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Fターム[2B026AA02]の内容

海藻の栽培 (1,460) | 対象とする海藻 (416) | コンブ、ワカメ (66)

Fターム[2B026AA02]に分類される特許

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【課題】コンブ等の育成すべき藻体に対し傷を付けることなく、ウニ等の住処にもなり難く、かつ、砂地に設置しても埋没し難い藻礁を提供する。
【解決手段】この藻礁1は、中央部に貫通孔4を有するドーナツ形状のコンクリートブロック製礁体2を有し、その礁体2の底面側には、その外周面側から貫通孔4側へ海水を通す海水通し部3が複数設けられている。礁体2がドーナツ形状であるため、育成すべき藻体に対し傷を付けることを極力低減でき、またその表面は曲面をなしており凸凹がないので、ウニ等がその表面を這い上がり難く、ウニ等による藻体の食害を防止できる。また、礁体2の底面には海水通し部2が設けられているので、礁体2の外周面に海水が当っても海水通し部3を通って礁体2中央の貫通孔4から海水が排出されるため、洗掘現象を極力抑えることが可能となり、砂地に設置しても埋没することを極力防止できる。 (もっと読む)


【課題】海藻付き紐状体を基質プレートに安定的かつ確実に固定して、海藻種苗を安定的かつ効率良く育成できる海藻種苗の育成方法を提供すること。
【解決手段】ガラスマットの上にポリエステル編地を積層して不飽和ポリエステル樹脂により一体化した基質プレート1の表面に溝部11を形成して、その溝部11に海藻付き紐状体2を挿入し、海藻付き紐状体2を溝部11に挿入した後、海藻付き紐状体2と基質プレート1をゴムバンド3で固定すると共に、接着剤4で海藻付き紐状体2を溝部11に固定し、海藻付き紐状体2がゴムバンド3および接着剤4で溝部11に固定された基質プレート1を培養水に浸けて海藻種苗を育成する。 (もっと読む)


【課題】磯焼け防止、磯焼けの再生に効果を発揮し長期間鉄イオンの溶出が持続する人工礁を提供する。
【解決手段】鉄鋼工業より排出される廃棄物の微細鉄粉を活用し、砂セメントを用いて固化させた人工礁を、自然環境が破壊され劣化した魚場の海底に沈設し鉄イオンを長期にわたり溶出させ、藻の着床繁茂を計りその結果ウニ、蟹、魚類の生息出来る自然環境の回復が達成できる。 (もっと読む)


【課題】栄養塩を効率良く供給することができ、しかも固形有機物による環境悪化を回避することができる固形有機物分解型液肥供給装置を提供する。
【解決手段】フルボ酸鉄を水に溶出可能な第1溶出用水槽3と、内部に入れた塊状浄化材20により汚濁水の固形有機物を分解して栄養塩液肥を調整する第2溶出用水槽4と、第1溶出用水槽と第2溶出用水槽とのいずれか一方または両方の溶出用水槽内の溶出成分含有水を選択して海に供給可能な溶出成分含有水供給装置とを設置し、溶出成分含有水を海中に供給する固形有機物分解型液肥供給装置であって、第2溶出用水槽は、酸素含有気泡が水中を上昇する好気性領域と該好気性領域から外れた嫌気性領域とが流れの途中に交互に出現するように配置し、浄化域には塊状浄化材を充填し、浄化域を通過する途中で汚濁水を塊状浄化材に接触させながら好気性領域と嫌気性領域とを交互に通過させて汚泥水中の固形有機物を分解する。 (もっと読む)


【課題】水中の窒素、リン等の濃度低下による水中植物の栄養塩欠乏の回復のために用いる水中植物用肥料が、施肥容器内において固結することを防止することを目的とする。
【解決手段】水との接触により気体を発生する成分を含有することを特徴とする水中植物用肥料である。気体を発生する成分として、発泡剤と水溶性固体酸からなるものを好適に用いることができ、発泡剤の具体例として、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムのうち1種以上を、水溶性固体酸の具体例として、有機酸を挙げることができる。 (もっと読む)


【課題】 遊走子や雌雄配偶体から出荷対象個体までの育成を新しい手法で行うことにより、褐藻類を安定して周年生産することができ、かつ規格の調整にも優れるうえ、他の海洋資源の養殖廃水も活用することができ、限られたスペースを有効活用することができる陸上養殖褐藻類の生産方法を提供する。
【解決手段】 所定の低水温の滅菌人工海水などで褐藻類の成熟した胞子体1から放出された遊走子14や雄性配偶体15、雌性配偶体16を種苗糸基質2に付着させて遊走子・配偶体付着種苗糸21を作製する工程と、遊走子・配偶体付着種苗糸21を流水に対して略垂直となるように養殖槽3に固定して海水を流水するととともに所望によりエアレーションをして遊走子・配偶体付着種苗糸21における遊走子14や雄性配偶体15、雌性配偶体16、幼胞子体17を出荷対象個体18に生長するまで育成する出荷対象個体育成工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】水中生物の生育に必要な鉄分を、水中の酸素により酸化されて水酸化鉄にならないように、鉄イオン(Fe2+、Fe3+)の状態のまま、水中に安定して供給することができる鉄イオン供給材を提供することを課題とする。
【解決手段】水中に浸漬させることで、溶解した鉄イオンを水中に供給する鉄イオン供給材であって、鉄分含有物と、キレート剤として果実酸および/または果実酸化合物を含有することにより構成される。また、鉄分含有物と、果実酸および/または果実酸化合物と、結合材が共に混合され、塊状に成形されていても良い。 (もっと読む)


