説明

株式会社千代田テクノルにより出願された特許

1 - 10 / 22


【課題】これまでの時間当たりに製造される99mTc溶液の量及び濃度を格段に超え、実用に供することができる、高濃度かつ高放射能をもつ99mTc溶液を得るための製造方法を提供すること。
【解決手段】99MoO3ペレットとアルカリ溶液を撹拌して、99MoO3をアルカリ溶液に溶解させ、溶解した99Moに比較的少量のMEKを供給し、撹拌することにより、99Moから生成する 99mTcを抽出した後、99mTc含有MEK相と水相に分離させ、分離した99mTc含有MEK相を、塩基性アルミナカラムを介して精製し、次いで酸性アルミナカラムにおいて99mTc含有ケトンMEKから99mTcを酸性アルミナカラムに吸着濃縮させ、比較的少量の生理食塩水を用いて酸性アルミナカラムから溶離する。 (もっと読む)


【課題】放射線管理が不要な法規制対象外の低放射能の線源を用いて、γ線を測定対象に含むサーベイメータなどの放射線量(率)測定器の確認校正を可能とする。
【解決手段】γ線を測定対象に含む放射線量(率)測定器の確認校正に際して、前記放射線量(率)測定器の放射線感知部(電離箱式サーベイメータ本体10、GM計数管プローブ20)がβ線を測定可能な所定位置に確認校正用のβ線線源32、33を配置し、該β線線源32、33から放射されるβ線を、γ線の代わりに前記放射線感知部(10、20)に入射させることにより、前記放射線量(率)測定器の指示値を変化させる。 (もっと読む)


【課題】放射線照射により高感度に3次元線量分布を測定できるのみならず、標的部分の視認性に優れた放射線線量計用ゲルを提供すること。
【解決手段】放射線照射に伴い重合する2種類以上のモノマー(1)と高含水率ゲルの形成が可能なゲル化剤を含む溶液(2)を十分に混合しゲル化すること得られるゲルである。このゲルの内、所定線量より大きな特定の線量以上の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(A)は、外部温度の低下にかかわらず白濁の状態を保持し、所定線量より大きな特定の線量未満の放射線照射を受けて白濁するゲル部分(B)は、外部温度の低下に伴い次第に白濁から透明の状態に変化する。 (もっと読む)


【課題】がん、心筋梗塞、脳卒中をはじめとする疾病の画像診断に必要な高い放射能溶液濃度を持つ99mTcを、短い時間で高純度に製造する方法を提供すること。
【解決手段】純水の溶離液を用いて、ジェネレータ100の高分子ジルコニウム化合物(PZC)から99mTcを溶離させ、得られた99mTc溶離液にケトン系有機溶剤を混合し、99mTc溶離液中の99mTcをケトン系有機溶剤で選択的に抽出し、その後加熱によりケトン系有機溶剤を除去し、高純度かつ高濃度の99mTcを得る。 (もっと読む)


【課題】極めて軽量で、全方向から飛来する中性子に対する正確な評価が可能な積算型中性子線量当量測定器を提供する。
【解決手段】積算型中性子線量当量測定器において、含水素有機高分子物質で形成された回転対称形状のボディ(ポリエチレンブロック30)と、その表面から第1の所定深さ以上の深さ位置で、回転対称な同一深さ位置に3つ以上配設された、中性子との原子核反応により含水素有機高分子物質から放出される反跳陽子を検出する速中性子検出器32と、前記ボディの表面から第2の所定深さ以内の深さ位置で、回転対称な同一深さ位置に3つ以上配設された、中性子との原子核反応によりα線またはγ線を放出する中性子変換材(例えばα線コンバータ)34Bを有する熱中性子検出器34と、を備える。 (もっと読む)


【課題】蛍光特性を大きく損なう事無く、又、ガンマ線補償用蛍光ガラス素子に対する影響を与える事無く、一般的に使われている熱ルミネセンス線量計と同等の熱中性子感度を持つ新たな蛍光ガラス線量計用ガラスを提供する。
【解決手段】銀活性りん酸塩ガラスに、熱中性子・アルファ線変換剤を添加することにより、放射線照射後に紫外光励起をすると波長500〜800nm領域の蛍光を放出し、蛍光の時間特性が熱中性子・アルファ線変換剤の濃度に依存しないことを特徴とする、熱中性子に有感な蛍光ガラス線量計用ガラスを得る。 (もっと読む)


【課題】 気送管内を気送させて、内部に収容した液体を搬送する搬送容器であって、内部に収容された液体が外部に漏出することを充分に防止することができる搬送容器を提供する。
【解決手段】 内部に液体を収容するジャグ本体12と、ジャグ本体12の開口部12aに装着されるジャグ蓋体11とを含み、ジャグ蓋体11は、頂部11aがジャグ本体12の開口部12aの端面に当接し、側部11bの外周面がジャグ本体12の開口部12aの内周面に当接して、ジャグ本体12の開口部12aに装着される。ジャグ蓋体11の側部11bには、その外周面から内周面側に凹んだ凹部11cが、周方向全周にわたって形成される。 (もっと読む)


【課題】放射線の放射強度の分布が把握し易く、アイソトープ粒子が集積する放射線源集積部位の特定をより高感度に行なうことができる。
【解決手段】検出部12により、アイソトープが体内に注入された被検者から放射される放射線の放射強度の分布を測定し、アイソトープ粒子が集積する部位を探索し、同定する。該探索時に操作者が手で握るプローブ部16に、放射線の線量を検出するための検出器12と、該放射線量の大きさを示す表示器27を設ける。 (もっと読む)


【課題】異なる放射線が混合して入射した際の被曝線量を測定するのに、大きな面積を必要とせず、小さな面積で放射線の線種の同定と、エネルギーの特定と、線量当量の算出を高精度に行なうことができる積層型放射線検出器を提供すること。
【解決手段】複数種類の放射線が入射したとき、少なくとも1つの放射線を検出するための第1の放射線検出手段4、8と、該第1の放射線検出手段の背面に配置され、該第1の放射線検出手段4、8により検出された放射線を遮断し、且つ、それ以外の放射線を透過させる機能を有するフィルタ10、12、14と、該フィルタ10、12、14の背面に配置され、該フィルタ10、12、14を透過する放射線を検出するための第2の放射線検出手段16と、を有する。 (もっと読む)


【課題】バイアル内での放射性薬剤のバイアル蓋等への飛沫付着にかかわらず、高精度の放射能測定を行なう。
【解決手段】放射線検出器として、シンチレータ5に加え、半導体検出器7を備え、遮蔽容器34の開口部から放射される、放射性薬剤1の放射線の線量を測定するための放射線検出器を複数備える。これら放射線検出器による測定結果に基づいて、バイアル40内中身の放射性薬剤1の放射能量と、バイアル蓋42等に付着の放射性薬剤1飛沫の放射能量を分離して測定することにより、正確に放射能量を求めることができる。 (もっと読む)


1 - 10 / 22