説明

社団法人農林水産先端技術産業振興センターにより出願された特許

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【課題】本発明は、ブタの第7染色体上のVertnin(VRTN)遺伝子上、またはその近傍の多型マーカーを指標とする、ブタの椎骨数増大型遺伝形質の有無の判定方法の提供を課題とする。
【解決手段】 本発明者は、ブタの第7染色体上に、ブタの椎骨数増大と関連する新規なVertnin遺伝子を同定することに成功した。さらに、該遺伝子上もしくはその近傍に存在する多型マーカーを用いることにより、ブタの椎骨数増大型遺伝形質の有無を判定可能であることを見出し、本発明を完成させた。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、椎骨数増大型遺伝形質を有するブタを効率的に判定可能な試薬を提供することにある。より詳しくは、本発明は、ブタの第7染色体上のVertnin(VRTN)遺伝子上、またはその近傍の多型を用いた遺伝子診断用の試薬の提供を課題とする。
【解決手段】
ブタの第7染色体上に、ブタの椎骨数増大と関連する新規なVertnin遺伝子を同定し、さらに、該遺伝子上もしくはその近傍に存在し、ブタの椎骨数増大型遺伝形質と関連する多型を同定した。該多型を用いることにより、ブタの椎骨数増大型遺伝形質の有無の判定方法を実施することが可能である。本発明は、該判定方法のためのPCRプライマー等の試薬を提供する。 (もっと読む)


【課題】 東京都銘柄豚トウキョウXの判別のためのDNAマーカーの提供、並びに、当該DNAマーカーを用いたトウキョウXの判別法の提供を課題とする。
【解決手段】
本発明者はトウキョウXの維持豚全頭で対立遺伝子が固定し、かつ、一般豚や黒豚では多型性の高いマーカー(多型マーカー)を104個開発することに成功した。さらに、本発明によって開発した多型マーカーを用いて、実際に98%程度の高い判別率でトウキョウXを判別することに成功し、本発明を完成させた。本発明の多型マーカーを用いることにより、簡便かつ効率的にトウキョウXの判別を行うことが可能である。 (もっと読む)


【課題】核酸の多型評価をデジタル化するための解析手法を提供する。
【解決手段】ゲノムDNAまたはRNAから、DNA断片の増幅処理を行い、分子量に基づき該増幅DNA断片を視覚化可能に分離したのち、識別可能な個々のDNA断片に対して予め定義された分子量範囲に基づいて、該分子量範囲内に、所定のシグナル強度の閾値を超える増幅DNA断片が存在するかもしくは存在しないかを決定し、各増幅DNA断片の存在もしくは非存在を数値化し、得られた数値データを、該増幅DNA断片について、各試料間で比較するか、および/または、既知生物の核酸で予め決定された数値データと比較することを含む、生物の核酸多型を評価する方法。 (もっと読む)


【課題】キク品種を識別する方法、それに用いるプライマーセット、およびキク品種識別用プライマーの作製方法を提供すること。
【解決手段】キク品種間で多型を有するマイクロサテライトマーカーを増幅し得るように設計されたプライマーセットを用いて、識別対象のキクから抽出されたDNAを鋳型としてPCRにより増幅し、増幅産物を解析する。 (もっと読む)


【課題】金華豚の識別方法、および金華豚の識別用試薬の提供。
【解決手段】ブタエンドセリンレセプター・タイプB(EDNRB)遺伝子上の344番目の多型変異を検出する、金華豚の識別方法。該多型変異の有無を指標とすることにより、金華豚の識別を行うことが可能である。該変異タンパク質を検出するための、変異蛋白質をコードするDNA、該変異蛋白質、該変異蛋白質を認識する抗体、及び金華豚の識別用試薬が得られる。 (もっと読む)


【課題】ブタの第1染色体上のNR6A1の転写抑制作用、NR6A1のコリプレッサーとの結合能、NR6A1のアミノ酸配列における1若しくは複数のアミノ酸の変異、NR6A1の塩基配列における1若しくは複数の塩基の変異、および、ブタの第1染色体上のマイクロサテライト配列を指標とするブタ椎骨数を識別する方法の提供。
【解決手段】SJ819からSJ273の範囲をQTL候補領域とし、BAC整列地図を作製し、高密度に配置したマイクロサテライトマーカーを用いて椎骨数との連鎖不平衡のあるゲノム領域を検索し、見いだした領域の近傍(650 kb)の塩基配列を決定し、すべてのVNTR型の多型マーカーを抽出した。再解析により連鎖不平衡のある領域が250 kbであり、その中のマイクロサテライトマーカーは椎骨数を増大させるアリルを持つ個体において著しく多様性が小さいこと、また、椎骨数の違いがこの領域に存在するNR6A1の1アミノ酸置換によって生じることを明らかにした。 (もっと読む)


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