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Fターム[2B003EE00]の内容

人工魚礁 (1,771) | 対象生物 (273)

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【課題】
近年、特に北日本の日本海側沿岸地域では、海藻が減少して海底の岩場等がむき出しになる所謂磯焼けが問題となっている。この原因のひとつとして、河川の護岸、堤防等の整備によって山林から河川を経由して流入する落葉、枝葉、倒木等の植物性の栄養源の不足が挙げられている。
【解決手段】
少なくとも間伐材を含む木質を原料とする木材チップを主材料として含む林産物や穀類副産物などの植物性材料の混合物と、貝類又は頭足類に由来する材料を除く水産物材料を混成したものを結着剤により結着固化して形成したされてなる水産資源賦活用構造体を用いるという簡便な方法によって、安価に非常に海藻類の定着が容易く海藻自身の養殖漁業として有効であり、さらに漁業資源の賦活に寄与する水産資源賦活用構造体を得ることが出来、以って産業に多大なる貢献をする事が出来るものである。 (もっと読む)


【課題】 キジハタ等の定着性稚魚を、大型魚からの食害を受けない時期まで保護、育成でき、コンパクトで、設置作業性に優れるとともに、稚魚に安全な餌場を提供し、稚魚の成長を促すことで、放流稚魚の生残り率の向上、漁獲の増大を図り、間伐材を用いることで、山林の維持管理や復興の一助ともなる稚魚保護育成礁を提供することを目的とする。
【解決手段】 鋼材等の構造材で六面体状に枠組みされた外部躯体と、外部躯体の内側(中央部)に構造材で方形状に形成され横架材で外部躯体と連結した内部躯体と、内部躯体の内側に配設された魚巣部及び/又は餌料増殖部とを有する育成区画と、外部躯体の内側と内部躯体の間の保護区画に配設された餌料培養材と、外部躯体及び/又は前記内部躯体の各六面に張設又は固定された大型捕食魚が通過できない目開きの網体や格子体からなる保護体とを備える構成を有している。 (もっと読む)


【課題】効率よく大量のサンゴの増殖を行うことができるサンゴ養殖構造体用のブロックおよびサンゴ養殖構造体を提供することを課題としている。
【解決手段】サンゴの幼生が着生可能な着生誘引部が少なくとも一面に設けられたブロック体であって、前記着生誘引部が前記ブロック体の表面に設けられた溝から形成されており、前記着生誘引部を上面にして周囲に複数のブロック体を並べた場合に、前記上面が連続する面となり且つ各ブロック体同士が接する側面では隙間が生じないように形成されたブロック体を備えたサンゴ養殖構造体用のブロックであって、
前記ブロック体には、前記着生誘引部が設けられた面以外の一対の対向面に開口する貫通孔が設けられていることを特徴とするサンゴ養殖構造体用のブロックおよびこれらを使用したサンゴ養殖構造体を提供することにある。 (もっと読む)


【課題】日本の河川の急流である条件下で、アユの育成に必要不可欠の良質な餌となる藻類を、確実に着生且つ生育することが出来るアユ用藻類着生基盤を提供する。
【解決手段】SiO:63.9〜78.3%(重量%、以下同じ)、Al:11.6〜14.2%、Fe:3.60〜4.40%、MgO:1.52〜1.86%、CaO:1.73〜2.13%、KO:2.70〜3.32%、P:0.054〜0.068%を主成分とし、残部に他の微量元素を含有してなる、多孔質性を有する広域変成岩と、骨材とに、植物活性剤及び固化材を加え、これらを混合して均質化を図ると共に任意形状に固化させてなる藻類着生基盤を、河川内に固定的に敷設することで、藻類着生基盤上に藻類を着生且つ育成して、この藻類をアユの餌とすることが出来る。 (もっと読む)


【課題】潮流や波の影響を受けやすい海で使用する場合であっても、長期間に渡って魚礁としての機能を発揮し続ける人工魚礁を提供する。
【解決手段】多数の竹枝1を用い、かつ、竹枝1の流失を防止する網部材2を備えている。竹枝1を網部材2に取着すると共に、壁状として水底Bに立設している。また、竹枝1を中空立体構造の枠体に取着し、枠体の周囲を網部材2によって包囲している。 (もっと読む)


【課題】 水中に設置して餌生物を増殖させるとともに、効果的に稚魚を保護・育成するための、多孔質体を用いた餌生物増殖及び稚魚保護・育成基質を提供する。
【解決手段】 本発明に係る餌生物増殖及び稚魚保護・育成基質1は、粗骨材がセメントにより結合されてなる、板状で多孔質の第一ブロック21および第二ブロック22を備え、第一ブロック21と第二ブロック22とが、板厚方向に所定の隙間dを空けて、連結部材3により結合されている。第一ブロック21および第二ブロック22は、好適にはスラグからなる粗骨材および適量のセメントを型枠内に投入し、セメントを固化させることにより、隣接する粗骨材同士が気孔を介在させつつ結合して、成型される。 (もっと読む)


