説明

社団法人水産土木建設技術センターにより出願された特許

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【課題】効率よく大量のサンゴの増殖を行うことができるサンゴ養殖構造体用のブロックおよびサンゴ養殖構造体を提供することを課題としている。
【解決手段】サンゴの幼生が着生可能な着生誘引部が少なくとも一面に設けられたブロック体であって、前記着生誘引部が前記ブロック体の表面に設けられた溝から形成されており、前記着生誘引部を上面にして周囲に複数のブロック体を並べた場合に、前記上面が連続する面となり且つ各ブロック体同士が接する側面では隙間が生じないように形成されたブロック体を備えたサンゴ養殖構造体用のブロックであって、
前記ブロック体には、前記着生誘引部が設けられた面以外の一対の対向面に開口する貫通孔が設けられていることを特徴とするサンゴ養殖構造体用のブロックおよびこれらを使用したサンゴ養殖構造体を提供することにある。 (もっと読む)


【課題】 海中に設置した間伐材の耐久年数は最大5年程度と短く、公共事業で間伐材魚礁を設置する際の大きなネックとなっている。この発明の最も重要な課題は、間伐材活用魚礁の魚礁としての機能持続年数及び耐用年数をコンクリート製魚礁と同等まで増大することにあり、かつ型枠や特殊なパネル等を使用せずに製作でき、規格未満の端材も有効活用でき、間伐材と硬化体の使用比率が調整可能な魚礁の考案にある。
【解決手段】 間伐材を井桁状に組み上げ、さらに間伐材を挿入した枠構造物の内部に硬化体を打設し、海底に設置する。数年後には間伐材が腐朽・消失し、内部にトンネル状空間が自然形成される。この空間は水産生物にとって好適な生息場となり、増殖機能が長期間保持され、課題の耐用年数が確保できる。頑強で安定性に優れ、材料を安価に調達でき、製作も容易であり、規格末満の端材も有効活用でき、井桁の段数、挿入本数などを変更することで材料の使用比率を増減できる。 (もっと読む)


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