説明

センサ・システム株式会社により出願された特許

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【課題】
ボルトの頭部若しくはナットに作用する圧縮応力の変化による透磁率の変化を電磁的に計測することで、ボルト軸部と被締結体との接触状態等の個別環境の違いによる測定誤差や外部振動ノイズの影響を排除し、締付力を正確且つ簡単に測定できるボルト締付力検査装置を提供する。
【解決手段】
被締結体4に締付力を伝達するボルト2頭部若しくはナット3の外周部に、軸方向と直交するように巻回した励磁コイル8と検出コイル6,7とを同芯状に配置し、両コイルとを取り囲みボルト頭部若しくはナットとでポロイダル方向の磁気回路を形成するように環状ヨーク5を配置し、励磁コイルに供給した交流電流又はパルス電流によってボルト頭部若しくはナットの側面部を略軸方向に磁化し、該側面部の透磁率の大きさに応じて検出コイルに誘起する誘導電流を計測し、ボルト軸部の締付力を測定する。 (もっと読む)


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