【課題】 その目的は、湧昇流の発生効率が高く、しかも、設置される場所の水深に制限されず、予め定める設置状態に精度よく設置することができる水中設置構造物およびこれを用いた水中設置構造物群を提供する。
【解決手段】 水中設置構造物1は、長手方向に延びる長手形状に形成され、長手方向中央部を通り、長手方向に垂直な仮想一平面10aに関して非対称な形状に形成され、前記長手方向に垂直な向きのうち、いずれの1つの向きに相対移動する流体からも、1つの作用点に対する仮想的な外力として近似したときに決定される作用点の位置が、重心1cの位置から前記長手方向一方側にずれた位置となる外力を受ける形状に形成されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】構成が簡単で組み立て作業が容易であり貝殻を利用して渦流効果や陰影効果に優れた魚礁を容易且つ安価に製造する。
【解決手段】コンクリート製の多角柱形状を有し内部が空洞2で且つ周面が稜線を柱3状に残して開口4したブロック本体1と、内部に貝殻を収容してブロック本体1内に挿入・固定される通水性の貝殻保持ケース6とからなる魚礁ブロック200であって、貝殻保持ケース6は、開口4からブロック本体1内に挿入してブロック本体1に固定可能な多角形状の下部枠体7と、下部枠体7に嵌合して上部の開放口8から貝殻を充填するようにした通水籠9と、通水籠9の上部開放口8を覆う通水蓋10とを有し、下部枠体7は、外側角部から外側へ突出し、ブロック本体1の側部柱3aに嵌合して横方向への移動を拘束し且つブロック本体1の底部柱3b上に載置して下方への移動を拘束する係止部材12を有する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート内部に残って無駄になる生物誘引物の量を少なくし、また該生物誘引物が長期間に亘って徐々に流出させるために、コンクリートの空気量と流動性を高め、長期間に亘って魚介類の蝟集・育成効果及び藻の付着・育成効果を維持し、該生物誘引物の臭気により高い誘引効果を得ることができる構造の環境活性・保全・修復用ブロックを提供する。
【解決手段】少なくとも3本以上の脚体を有してなる環境活性・保全・修復用ブロックにおいて、臭気を有する生物誘引物質を混練してなる高空気量、高流動のコンクリートで形成した環境活性・保全・修復用ブロック。 (もっと読む)


【課題】製造が容易で十分な強度を有するとともに、水中安定性が高く、しかも生物(海藻類、サンゴなど)の付着性に優れた水中沈設用石材を提供する。
【解決手段】製鋼スラグと金属Al含有材料を主体とする原料混合物の焼成体からなる複数の塊状物が、一部分が水和固化体外面に露出するようにして、水和固化体に埋め込まれた構造を有する。製鋼スラグと金属Al含有材料を主体とする原料混合物の焼成体からなる複数の塊状物を、水和固化体に対してその外面に露出するようにして埋め込んだものであるため、水和固化体により高い水中安定性が、また、埋め込まれた複数の塊状物により高い生物付着性が得られ、生物付着性と水中安定性がともに優れた石材とすることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成であっても、メダカの産卵率が高く、かつ、使い勝手に優れたメダカ用産卵床およびそれを用いたメダカの産卵方法を提供する。
【解決手段】産卵床10と、当該産卵床10を水面下に位置させるための浮き部材12と、を含むメダカ用産卵床14およびそれを用いたメダカの産卵方法であって、産卵床10を、網状部材10aから構成するとともに、当該網状部材10aの開口径(t1)を0.3〜8mmの範囲内の値とし、かつ、円相当径(t2)が10〜50mmであるメダカの通過孔10bを設ける。 (もっと読む)


【課題】
埋め立てや護岸工事によって里海から干潟や浅瀬が失われ、加えて汚染や乱獲によって漁業資源が枯渇し、高価な燃料を大量消費して採算割れに陥った漁業を復活させるには、豊かな里海を復活させる課題がある。
【解決手段】
里海で、海面直下に大量の廃竹材を固定する吊下げ式竹材漁礁は、小空間と自然素材の竹材束でもって浅海環境が形成され、固体表面に微生物が増殖し、海藻が繁茂する事によって稚魚・幼魚が育まれ、食物連鎖が完成して漁業資源が復活する。
里山で、竹の旺盛な繁殖力で席巻された森林が、廃竹材を漁礁として有効利用する事によって蘇り、乱獲と燃料の高騰で採算割れに陥った漁業が復活し、河川のダムによって絶たれた里山と里海の自然が蘇るのである。 (もっと読む)


【課題】漁業操業に規制を加えることなく、藻場を造成し、保護、育成することができる人工魚礁を提供する。
【解決手段】底部が開放されるドーム型の人工魚礁である。この人工魚礁は、外面が凸状の曲面形状を呈する殻壁と、殻壁の内部に形成され、海底への沈設時に海中植物を育成し繁殖するための内部空間と、殻壁の天井部に形成され内部空間を開放するための開口と、殻壁の周縁部に形成され内部空間に貫通する複数の孔とを有する。 (もっと読む)


