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Fターム[3C025DD00]の内容

歯車加工 (349) | 歯の仕上げ (111)

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【課題】耐ピッチング性に優れた歯車およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鍛造あるいは機械加工により歯車形状とした後、真空中で浸炭処理を行い、その後炉内で冷却後に焼入れする際、前記炉内での、浸炭後の炉内冷却から焼入れ前の加熱保持の間に、窒化処理を行い、前記焼入れ後に焼戻し処理される歯車であって、成分組成が質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.70〜2.50%、Mn:0.20〜1.00%、Ni:0.01〜0.80%、Cr:0.10〜1.50%、Mo:0.01〜0.80%、Al:0.005〜0.200%、残部鉄および不可避不純物からなり、前記成分組成におけるSi、Crと前記窒化処理による表層最大侵入窒素量による焼戻し軟化抵抗パラメータHSiCrNが(1)式を満たす事を特徴とする耐ピッチング性に優れた歯車。
SiCrN(=58Si+42×(Ns−Cr×14/52))≧80(1)、ここで、Si,Crは含有量(質量%)Ns:表層最大侵入窒素量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】歯車の歯面に好適に微小凹部を形成することができる歯車加工装置を提供する。
【解決手段】被加工歯車2を加工用歯車3と噛合した状態で回転させることで被加工歯車2の歯面2aを加工する歯車加工装置1において、薄膜形状の一方の表面4aに微細粒子5を付着して構成される加工フィルム4を備える。この加工フィルム4は、被加工歯車2の回転に伴って被加工歯車2と加工用歯車3とが噛み合う歯面の間に、微細粒子5を付着させた一方の表面4aが被加工歯車2の歯面2aと当接して挿入されることで、被加工歯車2の歯面2aに微細粒子5と対応する微小凹部7を形成する。また、加工フィルム4と被加工歯車2との間の摩擦係数が、加工フィルム4と加工用歯車3との間の摩擦係数より大きい。 (もっと読む)


【課題】歯車の歯元円半径及び歯面をピーニングにより強化し、かつ耐摩耗性を高め、その後で振動仕上げ処理によりピーニングによる圧痕を減少させる。
【解決手段】第1ピーニング媒体を金属歯車の複数表面に衝突させ、歯車の歯元の強度と耐摩耗性を高め、次いで、第2ピーニング媒体に複数表面を曝すことにより歯車表面の圧縮応力(KSI)を高め、容器内で精密仕上げ媒体を歯車と共に振動させた後、歯車を洗浄し、さび止め処理をする。 (もっと読む)


【課題】精緻且つ均一な駆動系歯車の歯面仕上げ(研磨)を、平易且つ低コストに、また、省資源・省エネルギー・環境保全の見地からも有効に達成し得る歯車の歯面研磨剤及びこれを用いた研磨方法を提供する。
【解決手段】シリカとアルミナを主成分とする火山灰7と、潤滑油8と、油粘土9を含有して外力を加えると自在に流動する可塑性を有する研磨剤2をシリンダー1内に充填し、歯車3を研磨剤2の中で移動させるか又は歯車3を固定した状態で研磨剤2を流動させることによって、研磨剤2が歯車3の歯溝3bを流動しながら接触し、歯車歯面を3aを研磨する。 (もっと読む)


【課題】従来より、歯車にショットピーニングを施すと、歯先エッジ部の稜線を中心に膨出部6が発生した。そこで、歯先エッジ部に、アール面・直線状連続面による面取り加工や、切欠き加工を行う技術が知られているが、いずれの加工面も、後工程の仕上げ加工によって変化するため、再び膨出部が発生し、更に、修正量が過大なため、その大部分は歯車1の噛合いに直接寄与せず、噛合い率が低くなる、という問題があった。
【解決手段】歯車1の歯先エッジ部4・4Aのうち前記ショットピーニングによって膨出部6が発生する膨出想定域9・9Aに、前記膨出部6の発生を防止可能なテーパ状または凹状の事前修正部10・10Aを予め形成して、事前修正処理を構成し、該事前修正処理を前記歯車の仕上げ加工で行った後に、前記ショットピーニングを施すことにより、歯車1の噛合い部を歯先面取り部3の直近まで拡張するようにした。 (もっと読む)


