説明

グリンデン ロック ゲーエムベーハーにより出願された特許

1 - 1 / 1


特に、スポーツシューズ(2)用の本底(1)は、接線方向において前方及び後方に大きな弾性変形性を備えた形成も可能であり、その結果、踏み込んだ足が傾斜しているときや、幾分滑動状態のときに、良好なクッション作用が働く。既に変形のあった領域において少なくとも限界変形を超えると、当該本底は、接線方向の変形について大略硬性となる。これによって、ランナーは、足の踏み込みポイント毎に、確りとした着地性を確保できる。ランナーはまた、道程ロスを伴わずに踏み込み地点から再び足を押し出すことができる。このようにして、ソールの浮き効果を防止する。本発明によると、接線方向における本底の変形性は、少なくとも一つの第1要素(3a)によって引き起こされ、既に変形のあった領域において少なくとも一つの限界変形並びに少なくとも一つの限界変形度合いを超えた接線方向の変形について、本底の硬性は、少なくとも一つの第2要素(3b)によって引き起こされる。当該第1要素及び第2要素(3a、3b)は、別々にデザイン、寸法決め及び作製できるため、構造上、構成上並びにバリエーション上、幅広い選択の余地がある。最後に、少なくとも一つの第1要素3aによって決定された区域と、少なくとも一つの第2要素3bによって決定された区域が、本底の踵領域及び/又は親指の付け根部分の長さ方向において交互に繰り返される。
(もっと読む)


1 - 1 / 1