【課題】若布や昆布などの海洋植物の胞子や根株を直接植栽することができ、海洋植物の生長にともない分解していくコンクリートブロックを提供する。
【解決手段】腐葉土と水を攪拌し、セメント、砂、小石、肥料を配合、混練し、ブロック作成用の型枠に流し込み、その際、胞子や根株を植栽する穴空けて乾燥させ、海洋植物の生長に合わせて適度に分解できるように硬度の調整を図ったコンクリートブロック。 (もっと読む)


【課題】藻場を造成しようとする海域の自然環境特性に適した海藻を繁茂させることができ、取り扱いが容易で、底生生物の定着も期待できる藻場造成装置を提供する。
【解決手段】カートリッジ103の基部110の一方の面には、海藻SWが着生する着生基材111が配置される。カートリッジ受け具102は、台部と保持部105とを備える。台部は、海底BSに配置されるブロックの外面に設置され、底生生物が住み着くための空隙SPが設けられる。保持部105は、台部の第1の面107a側に設けられる。保持部105には、カートリッジ受け具102をスライドさせて導入するための導入部115が形成される。保持部105は、台部から離反する向きに着生基材111を向けて導入部115から導入されて自重で落とし込まれたカートリッジ103の基部110の縁領域114を、スライド自在に保持する。 (もっと読む)


【課題】 直立構造物の垂直面に固定敷設しても、消失しにくい繊維シートを用いることにより、直立構造物で構成された人工海岸の環境破壊を修復する工法を提供する。
【解決手段】 人工海岸を構成している直立構造物の垂直面に、繊維シートを固定する。この繊維シートは、網地1とモノフィラメント群2,2,2・・・とからなる。網地1は、繊度100デシテックス以上のモノフィラメントを鎖編みして形成された網糸3で構成されている。モノフィラメント群2,2,2・・・は、網糸3に編み込まれている。そして、網地1の一表面から一方に延びている。このモノフィラメント2は、網糸3を構成しているモノフィラメントよりも太繊度である。かかる繊維シートの網地1を、直立構造物の垂直面に沿わせて固定する。 (もっと読む)


【課題】
栄養塩を効率良く供給することができ、しかも海底や海岸など自然環境への工事を最小限に抑えることができる海藻用栄養塩供給装置を提供する。
【解決手段】
海に臨んだ陸上に、フルボ酸鉄を水に溶出可能な第1溶出用水槽3と、窒素やリン等の栄養塩を水に溶出可能な第2溶出用水槽4と、前記第1溶出用水槽と第2溶出用水槽に水を供給する水供給機構と、第1溶出用水槽と第2溶出用水槽とのいずれか一方または両方の溶出用水槽内の溶出成分含有水を選択して海に供給可能な溶出成分含有水供給機構と、を設置し、海底に生育する海藻の生活史に対応させて前記溶出成分含有水供給機構により選択して前記溶出用水槽の溶出成分含有水を藻場となる海域2に供給するようにした。 (もっと読む)


【課題】強度及び耐久性に優れ、メンテナンスが容易であると共に、波浪が高い海域でも使用することが可能な防護ネットを備える増殖礁を提供する。
【解決手段】周縁部に比べて中央部が上方に突出する台座13を有し、台座13の上部が藻類又は珊瑚の生育場及び/又は増殖場とされる下部構造体11と、柱部15及び梁部16から構成される骨組構造からなり、該骨組構造の基礎部位12aが台座13の基部13aに嵌合される上部構造体12と、上部構造体12に設けられた開口部17ごとに設置され、開口部17を覆う合成樹脂製の防護ネット19とを備え、防護ネット19の周縁部を上部構造体12に密着させるFRP製のフラットバー20と、フラットバー20を上部構造体12に固定するノブボルト22により、防護ネット19が上部構造体12に着脱可能に装着されている。 (もっと読む)


【課題】発明は、コンブ、ワカメ等の海藻養殖の種糸巻き作業の省力化及び種糸の効率的利用を図るための海藻種糸巻付器及びその使用方法を提供する。
【解決手段】中空の円筒体又は多角形筒体に海藻養殖用の糸4を巻き付けた海藻種糸巻付器1を形成し、この海藻種糸巻付器1の糸4に海藻の種を付着させ、一定期間海藻の種を培養した藻種糸巻付器1を用いて、前記海藻種糸巻付器1の筒内に幹縄10を通し、種糸4の一端を幹縄10に結び、幹縄10又は海藻種糸巻付器1をスライドさせることにより、種糸4が幹縄10に自動的に螺旋状に巻かれていく。 (もっと読む)


