説明

株式会社シーピーファームにより出願された特許

1 - 10 / 10


【課題】サンゴ礁の回復を図ることのできるサンゴ育成方法を提供すること。
【解決手段】サンゴ育成装置100は、基材1と、陽極2と、両者を電気的に接続する導線3とを有する。基材1は、金属で作られる網状の構造体であり、海中WIにおいてカソードとなる。陽極2は、基材1よりも自然電位が卑な金属であり、海中WIにおいてアノードとなる。基材1を海底BTに設置した後、陽極2と基材1とを導線3で接続することにより、海中WIにおいて、基材1と陽極2との間に電流を流す。 (もっと読む)


【課題】電場が形成された環境において、サンゴの光合成活性を評価すること。
【解決手段】サンゴの光合成活性評価装置1は、海水W及びサンゴCを内部に閉じ込める試験容器2の内部に、陽極5と陰極6とが突出する。陽極5と陰極6とは、電源3に接続される。陽極5は、海水Wが満たされた電極格納容器20内に格納される。また、電極格納容器20の陽極5が配置される側の海水Wと、試験容器2の内部においてサンゴCが配置される部分の海水Wとは、導電性を有する電極隔離体21で仕切られている。 (もっと読む)


【課題】サンゴの生育に適した環境を作り出すこと。
【解決手段】サンゴ育成装置1は、サンゴSを活着させるサンゴ活着部11と、サンゴ活着部11と電気的に接続される陽極10と、陽極10とサンゴ活着部11との間に設けられる電流密度変更装置2とを備える。陽極10は、サンゴ活着部11よりも自然電位が卑である。電流密度変更装置2は、サンゴ育成装置1を海中に設置してから経過した時間に基づいて、サンゴ活着部11と陽極10との間を流れる電流の電流密度を変更する。 (もっと読む)


【課題】サンゴ養殖用構造物が備えるサンゴ活着部の周りの電流を計測すること。
【解決手段】照合電極21aは、他のエンドキャップとは異なる色として、他の照合電極と識別できるようにしてある。海中において、サンゴ造礁用構造物1の陰極である第1骨格部材6の周辺の電流を計測する際には、特定の照合電極を第1骨格部材6と対向するように電流計測装置20を配置する。そして、作業者は、照合電極21a、21b、21c、21dの順に、第1骨格部材6の径方向外側に並ぶように電流計測装置20を保持して第1骨格部材6の周りの電位を計測して、第1骨格部材6の周りの電流を計測する。これによって、第1骨格部材6の周りの電流は、計測位置A〜Dの順に計測される。 (もっと読む)


【課題】生物の成育に適したライブロックを効率的に生産すること。
【解決手段】所定量に計量した砂とセメントとを用意して、これらを混練器に投入し(ステップS101)、また、所定量に計量した水及び混和剤を前記セメントと砂との混合物へ投入する(ステップS102)。そして、砂、セメント、水及び混和剤の混合物を練り混ぜる(ステップS103)。前記混合物が十分に練り混ざったら、所望の形状(ライブロックの形状)に成形し(ステップS104)、成型物を水中で養生させる(ステップS105)。所定期間の養生が終了したら、成形体のアク抜きをして(ステップS106)、ライブロック用構造体が完成する(ステップS107)。 (もっと読む)


【課題】サンゴの成育を促進すること。
【解決手段】このサンゴ育成用構造物は、金属の枠体1SPの外側にコンクリート2を打設して構成され、かつ海中に没する部分の外側にサンゴ支持構造10によって養殖対象のサンゴが取り付けられる。サンゴ支持構造10は、サンゴを固定する固定治具として機能する陰極Cと、海水中に配置されるとともに陰極Cと導体Lによって電気的に接続され、かつ陰極Cよりも自然電位が卑である陽極Aとを備える。サンゴを固定した陰極Cは、コンクリート2に埋め込まれているサンゴ固定治具取付体11に、樹脂ねじ14を介して取り付けられる。樹脂ねじ14によって、陰極Cと枠体1SPとの間には、陰極Cと枠体1SPとの導通が抑制される。 (もっと読む)


【課題】捕獲した活着を促進させること。
【解決手段】この珊瑚幼生捕獲育成装置1は、珊瑚から放出される珊瑚幼生や卵を捕獲して成長させるものである。珊瑚幼生捕獲育成装置1は、捕獲器10と、ブイ2と、アンカー5とを備える。捕獲器10は、陰極と、陽極と、陰極の近傍に配置されてプラヌラ幼生や卵を捕獲するシートとを含んでいる。捕獲器10とブイ2とはブイ側係留索3で接続され、捕獲器10とアンカー5とはアンカー側係留索4で接続されており、海底Bと海面Wとの間かつ海域中の所定範囲内に保持される。 (もっと読む)


【課題】珊瑚の成育を促進すること。
【解決手段】この珊瑚育成装置10は、海水中に配置される陰極12と、海水中に配置されるとともに電気伝導体によって陰極12と電気的に接続され、かつ陰極12よりも自然電位が卑である陽極11とを備える。養殖対象である珊瑚sは、陰極12に取り付けられる。また、この珊瑚育成装置10は、複数の陰極12を備える。複数の陰極12は、格子状の陰極補助体14によって電気的に接続される。そして、複数の陰極12は、陰極補助体14を介して陽極11と電気的に接続される。 (もっと読む)


【課題】ライブロックを人工的に生産するにあたり、取り扱いを容易にすること。
【解決手段】このライブロック用構造体1は、生物を定着させる生物定着層2と、生物定着層2の内部に設けられる中空容器3とを含む。ライブロック用構造体1は、海中に所定期間保持されて、生物定着層2にバクテリア類や石灰藻等が定着して、人工のライブロックが完成する。完成したライブロックは設置海域まで曳航される。そして、設置場所で栓6が取り外されて、中空容器3の内部に海水が流入する。これによって、中空容器3は浮力を失ってライブロックは沈降し、設置海域の海底に設置される。 (もっと読む)


【課題】珊瑚の成育を妨げる生物の付着を抑制すること。
【解決手段】この珊瑚育成用構造物1は、子珊瑚を移植する移植孔43fが設けられる珊瑚育成部8を備える。珊瑚育成部8はコンクリートで構成されており、ここに子珊瑚が移植され、海中で成長させる。珊瑚育成部8の少なくとも子珊瑚が移植される部分の周辺には、フッ素樹脂が塗布されて、被覆層3が形成される。この被覆層3によって、珊瑚の成育を妨げる藻類や貝類等の付着が抑制される。 (もっと読む)


1 - 10 / 10