【課題】真空遮断器全体の高を低減し、併せて安定した開閉動作特性が確保できるように真空バルブ，リンク機構，電磁反発装置の配置，組立構造を改良する。
【解決手段】台車フレーム１に真空バルブ３およびその操作部４を並置して搭載し、かつ真空バルブの可動軸３ａに連結した絶縁軸９の軸上に電磁反発装置６を付加した上で、該絶縁軸と操作部の開閉軸１０との間を変換レバー１３，操作ロッド１２，ワイプばね１４，開閉レバー１１からなるリンク機構５で連繋した真空遮断器において、前記真空バルブはその可動軸を下側に向けた姿勢で台車フレームの上方に配置した上部フレーム１５に吊り下げ支持し、かつ電磁反発装置を台車フレームの上面側に配置した上で、絶縁軸に連結するリンク機構を台車フレームの上面に近づけた低位置に配置し、さらに絶縁軸はその軸先端部を台車フレームの内方に引き入れた上で、その軸先端部に電磁コイル６ａと対峙する短絡板１６ｂ，および留め金具１６を装着して台車フレームの内方に配置する。 （もっと読む）