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Fターム[2B242CA63]の内容

木質単板の製造 (312) | ロータリーレース系 (130) | 制御、警報、表示 (13)

Fターム[2B242CA63]に分類される特許

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【課題】単板切削切断処理工程に於て、端尺薄単板の生成を抑止できる剥き厚の切り替え方法を提供することにより、処理工程の合理化と単板歩留りの向上を図る。
【解決手段】ベニヤレースによって原木から削成する厚薄二種の単板の内で、良質な帯状の薄単板6Bについては、ベニヤレースに直結した定尺切断装置を用いて所定長さh毎に順次定尺切断し、薄定尺単板6bを順次形成する単板切削切断処理工程に於て、適宜の薄単板全長予測手段を用いて、予め削成し得る薄単板6Bの全長Wxを予測的に算出すると共に、該算出した全長Wxの範囲内で、而も薄定尺単板6bの取得枚数が最多となる適正全長(h×n≦Wx)を算出し、剥き厚を厚剥きから薄剥きへ連続的に切り替える時期、又は/及び剥き厚を薄剥きから厚剥きへ連続的に切り替える時期を適当に調整することにより、実際に削成される薄単板6Bの長さLを、先に算出した適正全長に揃える。 (もっと読む)


【課題】原木から削成した単板の後処理と、原木の剥芯の後処理とを、併せて合理化することができる原木の処理方法を提供する。
【解決手段】ベニヤレース1を用いて原木2から良質の単板2Bを削成する途上に於て、規定の剥芯径Dに至る前に、心腐れ2y等の欠陥の存在によって、原木外周部分の少なくとも一部の性状が、良質の単板2Bの削成には不適な性状となっても、所望の剥芯径D1に至るまでは削成を続行し、次いで、ベニヤレース1の後位に於て、少なくとも低質の単板2Cが含まれ始めて以降の全ての単板部分を、良質の単板2Bから切り離し、屑単板として弁別処理することを特徴とする原木の処理方法。 (もっと読む)


【課題】単板の性状(部分的に収縮率が異なる)に都合良く適合し、木質資源や乾燥に要する燃料費等の無駄を低減させ得る定尺単板の切断方法を提供する
【解決手段】ベニヤレースの前位に備えた芯出し装置に於て、予め原木4の回転中心軸に対する両木口面の心材部分4bの輪郭を計測して、心材部分4bの全体形状を推測し、ベニヤレースから削成される定尺切断前の単板11を、心材部分のみから削成される単板11bと、それ以外の部分(少なくとも一部に辺材部分4aが含まれる部分)から削成される単板11aとの二種類に推定区分し、心材部分のみから削成される単板11bの定尺長さL1に対して、それ以外の部分から削成される単板11aの定尺長さL2を、適宜長さαだけ長くして、夫々定尺切断することを特徴とする定尺単板の切断方法。 (もっと読む)


【課題】原木から厚ベニヤ単板を削成する場合に、厚ベニヤ単板に内在する強い巻き癖に起因して、厚ベニヤ単板の後尾に内向きの巻き込み現象が誘発されるのを阻止する。
【解決手段】原木1から所望厚さ以上の厚ベニヤ単板3Aを削成する単板削成工程の終期に於て、削成を終了するに際し、切削刃2の刃先2aが、規定の最小剥芯半径r1よりも所望量αだけ太い半径r3に至った時期に、切削刃2の刃先2aによる切削軌跡が、符号K1で示した点線に倣うように、単板の剥き厚を、一旦所望厚さ未満の厚さに切替えることによって、展開した場合の断面形状が台形状である不良単板3cに続けて、暫時所望厚さ未満の薄単板3Bを削成し、次いで、切削刃2の刃先2aが、規定の最小剥芯半径r1に至った時期に、削成を切上げることによって、厚ベニヤ単板3Aの後尾に、前記不良単板3cを介して、薄単板3Bを捨て重しとして付帯的に追加削成する。 (もっと読む)


