説明

アンティア・セラピューティクス・ソシエテ・アノニムにより出願された特許

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本発明は、ベンジル基1つ当たりヨウ素原子1〜4個を含有する共有結合グラフト化したヨウ素化ベンジル基を有するポリ(ビニルアルコール)から成ることを特徴とする放射線不透過性、非生分解性、水不溶性である、ポリ(ビニルアルコール)のヨウ素化ベンジルエーテル(ヨード‐ベンジルエーテル‐PVA)、0〜100%加水分解のポリ(ビニルアルコール)を、ベンジル基1つ当たりヨウ素原子1〜4個を含有するヨウ素化ベンジル誘導体と、無水条件で塩基存在下、極性非プロトン溶媒中で反応させる工程を含む、請求項1〜7のいずれか1項記載のヨード‐ベンジルエーテル‐PVAの製造方法に関する。上記ヨード‐ベンジルエーテル‐PVAは、注射可能な塞栓組成物中の塞栓剤として特に有用である。本発明はまた、上記ヨード‐ベンジルエーテル‐PVAを含有し、および上記ヨード‐ベンジルエーテル‐PVAの沈降によって体液と接触することによって凝集塊を形成することができる、注射可能な塞栓組成物に関する。本発明は、生体内で血管中に、または腫瘍中に、凝集塊を形成するのに特に有用である。本発明は更に、上記ヨード‐ベンジルエーテル‐PVAを含有し、医療用具上へ放射線不透過性コーティングを形成することができるコーティング組成物に関する。本発明は更に、上記ヨード‐ベンジルエーテル‐PVAから形成された粒子に関する。 (もっと読む)


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