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Fターム[2B003CC02]の内容

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Fターム[2B003CC02]に分類される特許

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【課題】コンブ等の育成すべき藻体に対し傷を付けることなく、ウニ等の住処にもなり難く、かつ、砂地に設置しても埋没し難い藻礁を提供する。
【解決手段】この藻礁1は、中央部に貫通孔4を有するドーナツ形状のコンクリートブロック製礁体2を有し、その礁体2の底面側には、その外周面側から貫通孔4側へ海水を通す海水通し部3が複数設けられている。礁体2がドーナツ形状であるため、育成すべき藻体に対し傷を付けることを極力低減でき、またその表面は曲面をなしており凸凹がないので、ウニ等がその表面を這い上がり難く、ウニ等による藻体の食害を防止できる。また、礁体2の底面には海水通し部2が設けられているので、礁体2の外周面に海水が当っても海水通し部3を通って礁体2中央の貫通孔4から海水が排出されるため、洗掘現象を極力抑えることが可能となり、砂地に設置しても埋没することを極力防止できる。 (もっと読む)


【課題】海藻や珪藻などの水生植物が着生し易く、かつ海底の環境を汚染することなく,焼却灰等の産業副産物を有効に活用することが可能な人工漁礁及びその製造方法を提供する。
【解決手段】焼却灰等が骨材8として砂利や水とともにセメントに加えられ、混錬された後、角柱状に固められて成型されるとともに、対向する2つの側面に、海藻類や珪藻類の胞子を付着させた木片7が一部を露出した状態で埋設され、木片7を覆うように固定紙片6が上記側面に貼設されるとともに、上面18aに木片7が一部を露出させた状態で埋設されたブロック体2aが井桁状に組み上げられた状態で、棒状体3及びナット4,4によって強固に結束された構造となっている。 (もっと読む)


【課題】受圧構造物として用いた場合は、客土や種子等よりなる植生基材の保持が確実に行え、またサンゴや海藻類の増養殖のために用いた場合は、サンゴ幼生や海藻類の着床及び増養殖が確実に行えるような構造物を提供する。
【解決手段】縦方向のリブ2aと横方向のリブ2bよりなり、矩形の開口3を縦横に多数形成したFRP製の格子状構造物よりなる盤体2の下面を除く全面、すなわち上面、四囲の側面及び開口3を形成する四面に図2に示すように樹脂製の接着剤入りの珪砂4を吹き付けて固着し、表面を粗目とする。 (もっと読む)


【課題】海藻が繁殖しやすい海藻増殖用ブロックを提供する。
【解決手段】複数の脚111,112,113を有する台座ブロック10と,台座ブロック上に一つ又は複数配置される着脱部201,202と,着脱部201,202に取付けられる1つ又は複数の上部ブロック301,302とからなり、台座ブロック10,上部ブロック301,302のいずれか又は複数が,鉄スラグ、必須アミノ酸を含有する海藻増殖用ブロック。 (もっと読む)


【課題】鉄イオンを継続して発生することができ、かつ、発生した鉄イオンをイオン状態のまま水中に存在させることができ、しかも、海流や潮の満ち引きなどの水流に左右されることなく、容易に所定の位置に固定することができ、所望の位置での継続的な鉄イオン発生を可能とする、鉄キレート発生塗料とこれを用いる鉄キレート発生材および水中の生物環境改善方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる鉄キレート発生塗料は、造膜成分、鉄粉、炭粉およびキレート化材料を含むものであり、本発明にかかる鉄キレート発生材は、前記本発明の鉄キレート発生塗料からなる塗膜を、水流に流されないようにして水中で留め置き可能な支持体に形成してなるものであり、本発明にかかる水中の生物環境改善方法は、前記本発明の鉄キレート発生材を水中で留め置くものである。 (もっと読む)


【課題】若布や昆布などの海洋植物の胞子や根株を直接植栽することができ、海洋植物の生長にともない分解していくコンクリートブロックを提供する。
【解決手段】腐葉土と水を攪拌し、セメント、砂、小石、肥料を配合、混練し、ブロック作成用の型枠に流し込み、その際、胞子や根株を植栽する穴空けて乾燥させ、海洋植物の生長に合わせて適度に分解できるように硬度の調整を図ったコンクリートブロック。 (もっと読む)


【課題】基盤に立設された柱状部上に着生した海藻種苗を核として利用する藻場造成技術において、柱状部上に着生した海藻種苗をウニ類の食害から保護し得る移動規制装置とこれを用いた藻場造成用構造物を提供し、より確実な藻場の造成を図る。
【解決手段】基盤2に立設した円柱状部3の所定高さ位置に支持体4と多数の紐状体5とからなる移動規制装置6が設けられるとともに、この移動規制装置6よりも上方の外周面にはプラスチック製のリング状基体7と一体になった複数の海藻種苗8がリング状基体7を介して高さ方向に間隔をおいて取り付けられている。この場合、多数の紐状体5の下端部が基盤部2の上面にほぼ到達するように、支持体4の取付位置が設定され、ウニ類9の這い上がりを阻止する。移動規制装置6の支持体4の位置を境界とし、その上方の円柱状部外周面が海藻8の育成床として利用される。 (もっと読む)


