説明

株式会社ラジアントにより出願された特許

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【課題】ヒートポンプを熱源機として利用したハウス栽培の土壌加温方法を提案する。
【解決手段】ハウス1内にハウス内空気を熱源としたヒートポンプ8を設置し、このヒートポンプ8によって昼間の加熱された温水または温液を、地表5から40cm乃至80cmの深さの地中に埋設された放熱パイプ4に循環させることにより、土壌6を作物の栽培に好適な地中温度22℃(上限温度)まで加温する。
冬期でも昼間のハウス内の空気は温度が高いので、ハウス内に設置したヒートポンプのCOP(消費電力に対する加熱能力)、加熱能力が向上し、ハウス栽培の省エネルギー対策が向上する。 (もっと読む)


【課題】ハウス有機栽培において、ハウスに吸入する外気中の有害動植物を防除できるハウス栽培の換気システムを提案する。
【解決手段】ハウス栽培の換気システムは、ハウス1内に外気を吸入する換気扇2、吸入される外気から病原菌、胞子、害虫などの有害動植物の侵入を防止する網目が0.1mm以下の外気ろ過用フィルタ3、外気ろ過用フィルタ3に捕獲された有害動植物を殺菌して無害化する殺菌灯4、ハウス1内の気温を低下させるために加湿する噴霧ノズル5を備える。フィルタ3の代わりに放電式空気清浄機を利用することで殺菌灯4を省略することができる。 (もっと読む)


【課題】冬期のハウス栽培において太陽光の熱エネルギーを夜間の暖房に有効に利用でき、夜間の暖房の消費エネルギーを低減できるハウス栽培の暖房方法を提案する。
【解決手段】作物を栽培するハウス1内の土壌3中に地表から深さ40cm乃至80cmにパイプ7を埋設し、パイプ7中に温水又は温液を通して土壌を温める地中暖房装置を備え、夏期にはハウス1及び土壌3の地表6を覆う透明マルチフィルム4を通過した太陽光と地中暖房装置とで土壌3の温度を上昇させて土壌の熱消毒を行って病原菌、雑草の種子を死滅させ、冬期の作物栽培時には透明マルチフィルム4で土壌3の地表6を覆い、地中暖房装置で地中暖房を行う。冬期の作物栽培時に透明マルチフィルムで土壌の地表を覆うことで、太陽光を地表に導き、ハウス内の空気への熱放散を防止でき、併用する地中暖房の消費エネルギーを節減できる。 (もっと読む)


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