【課題】単板切削切断処理工程に於て、常に良質な薄定尺単板を形成し得る剥き厚の切替え方法を提供する。
【解決手段】ベニヤレースによって原木から削成する厚薄二種の単板の内で、薄単板6Bについては、ベニヤレースに直結した定尺切断装置を用いて所定長さh毎に順次定尺切断し、薄定尺単板6bを順次形成する単板切削切断処理工程に於て、剥き厚を厚剥きから薄剥きへ連続的に切替えるに際し、剥き厚を切替えて以降、各原木を規定の剥芯径まで薄剥きした場合に削成し得る薄単板6Bの全長Wxを予測的に算出すると共に、薄単板6Bに付随する不良単板6cと薄単板6Bとの境界位置kからの距離Lが、前記予測的に算出した全長Wxの範囲内であって、且つ、予め規定した捨切り長さgと薄定尺単板6bの定尺長さhの整数倍の長さとを加算した長さとなる特定箇所Pを算定し、厚剥きから薄剥きへの切替えが前記特定箇所Pに於て終わるように、剥き厚を切替える。 (もっと読む)


【課題】単板切削切断処理工程に於て、余分な端尺薄単板が発生しない剥き厚の切替え方法を提供する。
【解決手段】ベニヤレースによって原木から削成する厚薄二種の単板の内で、薄単板6Bについては、ベニヤレースに直結した定尺切断装置を用いて所定長さh毎に順次定尺切断し、薄定尺単板6bを順次形成する単板切削切断処理工程に於て、剥き厚を厚剥きから薄剥きへ連続的に切替えるに際し、剥き厚を切替えて以降、各原木を規定の剥芯径まで薄剥きした場合に削成し得る薄単板6Bの全長を予測的に算出すると共に、薄単板6Bに付随する不良単板6cと薄単板6Bとの境界位置kからの距離Lが、前記予測的に算出した全長Wxの範囲内であって、且つ、薄定尺単板6bの定尺長さhの整数倍となる特定箇所Pを算定し、厚剥きから薄剥きへの切替えが前記特定箇所Pに於て終わるように、剥き厚の切替え開始位置Vを定める。 (もっと読む)


【課題】 湿潤状態のベニヤ単板、あるいはこの湿潤状態のベニヤ単板をベニヤドライヤによって乾燥した乾燥後のベニヤ単板を巻取った巻取りリールの搬送方法及び装置を提供する。
【解決手段】 巻玉ストックエリアの一対のレール上に乗せられた巻取りリールは、その両端のリール軸を無端帯の回動時に起伏可能に弾発的に取り付けられた押送爪が当接して無端帯の回動速度で押送される。巻取りリールが当該無端帯の終端位置に至るとき、前記移動体を介して次段の無端帯の始端位置まで当該巻取りリールを移動させる。当該巻取りリールは一対のレール上を再び押送爪によって順次前方へ押送され、巻玉ストックエリアの終端位置(巻き戻し位置)に至る、或いは前方に待機する巻玉の外周と当該巻取りリールの巻玉の外周が当接するまで上述の作業が繰り返され、巻取りリールをベニヤ単板巻戻し位置へ搬送し、及び/又は貯留する。 (もっと読む)


【課題】原木を旋削処理する際に、原木の硬さの差異に起因する諸問題(例えば単板の剥き肌の悪化、旋削用刃物の損傷など)の解消を図る。
【解決手段】本剥き用ベニヤレース(2a、2b)の前位(工程的な前位であって、位置的な前位とは限らない)に備えた荒剥き用ベニヤレース1を用いて、順次供給される原木Aの不定形な外形が略円柱状となるまで荒剥き処理すると共に、適宜の硬さ判別手段(例えば荒剥き原木A1の最終期の旋回に要する電力量の多寡に基づいて、各荒剥き原木A1の硬さを判別する硬さ判別手段)を用いて、各荒剥き原木A1の硬さを順次判別して、荒剥き原木A1を、二種類以上の硬さに区分し、該区分した各硬さに適応する切削条件を具備する本剥き用ベニヤレース2a、2bに供給する。 (もっと読む)


