】ヒトα2,6シアル酸転移酵素のアミノ酸配列中のSer-Ser-Ala-Gly-Ser-Leu-Lys-Ser-Ser-Gln-Leu-Gly-Arg-Glu-Ile(配列番号1)、又はAsn-Ser-Gln-Leu-Val-Thr-Thr-Glu-Lys-Arg-Phe-Leu-Lys-Asp-Ser-Leu(配列番号2)で表されるアミノ酸配列を認識することができる抗体と、ヒトα2,6シアル酸転移酵素のアミノ酸配列中のCys-Asp-Gln-Val-Asp-Ile-Tyr-Glu-Phe-Leu-Pro-Ser-Lys-Arg-Lys-Thr-Asp-Val(配列番号3)で表されるアミノ酸配列を認識することができる抗体とを組み合わせて用いてサンドイッチ酵素免疫測定(ELISA)法を行うことを含む、ヒトα2,6シアル酸転移酵素の検出方法。 (もっと読む)


【課題】癌、特に大腸癌および胃癌をより正確に診断するための新規マーカーを見出し、これを利用した癌診断剤および癌診断用キット、並びに癌の重篤度の評価方法および予後診断方法を提供すること。
【解決手段】テネイシンC高分子スプライシングバリアントを認識する抗体を含有することを特徴とする癌診断剤及および癌診断用キット並びに癌の重篤度の評価方法および予後診断方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、玄米ないし精白した米が低グルテリン米であるか否かを、簡便、迅速、確実かつ高感度に判定することを課題とする。また本発明は、低グルテリン米に一般米が混入している場合に、その程度を定量することも課題とする。
【解決手段】 発明者らはこれらの問題について鋭意研究した結果、酸性または中性条件下(pH 7以下)にて米を加熱することにより米の内部からグルテリンを溶出させ、グルテリンを認識する抗体を添加して溶出させたグルテリンと反応させて、グルテリンと結合した当該抗体を検出または定量することを特徴とする、低グルテリン米を識別し判定する方法を提供することにより、上述した課題を解決することができることを示した。 (もっと読む)


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