説明

東洋精糖株式会社により出願された特許

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【課題】ショ糖に対し100倍以上の甘味を有するヘスペレチンの水に対する溶解度を高めることにより経口摂取時の吸収性を高め、生物学的利用能の改善を図る包接化合物を提供する。
【解決手段】ヘスペレチンをアルカリ性水溶液に溶解させ、この溶液に、β−シクロデキストリンまたは/および分岐β−シクロデキストリンを加温溶解させた溶液を添加し、この混合液を硫酸水溶液で中和し、精密濾過後凍結乾燥することにより包接体の粉末を得る。この包接の際に、ヘスペレチン1モルに対しβ−シクロデキストリンまたは/および分岐β−シクロデキストリン1.5〜2.1モルの割合で用いる。 (もっと読む)


【課題】水に対する溶解性、抗酸化能、紫外線吸収能等の優れた機能性を有し、かつ色調が酵素処理ルチンから大きく改善された組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係るフラボノイド組成物は、ルチンおよび/またはルチン誘導体(成分A)と、ジヒドロケルセチンおよび/またはジヒドロケルセチン誘導体(成分B)とを含有する。上記成分Aとしては、ルチンとデキストリンとの共存下にシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させて得られる、α−グルコシルルチンおよびイソケルシトリンを含有する組成物(酵素処理ルチン)であることが好ましい。また、上記成分Bとしてはジヒドロケルセチンとしてタキシフォリンが好適に用いられる。本フラボノイド組成物は酵素処理ルチンと比較し、同じ抗酸化力当たりの色価が改善されているため、食品、化粧品分野への利用価値が高い。 (もっと読む)


【課題】水への分散性が向上した植物性キトサン(高分散性植物性キトサン)およびその製造方法を提供する。
【解決手段】植物性キトサンを糖転移酵素(例:シクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ)で酵素処理することにより、高分散性植物性キトサンを効率的に製造することが可能である。上記酵素処理は、糖供与体の共存下で行うことがより好ましい。また、上記植物性キトサンは、例えば、担子菌である椎茸、エノキ、マッシュルーム、マイタケ、エリンギ、シメジの子実体および菌糸体などに含有されるキチンを脱アセチル化して得られたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ナリンジンの呈味、溶解性、吸収性および代謝性を改善する、簡便かつ効率的な手法を提供することを目的とする。
【解決手段】ナリンジンおよびα−グルコシルプルニンを含有するナリンジン組成物を用いることにより、ナリンジンの呈味、溶解性、吸収性および代謝性などは顕著に向上する。このナリンジン組成物は、ナリンジン含有物にα-1,2-ラムノシダーゼ活性を有する
酵素を作用させ、その後、糖供与体の共存下にシクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを作用させることにより、効率的に製造することができる。上記ナリンジン含有物としては、柑橘抽出物を好ましく用いることができる。 (もっと読む)


【課題】ヘスペレチン−7−β−マルトシドの製造方法及びその用途の提供。
【解決手段】ヘスペリジンにα−1,6ラムノシダーゼ活性を有する酵素を作用させて、ラムノースを除去し、次いで、得られた7−β−Dモノグルコシルヘスペレチンに、デンプンまたはデキストリンの存在下に、糖転移酵素を作用させて、α−Dグルコースを1個以上付加させるか、又はこの付加させたものに、更に加水分解酵素を作用させて平均付加糖数を低減し、7−β−Dモノグルコシルヘスペレチンを基準として平均付加糖数を1.5〜3.0に調整することを特徴とするヘスペレチン配糖体組成物の製造方法。ヘスペリジン、7−β−Dモノグルコシルヘスペレチン、ヘスペレチン、ルチン、ナリンジン、イソフラボンのうちから選択される難水溶性物質に、ヘスペレチン−7−β−マルトシドを共存させる、難水溶性物質の水溶性改善方法。 (もっと読む)


【課題】
従来よりもナリンジンの水に対する溶解性を高めた組成物、すなわち水溶性ナリンジン組成物を提供する。
【解決手段】
ナリンジンとともにα−グルコシルヘスペリジンおよびβ−モノグルコシルヘスペレチンを含有する水溶性ナリンジン組成物。好適にはナリンジン1重量部に対して、α−グルコシルヘスペリジンおよびβ−モノグルコシルヘスペレチンのヘスペリジン換算量の合計(全ヘスペリジン量)が0.01〜5重量部となる量であることが望ましい。 (もっと読む)


α−グルコシルイソフラボンと、イソフラボンと、必要によりイソフラボンアグリコンとを含むイソフラボン組成物であって、 α−グルコシルイソフラボン中のアグリコン量に対する、イソフラボンとイソフラボンアグリコンとの合計中に含まれるアグリコン量の比[α−グルコシルイソフラボン中のアグリコン量/(イソフラボン中のアグリコン量+イソフラボンアグリコン量)]が、2.5/1以上である水可溶性イソフラボン組成物、または、 α−グルコシルイソフラボンとイソフラボンとイソフラボンアグリコンとを含むイソフラボン組成物であって、該組成物中のイソフラボンアグリコン量が、該組成物中の全アグリコン量の0.01〜20%である水可溶性イソフラボン組成物、あるいは、該組成物を含む飲料、化粧品、医薬品又は飼料。
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