【課題】 フリッチからベニヤ薄板を切り出す方法及び装置を提供する。
【解決手段】 フリッチと、これに接触する刃の相対運動をさせる駆動機構を含み、前記相対運動を、切断行程の一部の間は比較的遅くし、前記切断行程の他の部分の間は比較的早くする。 (もっと読む)


【課題】 ベニヤレースで切削された単板を、省力化と安定的な巻取が可能で、単板歩留りの向上、無駄な乾燥を無くし、生産性が向上する巻取方法を提供する。
【解決手段】 ダンパーDを排除位置に上昇待機させておき、ベニヤレースAで原木1を切削して得られた単板を、第1コンベアB1及び第2コンベアB2で搬送し単板検知器C1で単板の不良部と有効部との該搬送方向下手側の境界を検知すると切断刃5で切断し、次いで第2コンベアB2を増速して不良部をダンパーDの下方に排除し、次に単板の有効部の該方向下手側端部がダンパーDに至る前にダンパーDを案内位置に下降待機させて以後該有効部を第3コンベアB3から巻取装置Fまで搬送して単板を巻取り、単板検知器C1で該方向上手側の該境界を検知すると切断刃5で切断し、次いで第2コンベアB2、第3コンベアB3及び巻取装置Fの巻取速さを増速し、該有効部の該方向上手側端部がダンパーDの箇所を通過後に、ダンパーDを排除位置に回動待機させる。 (もっと読む)


【課題】 湿潤状態のベニヤ単板、あるいは乾燥後のベニヤ単板を、その繊維方向に対する割れ、裂け等の発生を抑えながら、搬送されるベニヤ単板の間隔をつめて円滑に巻取りリールに巻取る巻取り装置を提供する。
【解決手段】 ベニヤ単板巻取り位置11には、巻取りリール7の軸芯方向に亘って任意間隔を置いて巻取り案内部材17が複数列設置されている。この巻取り案内部材17は、ベニヤ単板9の巻取り時、巻取りリール7の下方位置からベニヤ単板が搬入される側の反対側にかけて、巻取りリール7の外周の一部に面状に密着状態とされる。したがって、搬送コンベヤ1から巻取り案内部材17上へ乗り移ったベニヤ単板9を、巻取りリール7の曲率に倣って面状態で巻き込むことができる。特にカットシート状のベニヤ単板9においては、複数列の巻取り案内部材17が巻取りリール7の外周の一部にその曲率に沿って間隔をつめて面状に密着されているので、確実に巻取りリール7に巻き付かせることができる。 (もっと読む)


本発明は、丸木からベニヤを剥離する方法であって、センタリング装置が、製造を中断すること無く、剥離作業中に自動的に校正される方法に関する。従来使用されていた方法では、校正中に製造を中断する必要がある。本発明の方法では、丸木の輪郭が、丸木の長さに沿った複数のポイントにおいて、丸木の表面と回転軸心との間の距離を測定することによって、前記センタリング装置において従来技術によって定義される。センタリングの有効性が、前記センタリング装置から得られたデータによって旋盤のスピンドルに対して丸木を位置決めしながら、剥離収率を測定することによって制御される。回転中心の位置決めは、製造を中断させることなく、前記剥離収率の制御に基づいて、連続的に校正される。
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本発明は、ベニヤを剥離する時のベニヤの収率を最適化する方法に関する。剥離対象の丸木の輪郭を測定し、丸木の両端部における剥離軸心を、ベニヤの収率(yield:イールド)をシミュレートすることによって決定する。所望のベニヤ収率が、少なくとも、それら自身のグレードを有する二つのベニヤ製品に対して決定される。これらの望ましいベニヤ製品は、前記最適化計算のための基本値として役立つ。最高グレードのベニヤ収率が、前記ベニヤ製品の寸法とグレードとに基づき、そして、更に、前記剥離軸心の位置を繰返し、剥離作業をシミュレートすることによって、計算される。最高の収率グレードを与える丸木の剥離軸心が見つかると、丸木を、旋盤においてこれらの剥離軸心に従って配置し、鋏によって前記所望のベニヤ製品へと切断されることになるベニヤウェブへと剥離する。
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