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Fターム[2B230EA09]の内容

Fターム[2B230EA09]に分類される特許

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【課題】木質材の物理的特性を損なうことなく、木質材の色調を安価に効率よく調節することができる調色木質材の製造方法を提供する。
【解決手段】作業者は、まず、板状の木質材11の一面に、多価カルボン酸水溶液を塗布する(A)。次いで、作業者は、木質材11を自然乾燥させる(B)。更に、作業者は、木質材11を熱盤プレス機41にセットし(C)、熱盤411,412を200 ℃に加熱して、木質材11に30秒間の熱圧締処理を施す(D)。この熱圧締処理は、従来の乾熱処理に比べて低温且つ短時間であるため、木質材11の物理的特性が損なわれ難く、加熱に必要なコストが安価である。また、この熱圧締処理は、従来の湿熱処理のように水蒸気雰囲気下で熱圧締処理を行なう必要がないため、密閉容器を備える大型で複雑な処理装置は不要である。 (もっと読む)


【課題】 化粧単板に自然な風合いの模様を浮かび上がらせると共に、基材の影響による化粧単板の変色や合板強度の低下を防止できる塗装化粧合板の製造方法を提供すること。
【解決手段】 塗装化粧合板100の製造方法は、アルカリ水溶液を化粧合板110の化粧単板113に塗布して模様を浮かび上がらせるアルカリ処理工程であって、NaOHを含み、pH=13.0以上としたアルカリ水溶液を用いて、化粧単板113の処理前後の材色の色差をΔE≧4.5とするアルカリ処理工程と、その後、化粧単板113に非透水性及び耐アルカリ性を有するクリア塗料を塗布して、化粧単板113上にクリア塗料層125を形成するクリア塗装工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】原料として用いた場合に原料の形状に依存した質や量のばらつきをなくすこと。
【解決手段】本発明では、木材から所定のサイズの粒子状に削り出した木粒子において、乾燥を行った後に酸性物質又はアルカリ性物質を各木粒子の内部に含浸させることにした。特に、木材から所定のサイズの粒子を削り出し、乾燥させ、その後、酸性物質又はアルカリ性物質を各粒子の内部に含浸させることにした。また、その後、木粒子を加熱することによって木粒子に含有されるリグニンを抽出することにした。 (もっと読む)


【課題】木質材のアルカリ汚染を簡便且つ経済的に防止することのできる、木質材のアルカリ汚染の防止方法及びアルカリ汚染防止剤を提供すること。水に濡れてもアルカリ汚染が生じにくいアルカリ汚染防止木質材を提供すること。
【解決手段】木質材のアルカリ汚染の防止方法は、木質材を、2価の鉄イオンの存在下に過酸化水素水で処理することを特徴とする。木質材のアルカリ汚染防止剤は、過酸化水素水と該過酸化水素水に混合される硫酸第1鉄とからなる。アルカリ汚染防止木質材は、硫酸第1鉄を混合した過酸化水素水で木質材を処理して得られる。 (もっと読む)


【課題】ホルムアルデヒド捕捉剤を用いた木質化粧板において、ホルムアルデヒド捕捉効果の持続性とアルカリ汚染防止の双方を同時に満足できるようにする。
【解決手段】表面にホルムアルデヒド捕捉剤2を塗布し、その上に化粧層4を貼り付けた木質化粧板5において、ホルムアルデヒド捕捉剤2として、亜硫酸ナトリウムとヒドラジン類と酸物質とを溶媒に溶解させたpHが7.5〜8.5の範囲のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】高弾性率で、補強材などに有用な竹繊維縄が得られる竹繊維縄の製造方法、及び、高強度で、補強材などに有用な竹繊維束を、高い収率で得られる竹繊維束の製造方法の提供。
【解決手段】竹繊維束を用い、複数の竹繊維束を撚って縄状に形成する撚り工程と、縄状に形成された竹繊維束に樹脂を含浸させる樹脂含浸工程と、樹脂を含浸した竹繊維束を、強度が樹脂硬化時の最終到達強度の70〜100%に到達するまで、撚り合わせていない竹繊維束の破断荷重の6〜20%となる条件で引張荷重をかけて張架しながら乾燥し、竹繊維縄を得る張架工程と、を有する竹繊維縄の製造方法、及び、竹材料の厚み方向の内皮側から1/3以上の領域を除去した残余の領域における竹材料を、長辺が繊維束に平行となるよう短冊状に切断して竹片を得る竹片作製工程と、該竹片の繊維質を結束している物質を除去して解繊し竹繊維束を得る解繊工程と、を有する竹繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】化粧板において鉄分を含む繊維板を基板に用いた場合にも、その表面に接着する木質系突板に変色を生じさせないことである。
【解決手段】濃度が10重量%以上30重量%未満の過酸化水素水溶液と、濃度が26重量%以上30重量%未満のアンモニア水溶液とを混合してpHが8.5〜9.5となるように調整し、この混合液を木質突板に付着させることにより木質突板を処理した後、この木質突板を接着剤を介して繊維板の表面に貼着する。木質突板に対する混合液の付着量は140〜330g/mとする。混合液の調製から60分以内に木質突板への付着処理を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】木材素地の損傷を防ぎつつ、木材の内部組織に深く侵入した青カビ等のカビによるブルーステインの除去を効果的に行うことのできる、経済的な木材漂白技術を提供すること。
【解決手段】カビにより変色した木材の表面を、アルカリ性の次亜塩素酸もしくはその塩の溶液、アルカリ性の過酸化水素溶液およびアルカリ性の次亜塩素酸もしくはその塩の溶液で順次処理することを特徴とする変色木材の漂白方法。 (もっと読む)


【課題】少なくとも10mm以上の長さを有し、高強度であり、補強材などに有用な木質繊維束を、低エネルギーで廃棄物の少ない方法で製造することができる木質繊維束の製造方法及びその方法により得られた高強度の木質繊維束を提供する提供する。
【解決手段】木材及び竹から選択される1種以上の木質材料を、繊維束に平行な短冊状に切断して木質片を作製する切断工程と、該木質片をpH10〜14のアルカリ水溶液中で、アルカリ条件下で活性なセルロース分解酵素を作用させる酵素処理工程とを含み、該酵素処理工程とを経ることで、木質片の繊維質を結束している物質を除去し、50mm以上の長さを有する竹繊維束または木繊維束を得ることを特徴とする木質繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】燃えない、あるいは燃えにくい建築物を作るための素材、とりわけ木材、繊維質材を不燃化する。
【解決手段】原樹木竹繊維質素材1を脱水後、無機物珪酸ソーダ又は無機珪素系粉末5の入った液槽14に浸漬して該アルカリ液20を吸収させ、常温又は乾燥装置で固定して乾燥する。 (もっと読む)


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