【課題】車椅子用保持帯において、安全性を維持しつつ、拘束感を軽減し長時間乗車とリハビリ運動を容易にし、かつ、取付け取外しを簡単にする。
【解決手段】車椅子用保持帯１は、車椅子の背もたれ側に巻きつけられる帯状部材２と、帯状部材２と着脱自在に連結され車椅子使用者を前側から覆って保持する前掛状部材３と、帯状部材２と前掛状部材３との各上端部同士を車椅子使用者の両肩越しに着脱自在に連結する２本の上部連結ベルト４と、帯状部材２と前掛状部材３との各下端部同士を車椅子使用者の股下を介して着脱自在に連結する１本の下部連結ベルト５とを備える。これにより、車椅子使用者の急な立上りや前傾を抑え安全性を維持しつつ、胴部の動きの自由度を高め、拘束感を軽減し長時間乗車やリハビリ運動を容易にし、かつ、各連結ベルト４、５をそれぞれ着脱して前掛状部材３と帯状部材２を連結、分離できるので、取付け取外しが簡単になる。 （もっと読む）