【課題】礫堆積底域や砂礫底域に容易に挿入でき、しかも一旦挿入された後は安定的に固定され、波浪で転がって破損したり埋没したりする恐れが殆ど無いサンゴ人工増殖具の提供。
【解決手段】サンゴ育成部3の下側に固着させた挿入部11は本体13の外周に設けられた対生または互生の少なくとも一対の羽状返し突起21を備え、上下に隣り合う返し突起21どうしの距離は枝状サンゴの直径以上に設定する。返し突起の外側面23は下方に膨出した滑らかな湾曲面、例えば、側方視で現れる返し突起の外側面の下側輪郭線を上下で隣り合う返し突起どうしの距離の1/2を半径とする円弧軌跡に近似したものにし、且つ、挿入部の内側面29を中央部に稜線を有する山状にすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】筒体1の内面にサンゴを着生させることにより、設置が容易で安価なサンゴ着生用構造体並びにこれを用いたサンゴ着生方法及びサンゴ礁育成方法を提供する。
【解決手段】筒体1の周側壁を幅の広い縦糸2と幅の狭い横糸3からなる網体によって構成したサンゴ着生用構造体を海底に設置し、縦糸2の内面にサンゴが着生し成長した後に、筒体1をこの縦糸2ごとに分離して、内面であった側を表にして再度海底に設置することによりサンゴ礁を育成する。 (もっと読む)


【課題】 生分解性樹脂を使用して使用後微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解させることができ海洋汚染を引き起こすことがないと共に、破壊強度が高く海流により容易に破壊されず、また比重が高く水中に安定して設置でき、さらに集魚効果が高く藻礁としても極めて優れた魚礁及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 砂40〜70wt%を平均粒径500μ以内に粉砕し、この微粉砕された砂を生分解性樹脂エマルジョンに浸漬した後乾燥して砂外周面に生分解性樹脂被膜を形成すると共に、この生分解性樹脂被膜を有する砂に生分解性樹脂ペレットを30〜60wt%混合して成型するようにした。 (もっと読む)


【課題】
従来、コンクリートブロック等を使用する漁礁では、コンクリート表面や木材表面に海藻が定着し育成することはやや困難であって、海藻が十分に定着成長或いは魚類が定着繁殖するには多くの時間を要し、効率が悪かった。
【解決手段】
海中で海藻類の定着がよく、且つ、ヨコエビ類やフナクイムシ類などの魚類にとって好適な餌となる生物の定着成長に与って効果があり、海藻自身の養殖漁業として、さらに漁礁或いは魚類の産卵場所及びウニやアワビ等の育成場所として漁業資源の賦活に寄与する海藻育成体を得ることを、棒状及び/又は索状の材料を用いて籠状に形成した枠体中に少なくとも間伐材または建設廃材を原料とする木材チップを含む林産物や穀類副産物などの植物性材料がネット状の袋に収納されてなる構成要素を収納してなる構造体を用いるという簡便な方法によって実現した。 (もっと読む)


【課題】サンゴの成育を促進すること。
【解決手段】このサンゴ育成用構造物は、金属の枠体1SPの外側にコンクリート2を打設して構成され、かつ海中に没する部分の外側にサンゴ支持構造10によって養殖対象のサンゴが取り付けられる。サンゴ支持構造10は、サンゴを固定する固定治具として機能する陰極Cと、海水中に配置されるとともに陰極Cと導体Lによって電気的に接続され、かつ陰極Cよりも自然電位が卑である陽極Aとを備える。サンゴを固定した陰極Cは、コンクリート2に埋め込まれているサンゴ固定治具取付体11に、樹脂ねじ14を介して取り付けられる。樹脂ねじ14によって、陰極Cと枠体1SPとの間には、陰極Cと枠体1SPとの導通が抑制される。 (もっと読む)


【課題】珊瑚の成育を妨げる生物の付着を抑制すること。
【解決手段】この珊瑚育成用構造物1は、子珊瑚を移植する移植孔43fが設けられる珊瑚育成部8を備える。珊瑚育成部8はコンクリートで構成されており、ここに子珊瑚が移植され、海中で成長させる。珊瑚育成部8の少なくとも子珊瑚が移植される部分の周辺には、フッ素樹脂が塗布されて、被覆層3が形成される。この被覆層3によって、珊瑚の成育を妨げる藻類や貝類等の付着が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 サンゴなどの水中生物の優れた着生・生育性が得られる水中生物着生用器具を提供する。
【解決手段】 板状部とこの板状部の下面側に突設された1又は2以上の固定用脚部を有する器具であって、少なくとも一部、好ましくは少なくとも板状部の一部が、未炭酸化Ca含有原料を炭酸ガスと接触させて炭酸化反応で固結させることにより得られる炭酸固化体からなることを特徴とする。この着生用器具によれば、サンゴなどの水中生物の着生・生育性を大きく向上させることができる。 (もっと読む)


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