説明

紀州製紙株式会社により出願された特許

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【課題】耐水強度が高く、耐水性、印字品質に優れ、接着剤組成物の劣化が生ずることのないインクジェット用圧着用紙を提供する。
【解決手段】パルプを主成分とする基材シート10と、該基材シート10を折り畳んだ際に対向する面に塗被される接着剤組成物13と、を有するインクジェット用圧着用紙1であって、基材シート10には、湿潤紙力剤が含有されており、接着剤組成物13は、少なくとも、コールドシール剤と、p−クレゾール・ジシクロペンタジエン・イソブチレンの反応生成物と、PDMAE類とを含み、p−クレゾール・ジシクロペンタジエン・イソブチレンの反応生成物は、コールドシール剤100質量部(固形分)に対し、0.5〜3質量部配合され、PDMAE類は、コールドシール剤100質量部(固形分)に対し、5質量部以上配合されている。 (もっと読む)


【課題】 塗工層成分が剥離してオフセット印刷機等を汚すことが無く、圧着用紙に適用した場合にインクが対向面に転移することが無い、圧着用紙の原紙を提供すること。
【解決手段】 基紙と、基紙の表面に形成された感圧接着剤組成物塗工層とを包含し、塗工層には基剤と微粒子充填剤とカチオン性インク定着剤とバインダとが含まれており、微粒子充填剤の配合割合は基剤100重量%に対して75〜95重量%であり、微粒子充填剤が、体積平均粒子径が1〜3μmの非晶質シリカである第1の微粒子充填剤と、体積平均粒子径が8〜15μmの非晶質シリカである第2の微粒子充填剤とからなり、第1の微粒子充填剤の配合割合は全微粒子充填剤100重量%に対して50乃至70重量%であり、第1及び第2の微粒子充填剤の吸油量は100〜210ml/100gであることを特徴とする圧着用紙の原紙。 (もっと読む)


【課題】インクジェットプリンタによる印刷において、記録画像の滲みがなく、印刷濃度が十分であり、微細画像の印刷適性に優れた圧着用紙の原紙を提供する。
【解決手段】基紙と、基紙の片面または両面に形成された感圧接着剤組成物の塗工層とを包含し、塗工層には、基剤と微粒子充填剤とカチオン性インク定着剤とが含まれており、かつ微粒子充填剤としては、ISO 787−5による吸油量が100〜280ml/100gである非晶質シリカを含み、非晶質シリカの基剤に対する配合割合は、基剤100重量%に対して50〜150重量%であり、カチオン性インク定着剤としては、ポリアルキルアミンエピクロルヒドリン系樹脂を含み、ポリアルキルアミンエピクロルヒドリン系樹脂の基剤に対する配合割合は、基剤100重量%に対して5〜35重量%である、ことを特徴とするインクジェット式プリンタによる印刷に適した圧着用紙の原紙。 (もっと読む)


【課題】 昇華転写プリントシステムに用いられ、水性インクの吸収性に優れて滲みなどのない鮮明な記録画像を得ることができ、昇華転写の際の転写対象物へのインク転写効率にも優れた昇華転写用シートを提供すること。
【解決手段】 昇華転写プリントシステムに適用される昇華転写用シートであって、シート状基材と、前記シート状基材の片面又は両面に設けられるインク受理層とを包含し、インク受理層には顔料とバインダとカチオン性樹脂とが含まれており、顔料としては沈降法シリカが使用され、かつ前記バインダとしては、デンプン、デンプン誘導体、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコールの何れか1種又はそれら2種以上の混合物が使用されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】異物や夾雑物が目立たず、好適に情報を記録できる、葦パルプを用いて抄紙した情報記録用紙を提供する。
【解決手段】葦パルプを含有する情報記録用紙は、木材パルプと葦パルプとを混合して抄紙された情報記録用紙である。木材パルプと葦パルプとに加え、他の原料が用いられていてもよい。前述した葦パルプは、白色度が50%以上に漂白された葦パルプである。この葦パルプは、全パルプ100重量部あたり0重量部を超えて10重量部以下の割合で配合されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリコーンを含有する剥離層の耐溶剤性を改善する工程紙、工程紙用原紙、工程紙の製造方法、及び工程紙用原紙の製造方法を提供する。
【解決手段】工程紙10は、基紙30の少なくとも片面に下塗り層32を介して剥離層22が設けられており、その剥離層22がシリコーンを含有する紙である。この下塗り層32は、カオリンと、第1バインダと、第2バインダとを含有している。第1バインダは、ポリビニルアルコールを含有している。第2バインダは、ポリビニルアルコールによって予め乳化されたアクリル重合体を含有している。第1バインダに含有されるポリビニルアルコールの配合比は、カオリン100重量部に対し0重量部を超え20重量部未満である。第2バインダに含有されるアクリル重合体の配合比は、カオリン100重量部に対し15重量部を超え35重量部以下である。 (もっと読む)


【課題】耐水性を付与するとともにブロッキングを防止することができる圧着用紙を提供する。
【解決手段】少なくとも1の折り畳み部Aを有する基材10からなり、該折り畳み部を折り畳んだ際に対向する面の少なくとも一方の面に剥離可能な接着剤層13が積層されてなる圧着用紙1であって、前記基材には、カチオン系湿潤紙力剤12が添加されており、前記接着剤層は、接着剤と複数の微小粒子からなるとともに1の微小粒子が非晶質合成シリカ15である。 (もっと読む)


【課題】 発塵量が少なく、ブロッキングや樹脂含浸以降の工程機器の汚染が発生しにくい、クリーンルーム等の清浄化された環境で使用可能な無塵紙を提供すること。
【解決手段】 パルプを主成分とする基紙にアクリル系樹脂エマルジョンを含む含浸液を含浸させた無塵紙であって、前記アクリル系樹脂エマルジョンは、ガラス転移温度が−68乃至−25℃であるアクリル系樹脂(A)と、ガラス転移温度が40乃至70℃であるアクリル系樹脂(B)とを、それぞれ固形分換算による重量比で(A):(B)=55:45乃至80:20の割合で含み、前記含浸液はアクリル系樹脂エマルジョン100重量部に対し、5乃至40重量部のポリビニルアルコールを含み、かつ含浸液の含浸量が固形分換算でパルプ100重量部あたり6乃至30重量部とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 工程剥離紙に用いた場合に加熱による強度低下が少なく、繰り返して使用が可能な工程剥離紙用原紙を提供すること。
【解決手段】 工程剥離紙に用いる工程剥離紙用原紙であって、パルプを主成分とし、サイズ剤としてアルキルケテンダイマー又はアルケニル無水コハク酸を含有し、パルプ100重量部に対し、澱粉を0.3乃至0.8重量部、ポリアクリルアミド樹脂を0.05乃至0.5重量部、熱硬化性樹脂を0.2乃至0.6重量部含有し、且つJIS P−8133による冷水抽出pH値が7.0以上であることを特徴とする工程剥離紙用原紙。 (もっと読む)


【課題】 塗工面に細かな凹凸を有する和紙風の印刷用塗工紙において、湿し水の付着を抑えてインキ着肉性を向上させ、優れたオフセット印刷適正を付与する。
【解決手段】 原紙の少なくとも一方の面に顔料と接着剤成分とを含む塗工層を有し、JIS P 8140に準じた塗工面のコッブ吸水度が25g/m2〜35g/m2の印刷用塗工紙であって、前記塗工層には、更に、顔料100重量部に対して2.0重量部〜5.0重量部のワックス成分が含有されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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