説明

ナガタ工業株式会社により出願された特許

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【課題】伸縮継手をダイヤモンドワイヤソーによって水平切断する際、ワイヤソー駆動装置の設置位置を変更せずに切断できるようにして工事の迅速化及びコスト低減を図る。
【解決手段】ワイヤソー駆動装置の基台から下に延びる旋回可能な変換プーリを床版の中央部に設けたピット内に位置させ、ワイヤソー4をこの変換プーリを介して切断する伸縮継手に掛け回し、ワイヤソーを走行させて伸縮継手の半分を水平切断する。変換プーリは切断の進行に伴ってワイヤソーの走行方向が変わるのに応じて内向きに方向が自動的に変わり、最終的には切断開始時の方向から90度回転した状態で切断を終了する。次にワイヤソー4を未切断の領域に掛けまわして同様に切断し、伸縮継手を水平切断し、床版からフリーな状態にして撤去する。ワイヤソー駆動装置の設置位置を移動せずに伸縮継手を切断することができ、施工効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】騒音の源となるブレーカを使用することなく静音で伸縮継手を撤去できるようにする。
【解決手段】伸縮継手1を囲む切断溝2を回転ブレード単独で形成する。切断溝2の内側に、伸縮継手1に平行にトラブル時に使用する補助切断溝22を形成する。切断溝2の角部をコアドリルで切断し、円筒形コアを残置し角部の切断溝を曲線にしてワイヤソー53の走行を円滑にする。ガイドプーリを収容するピット3を切断溝2に沿った位置に形成し、床版上にワイヤソー切断機5を固定し、ワイヤソー53を切断溝2内に配置して一周させ、駆動プーリ52によってワイヤソー53を走行させて床版及び伸縮継手1を水平切断して撤去する。 (もっと読む)


【課題】大型の機械を必要とせずに簡易に短時間で伸縮継手の撤去作業ができるようにする。
【解決手段】切断予定線15の角部にコアドリルで縁切穴11を適宜の個数形成し、円形カッターの使用による未切断部分がほぼなくなるようにする。伸縮継手6を引き上げ撤去するためのネジ付き鋼棒4を挿入する貫通穴12を伸縮継手6を挟んで対向する位置に穿孔し、円形カッターで縁切穴11の間を切断し、剥離補助具を切断線15をまたいで設置し、ネジ付き鋼棒で撤去ブロック10に固定する。爪ジャッキ5の爪51を差し込み、爪ジャッキ5を作動させ撤去ブロック10を横桁2から剥離する。反対側の伸縮継手6を同様に剥離し、剥離補助具3の吊金具を使用して持ち上げて撤去する。 (もっと読む)


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