媒体をベースとする仕上げ作業中に、仕上げ媒体による接触を得るように金属製加工対象物を保持するための固定具が提供される。固定具は本体と加工対象物を本体に接触した状態で保持する磁石とを備える。超磁気材を使用することによって、大きな保持力が達成されることができる。
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本発明は,偏向面を有する内歯(2)を製造する方法に関するものであり,該内歯(2)は,端面(1b)を有する部品(1)に配置され,かつ,長手軸線(1a)及び端面(2a)を有し,該端面が部品(1)の端面(1b)に対して長手軸線方向でオフッセットして配置されている。本発明においては,内歯(2)の端面(2a)を,長手軸線(1a)に平行に配置された工具軸線(8a)の周りを回転する円錐状の回転工具(8)を使って加工し,次に回転工具(8)を軸平行に移動させ,その次に長手軸線(1a)と同軸に配置された円軌道に沿って導いた後,軸平行に復帰移動させる。 (もっと読む)


【課題】ショットピーニング加工を行う際に、ハイポイド歯車の歯底に対するショットの投射角度を適正に確保する。
【解決手段】ハイポイドピニオン1の歯底3に対するショット投射ノズル5の投射角度θを、θ=Arc sin{(cosα)×sin(90−β)}+Xとして、60°≦θ≦90°の範囲となるように、ハイポイドピニオン1の直径方向Bに対するショット投射ノズル5の傾斜角度αや、ハイポイドピニオン1の中心軸線Sに直角な平面に対するショット投射ノズルの傾斜角度Xを、ハイポイドピニオン1の形状に応じて設定する。
但し、0°<α≦ねじれ角,β:歯底円すい角,0°≦X≦90°である。 (もっと読む)


【課題】適度で安定した大きさの加工負荷を連続して被加工歯車に加えることにより、歯の歯面の仕上げ処理に要する時間を短縮することができ、しかも、仕上げ処理による歯形の変形を抑制することができる歯車仕上げ装置を提供する。
【解決手段】被加工歯車50は、駆動用モータ20によって回転駆動される駆動側ラップ歯車21と、ブレーキ用モータ33に駆動トルクを伝達するブレーキ側ラップ歯車34と、回転自在に支持される案内歯車とにより心なし状態で保持される。駆動用モータ20は、予め設定された第1回転数で運転され、ブレーキ用モータ33は、第1回転数よりも低い第2回転数を目標指令回転数として運転される。ブレーキ用モータ33は、駆動用モータ20から両ラップ歯車21,34及び被加工歯車50を介して加わる駆動トルクに対して逆方向のブレーキトルクを連続的に発生する。 (もっと読む)


【課題】 表面硬化処理された歯車モジュール、歯数に応じ平歯車および、ハイポイド歯車含めた各種立体歯車の摺動面全体に亘り表面粗さを均一で且つ微細で滑らかに湿式砥粒研削仕上げすること。
【解決手段】 表面硬化処理した歯車1の表面を砥粒3と溶媒との混合体からなる回転可能な槽中に適切に設置し、槽の回転による砥粒遠心力、回転力及びその砥粒流れを利用して歯車1と衝突させ、歯車モジュールと歯数に合わせ適切に研削条件を設定し、且つ砥石加工条件を適切に選択することにより歯車表面摺動部を均一で微細滑らかに研削仕上げする歯車歯面の円滑化加工方法。 (もっと読む)


開示されるのは風力タービン発電機の入力段で使用される新しい改良型の大型遊星歯車システムである。この改良型の遊星歯車システムは、従来はギア歯から発生していた潤滑くずを削減または除去するので、軸受故障の誘発原因を除去する。これらの結果を得るため、遊星歯車システム(1、2、3)内の一部および好ましくはすべてのギア歯(4)は、約0.25ミクロン以下の表面粗さまで化学的促進振動仕上げを使用して超仕上げされる。本発明の複数の目的および効果は、慣らしプロセスを簡単化し、ギアボックスの耐久性および効率性を高めるため、金属くずが削減され、軸受の寿命が改良され、摩耗が低減され、振動摩擦音が低減され、接触疲労が改良され、耐フレッチング性が改良され、潤滑が改良されたギアボックスを提供することである。
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