説明

独立行政法人農業生物資源研究所により出願された特許

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【課題】単子葉植物のアグロバクテリウムを介する形質転換法を提供することを本発明の解決課題とする。
【解決手段】所望の組換え遺伝子を含むアグロバクテリウムを介して、単子葉植物を形質転換する方法が提供される。この形質転換方法では、単子葉植物の種子を植物成長因子を含む培地に播種後1〜3日間前培養して発芽させた後、その種子をアグロバクテリウムによって感染させる工程を包含する。この方法によって、イネを含む単子葉植物を迅速に形質転換することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】種々の長さと配列を有する長鎖cDNAについて、一本の試験管内で同時的に高い形成率で逆方向反復配列を形成させることがでる方法、この方法を利用したDNA型RNAiライブラリの調製方法、このライブラリの利用方法を提供する。
【解決手段】標的遺伝子DR構造を有するプラスミドの調製方法。
(1)1つの標的遺伝子を有するプラスミド(プラスミドS:標的遺伝子の両側にニッキングエンドヌクレアーゼ認識部位を有し、各ニッキングエンドヌクレアーゼ認識部位の標的遺伝子側に、DR構造が形成された時に、その間のスペーサー領域に制限酵素認識部位が生成されるための制限酵素認識部位生成用部位を有する)を調製する工程、
(2)プラスミドSにニックを生じさせる工程、
(3)ニックを生じたプラスミドSに鎖置換反応及び引き続き行われるセルフライゲーション反応により、DR構造に変換した標的遺伝子を有するプラスミド(制限酵素認識部位生成用部位によって、2つの制限酵素認識部位が新たに形成される)を調製する工程、
(4)標的遺伝子DR構造を有するプラスミドを含むプラスミド群を、宿主に導入し、得られた形質転換体を用いてクローニングする工程、
(5)クローニングしたプラスミド群を新たに形成された2つの制限酵素認識部位に対する2つの制限酵素で消化する工程、および
(6)消化したプラスミド群から、制限酵素で消化されて直鎖状になったプラスミドを回収する工程、
を含む。 (もっと読む)


【課題】 アグロバクテリウム法によるイネ科植物の形質転換効率を飛躍的に向上させることにより、極めて大量に形質転換体を得ることが可能な形質転換法を提供することを課題とする。また、イネ科植物全般(従来法では形質転換効率が低い種類や品種も含む)に適用可能なアグロバクテリウム法による形質転換法を提供すること、を課題とする。
【解決手段】 アグロバクテリウム法によるイネ科植物の形質転換方法において、イネ科植物のカルスもしくは胚と、外来遺伝子を保持したアグロバクテリウムとの共存培養を、イネのカルスからの抽出物を含む培地を用いて行うことを特徴とする、形質転換効率が飛躍的に向上したアグロバクテリウム法によるイネ科植物の形質転換方法、;前記イネ科植物のカルスが、液体振盪培養によって調製したものである前記形質転換方法、;を提供する。 (もっと読む)


【課題】動物の妊娠診断を受精後可能な限り早期に行うことは、畜産産業の効率化や経済性向上のため非常に重要である。妊娠早期の段階で、迅速且つ高感度で、さらに高い精度で妊娠を診断できる技術を提供する。
【解決手段】動物の受精後の末梢血中血球の各血球画分に発現する特異分子(例えば、ISG15,Mx1,Mx2,OAS-1など)の発現量を分子生物学的手法で検出し、超早期妊娠診断を行う。特定の白血球細胞画分、例えば、顆粒球細胞に発現する遺伝子量などを指標とするのが、超早期妊娠診断に非常に有用である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、植物体の子実粒(種子、頴花又は果実を含む)ひいては粒長の伸長に関する新規な遺伝子の単離・同定、並びに該遺伝子を利用した植物体の子実を増大させる育種方法を提供することを目的とする。
【解決手段】連鎖解析により、植物体の子実(種子、頴花又は果実を含む)の伸長ひいては収量の増加に関するGL5遺伝子の単離・同定に成功した。また、該遺伝子を利用して単子葉植物又は双子葉植物の子実を増大させることができることが明らかとなった。 (もっと読む)


【課題】 簡便な方法で大量のクッパー細胞を効率的に製造することを可能とする方法を提供すること。
【解決手段】 本発明により、肝臓由来の細胞集団の初代培養において、クッパー細胞を活発に増殖させることができる混合培養系を確立するとともに、この混合培養系を利用して大量の高純度クッパー細胞を効率的に製造する新規製造方法を確立することに成功した。 (もっと読む)


【課題】 東京都銘柄豚トウキョウXの判別のためのDNAマーカーの提供、並びに、当該DNAマーカーを用いたトウキョウXの判別法の提供を課題とする。
【解決手段】
本発明者はトウキョウXの維持豚全頭で対立遺伝子が固定し、かつ、一般豚や黒豚では多型性の高いマーカー(多型マーカー)を104個開発することに成功した。さらに、本発明によって開発した多型マーカーを用いて、実際に98%程度の高い判別率でトウキョウXを判別することに成功し、本発明を完成させた。本発明の多型マーカーを用いることにより、簡便かつ効率的にトウキョウXの判別を行うことが可能である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、無血清培地における培養により安定に増殖する連続継代性のカイコ培養細胞系であって、低温処理によりウイルス感染が誘発される特徴を有するカイコ培養細胞系を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意検討し、カイコの胚子組織由来のNIAS-Bm-Ke1細胞株から連続継代性の培養細胞株(NIAS-Bm-Ke17)をクローニングにより作出した。当該細胞株は、カイコ熱処理体液添加及び低温処理を行うことにより、ウイルス感染を強く誘導することが可能であることが明らかとなった。 (もっと読む)


【課題】簡便に核酸を検出する技術を提供すること。
【解決手段】標識が導入された核酸を生産するための方法であって、以下の工程:A)標識対象核酸および鋳型核酸を提供する工程であって、該鋳型核酸は、該標識対象核酸の少なくとも一部と相補的であり、さらに該標識対象核酸の少なくとも一方の先端に対する部分において少なくとも1ヌクレオチド長いヌクレオチドを有する、工程;B)該標識対象核酸を、該鋳型核酸とハイブリダイズさせて標識対象核酸−鋳型核酸複合体を生成する工程;C)該標識対象核酸−鋳型核酸複合体に、核酸合成酵素および標識されたヌクレオチドを加えて伸長反応を行う工程であって、該標識対象核酸に少なくとも1つの該標識されたヌクレオチドが該鋳型核酸に基づいて取り込まれる、工程;D)該伸長反応の後、生成した混合物から伸長した該標識対象核酸を取り出す工程、を包含する、方法。 (もっと読む)


【課題】動物由来DNA配列をより特異的に検出するためのプライマー対を提供する。
【解決手段】特定の塩基配列からなる群より選択される配列の組み合わせである、鶏特異的DNA検出用プライマー対、ウシ特異的DNA検出用プライマー対、ブタ特異的DNA検出用プライマー対。生肉、鶏肉加工食品、鶏肉加工品含有食品、血液、体液、羽毛、肉骨粉、骨粉、チキンミール、ならびにこれらを含有する飼料、肥料、および飼料添加物からなる群より選択される試料に含まれる鶏由来の成分、ウシ由来の成分、およびブタ由来成分を検出する方法。動物由来成分検出用キット。 (もっと読む)


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