【課題】水生植物の種又は苗が海流等によって流されるのを十分に防止できるとともに、植栽後、水生植物の地下茎もしくは根の伸長が阻害されることを十分に防止できる自己崩壊性ブロックを提供すること。
【解決手段】本発明に係る自己崩壊性ブロック10は、水生植物1の植栽に使用するものであって、骨材と、アスファルトとを含有する混合物からなり、アスファルトの含有量が当該混合物の全質量100質量部に対して0.5〜15質量部である。 (もっと読む)


【課題】効率的に二価鉄イオンを生物へ供給できる藻場造成用硬化物を提供する。
【解決手段】セメントと、40mm以下に粉砕された鉄鋼スラグと、腐敗した20〜80mmほどの広葉樹チップと、水とを混ぜ、得られた混合物を型枠に打ち込む。そして、硬化するまで型枠内で養生させる。次に、型枠内で硬化して得られたコンクリートを、単位容積質量が2〜3トン/mとなるよう破砕して、表面形状が自然石形状である藻場造成用コンクリートを得る。 (もっと読む)


【課題】外面に従来設けられていた保護被膜(TBT)を排除できる海上風力発電設備の水中建造物を提供する。
【解決手段】海上風力発電設備の水中建造物であって、水中建造物の外面上の第1の保護層であって水中建造物内への海水の浸入を阻止するための第1の保護層と、この第1の保護層上に設けられた粗面構造体であって、第1の保護層の外面で、イガイおよび甲殻類といった海洋動物の成長を促進するための凹凸を有する粗面構造体とを具備してなり、海洋動物の成長は、パウンディング波および腐食性のある海水からの天然の防護物を提供するようになっている水中建造物。 (もっと読む)


【課題】アワビやサザエなどの水産資源の増養殖と、藻場の造成に大きく寄与し、沿岸環境の改善に効果のある藻場礁を提供する。
【解決手段】藻場礁1は、中央部に上下方向に貫通する通水孔21を備える方形板状の基盤2に対して、その下面側に複数の支脚3を設けるとともに、上面側には複数本の柱体4を立設し、さらに基盤2の上面と側面に円盤体23a,23bを設け、上面には複数のトラフ体22を伏せた状態で、それらの開口部が通水孔21の軸心に向くようにほぼ放射状に配置された構造である。そして、柱体4と上面の円盤体23aには同じ種類の海藻種苗5aを取り付け、側面の円盤体23bには異なる種類の海藻種苗5bを取り付ける。海水は、基盤2の下面側から通水孔21を上昇して柱体4で生育している海藻種苗5aに揺動作用を与え、良好な光環境を確保するとともに、新鮮な海水を供給する。 (もっと読む)


【課題】環境破壊が進む中、自然保護の観点から人工魚礁の設置や藻場の形成など各種の対策が推進されている。しかしながら人工漁礁を含むコンクリート製の海洋構造物はその表面が緻密で滑らかであるため海草が付着し難く、その周辺の魚介類の生息環境が効果的に保全されていない。
【解決手段】セメント系材料からなるブロックまたは構造物の表面に海草が付着し易いようにするために、硬化前および硬化後のセメント系材料の表面に粗面加工を施す方法または破断面が粗で小さな空隙や窪み・ひび割れ等を有する固形廃棄物または自然石を表面に埋め込む方法などを用いてブロックまたは構造物を製造し、これを海水中へ敷設または設置して藻場の形成や海草の繁茂する人工漁礁を構築し、魚介類の生息環境を保全する。 (もっと読む)


【課題】 全国的に普及しつつある間伐材を利用した木材魚礁は、2〜3年で木材が消失という問題点を抱えているが、木材の消失とともに魚礁機能が大幅に低下する問題について有効な対策を見出していない。
【解決手段】 形状および表面の材質を工夫したパイプ魚礁により、多くの魚類が集まって生息できる環境を確保し、多種類の魚が成育できる生態系を持つ好適な漁場を提供するものである。間伐材を利用した木材魚礁の木材が消失した後、構造上木材が補充可能な魚礁については、本件パイプ構造体を活用して補充することで、木材魚礁の永続的有効利用が可能となる。魚類の住み易い魚礁環境を構築することにより、漁業資源の保護・育成が飛躍的に向上し、沿岸漁業を魅力ある産業へ脱皮・変身させることができる。 (もっと読む)


【課題】貝殻を配合した餌料培養基質を装着してなる魚礁用の部材であって、強度が大きく、構造的安定性が高い上、立体格子状の魚礁を構築しやすい新規な魚礁の提供。
【解決手段】鉄筋コンクリート製の芯棒1,11の両端部を除く表面に、貝殻及び/又はその破片を骨材とするコンクリート製であって貝殻面の凹凸によって無数の空隙を有する餌料培養基質2を装着してなるポール状の魚礁用の部材。餌料培養基質は性状や大きさが異なる貝殻及び/又はその破片が混在しているものが好ましい。貝殻の表面に付着した有機物は、貝殻どうしを攪拌するか又は貝殻どうしに水を加えて攪拌して除去する事が好ましい。これらの魚礁用の部材を複数個組み合わせて、その端部どうしを接合して立体格子状に構築してなる魚礁。これらの魚礁用の部材と 鉄筋コンクリート製もしくは鉄鋼製の魚礁用の部材又は鉄筋コンクリート 製もしくは鉄鋼製の魚礁とを組み合わせて接合してなる魚礁。 (もっと読む)


