説明

インダストリー−アカデミック コオペレーション ファウンデイション,ユニヴァーシティ オブ インチョンにより出願された特許

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本発明は、(a)アマノリ属またはツノマタから選ばれる1種以上の紅そう類を用意するステップと、(b)前記用意された紅そう類に炭素数1〜5のアルコール対水の体積比が1:9〜9:1である混合溶媒を添加し、30〜60℃の温度において維持して有効成分を抽出するステップと、(c)前記有効成分及び残余の紅そう類固形物を含む混合溶媒をろ過して上澄み液と残余の紅そう類固形物とに分離するステップと、を含む非毒性紫外線遮断用抽出物を製造する方法を提供する。本発明に係る非毒性紫外線遮断用抽出物を製造する方法は、抽出原料としてアマノリ属またはツノマタを用いることから、マイコスポリン様アミノ酸(Mycosporine−like amino acids;MAA)を含む紫外線遮断用抽出物の歩留まりが、緑そう類、褐そう類及び紅そう類植物からの抽出物よりも相対的に顕著に高いというメリットを有する。なお、アマノリ属またはツノマタから抽出された紫外線遮断用抽出物は光毒性及び細胞毒性が非常に低いことから、皮膚に重たい感じ若しくは残余の水による異物感を与えず、かつ同時に刺激性皮膚炎、接触性皮膚炎、光アレルギー性または光毒性皮膚炎などの皮膚刺激やアレルギー反応及び毒性などの副作用がない紫外線遮断剤の主成分として利用可能である。

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