【課題】ザラボヤとか他の雑物が大量に付着した貝付きロープであっても、それがスリップせずに確実に引き上げ可能な漁業用回転体と、洗浄装置を提供する。
【解決手段】海中に吊るしてある貝付きロープを胴体に掛けて引き上げる漁業用回転体において、細幅の長板を波形に曲げて貝付きロープを係止可能とした波板、又はその波板を波の高さ方向に多数本連続させて貝付きロープを係止可能とした波状網を胴体表面に取り付けた。貝類が吊下げロープに係止された貝付きロープを海中から引き上げる回転体を備え、回転体の外周に掛けて引き上げた貝付きロープを洗浄可能な洗浄装置の回転体として前記漁業用回転体を備えた。 (もっと読む)


【課題】効率よく養殖する海藻を養成綱に差し込むことを可能とすることで、作業者の負担を軽減できる増養殖支援装置を提供する。
【解決手段】増養殖支援装置は、海藻の養殖するため養成綱Rに、海藻の若芽や種を植え付け養殖した種糸を、撚り糸同士の間に差し込んで固定するものである。増養殖支援装置は、養成綱Rの一側を挟持する第1挟持部53と他側を挟持する第2挟持部541を含む本体部54とが、台部52に搭載された装置本体5を備えている。本体部54に設けられた操作部543のレバー5432を回動すると、操作部543と共に第2挟持部541が回動しつつ、第2挟持部541が第1挟持部53の方向へ移動するので、第1挟持部53と第2挟持部541との間で、養成綱Rの撚りが戻り、撚り糸同士の間で隙間ができる。作業者は、この隙間に若芽を差し込むことで簡単に作業を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 水中に鉄イオンを短時間で効率良く溶出させることができ、水質の浄化と水産資源の育成及び増加を図れるようにする。
【解決手段】 水中に浸漬して鉄イオンを溶出させることによって、水質の浄化と水産資源の育成及び増加を図るようにした水質浄化及び水産資源育成用の固形物であって、前記水質浄化及び水産資源育成用の固形物は、鉄又は鉄酸化物若しくは鉄化合物が主成分である物質と炭素材料との混合物をセメントで所望の形状に成形固化することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】より安価な費用で済む簡便な手段によって、予め基質に付着させた目的の海藻種苗以外の珪藻の付着を抑制しながら海藻種苗をより効率的かつ安定的に生育し得るとともに、停電等により上方からの散水が停止した場合にも適応可能な、使い勝手のよい海藻種苗の生産技術を提供する。
【解決手段】水槽1内の培養水2の液面近傍に海藻の胞子や幼体を付着した基質3を保持し、その基質3に付着した胞子や幼体が水槽1内の培養水2と接触できるように構成するとともに、基質3の上方から培養水を散布する培養水散布手段5を設け、それらの水槽1内の培養水2と上方から散布される培養水とによって、珪藻の付着を抑制しながら目的の海藻種苗を効率的に生育する。 (もっと読む)


【課題】人工魚礁や被覆ブロック等の各種形状の構造物に対して、簡単に取り付けることができる移植用の海藻種苗を効率的に目的地まで運ぶことのできる搬送方法を提供する。
【解決手段】片面側に鋸歯状突起が形成されループ状に湾曲可能な帯状部2を、内部に係止爪を備えた箱状の頭部3でループ状態に保持する結束バンド4の頭部3に、海藻の小藻体5を着生した形態の海藻種苗1の搬送方法であって、複数の海藻種苗1を並列状態にしてその帯状部2の部分を結束バンド6により結束した状態で搬送用容器10に収容し、育成場所から移植場所近くの陸上拠点まで搬送する。陸上拠点から移植場所の海面上まではそのままの状態で搬送し、船上で搬送用容器10から取り出した海藻種苗1の束7を作業者が海底の移植場所まで搬送し、移植場所に結束バンド4を利用して固定する。 (もっと読む)


【課題】海水中に溶解しているCOを精度良く測定する。
【解決手段】海水を電気分解して、その海水をpH5以下の酸性にする酸性化部と、酸性化部の下流に設けられ、酸性化部によってpH5以下とされた海水中に含まれるCOを赤外分光法によって検出するCO検出部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】効率的な生産が可能であり、移植用の海藻種苗とした場合には移植後の定着率が良好で、そのまま造成用構造物に対して簡単に取り付けることができ、また食用や餌料としての適用も可能な海藻種苗の生産方法を提供する。
【解決手段】海藻の生殖細胞を含む水槽20の内部に、上部に矩形状枠部で囲まれた網状部を備える支持具10を設置するとともに、この網状部に対して、帯状部と頭部6とからなる多数の結束バンド1をそれらの頭部6が互いに近づいた状態で各頭部6を上にして網目に差し込み、結束バンド1の頭部6に生殖細胞を付着させる。そして、新鮮な海水と空気をそれぞれ給水管21と給気管22を介して水槽20内に供給して海藻の小藻体に育成する。海藻種苗は、小藻体と一体になった結束バンド1のループ状保持機能を利用して養成用ロープや造成用構造物のフックなどに取り付ける。 (もっと読む)


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