【課題】セメントを主要成分とするコンクリート製の浮ブロックにして、水生生物に悪影響を与えずに水面上で植物を繁茂させ得るようにする。
【解決手段】セメント、水、及び低密度材料を混練した後、そのコンクリート混練物を所定形状に成型して水面に浮き得る浮力を有した浮ブロック本体1とする。その浮ブロック本体1を撥水剤及び/又は酸性物質を含んで成る表面処理液に浸漬し、これによって浮ブロック本体1の表面部にアルカリ成分の溶出を抑制するアルカリ溶出抑制層5が形成された浮ブロックを得る。この浮ブロックは植栽用に池などの水面に浮かべられるが、アルカリ溶出抑制層5により浮ブロック本体1から水中に対するアルカリ成分の溶出が抑制される。 (もっと読む)


【課題】珊瑚の成育を妨げる生物の付着を抑制すること。
【解決手段】この珊瑚育成用構造物1は、子珊瑚を移植する移植孔43fが設けられる珊瑚育成部8を備える。珊瑚育成部8はコンクリートで構成されており、ここに子珊瑚が移植され、海中で成長させる。珊瑚育成部8の少なくとも子珊瑚が移植される部分の周辺には、フッ素樹脂が塗布されて、被覆層3が形成される。この被覆層3によって、珊瑚の成育を妨げる藻類や貝類等の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】焼結等を要しないので低原価で製造でき、また水中沈設用資材として海中に設置した際、水流で運ばれてきた藻の胞子や珊瑚の幼生が引っ掛かり易いため定着し易く、また自然環境に馴染み易く藻や珊瑚の増殖効果に優れ、また廃棄物の有効利用を図ることができ省資源性に優れ、またタイル材としてモルタルに埋め込んだり接着して用いる際、アンカー効果によってモルタルや接着剤との接合強度を向上させることができ施工性に優れ、また内壁材等の建材として用いた場合に結露が生じ難く吸放湿性に優れる成形体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、無機質骨材粉体と、消石灰,ドロマイト,水酸化マグネシウム等の無機質結合粉体と、を含有する混合粉体が加圧成形された混合粉体成形体と、前記混合粉体成形体の表面に埋設又は固着されたクリンカアッシュと、を備える。 (もっと読む)


【課題】有害物質の溶出による環境悪化を防止できるとともに強度を十分に確保できる、藻場形成及び餌料生物育成用プレートを提供すること。
【解決手段】水中の構造物に取り付けて用いられる、藻場形成及び餌料生物育成用プレート10において、セメントと骨材と水とからなる混合物が板形に成形されてなり、透水性能を有している、プレート部1と、プレート部1が板形を維持するように、プレート部1を補強する、補強部材2と、からなっていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】強度が要求される薄肉の部材や突起等のある複雑な形状を有する部材等の薄部を有するセメント二次製品の型枠への充填性に優れ、常温常圧養生でも翌日脱型が可能で、脱型時の破損が少ないセメントスラリーを提供する。
【解決手段】薄肉の部材や突起等のある複雑な形状を有する部材等のセメント二次製品の成形に用いられる、セメントスラリーであって、セメントスラリー100重量部に対して石炭灰と高炉スラグの合計重量が60重量部以上で、かつセメントスラリー100重量部に対して石炭灰35〜55重量部、高炉スラグ10〜25重量部、セメント10〜20重量部、及び石炭灰と高炉スラグとセメントの合計量100重量部に対して高性能減水剤0.01〜1.5重量部、比重1.0〜3.0の短繊維0.1〜3.0重量部から成るようにした。 (もっと読む)


【課題】 大量に発生する浚渫土砂や、コンクリート塊廃材、雑割石・中割石を内部に収容可能な構造で、組み立て設置が容易な漁礁ブロックを提供することを課題とする。
【解決手段】 方形状の基礎材と4枚の梯形状のパネル板とにより空洞を形成させ、その空洞へ浚渫土砂及び/又はコンクリート塊、雑割石・中割石を投入するための方形状孔を形成させた四角錘形状の魚礁ブロックであって、基礎材は、その外周にH鋼或は溝型鋼の枠部材を設け、その角隅には魚礁ブロック移送用の吊金具取付ネジ・孔を設け、パネル板の一方の表面には貝殻・自然石混じりのコンクリート層を形成させた構造とし、基礎材の外周に沿う各辺には、それぞれ前記パネル板を受留める複数の受留部材をさらに設け、基礎材と各パネル板の間の三角状間隙溝、並びに前記パネル板の隣接間の三角状間隙溝がコンクリート及び/又は接着剤で充填され一体的に固定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


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