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国際特許分類[B01D59/34]の内容

処理操作;運輸 (1,245,546) | 物理的または化学的方法または装置一般 (124,790) | 分離 (62,952) | 同一化学元素の異なる同位体の分離 (88) | 光化学方法による分離 (18)

国際特許分類[B01D59/34]に分類される特許

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【課題】本発明は、光化学反応におけるレーザ光の利用効率を高めることの可能な光化学反応装置、及び光化学反応装置を用いた同位体濃縮方法を提供することを課題とする。
【解決手段】プロセスガスが供給され、レーザ光によりプロセスガスを光化学反応させる光透過性反応用容器21と、光透過性反応用容器21の外側に、光透過性反応用容器21を囲むように配置され、レーザ光を反射する金属ミラー19と、光透過性反応用容器21、金属ミラー19、及び極低温液体12を収容可能な構成とされ、極低温液体12により、金属ミラー19の温度を極低温に保持するクライオスタット11と、を有する。 (もっと読む)


【課題】装置の運転条件が著しく制限されることなく、レーザによる光反応を利用して、連続的に酸素同位体を十分に濃縮することができる酸素同位体の濃縮方法及び濃縮装置を提供する。
【解決手段】原料酸素の一部をオゾン化し、第1混合流体を得る工程と、第1混合流体と希釈物質を第1蒸留塔2に導入して蒸留し、第2混合流体と、酸素と、に分離する工程と、第2混合流体にレーザを照射し、酸素同位体を含むオゾンを選択的に分解し、酸素同位体を含む酸素を発生させ、第3混合流体を得る工程と、第3混合流体を液浸部10に導入する工程と、液浸部10によって得られる液ヘッド圧によって、第3混合流体を第2蒸留塔21に導出して蒸留し、第4混合流体と、製品酸素とに分離する工程と、第4混合流体中のオゾンを分解する工程と、第4混合流体から、希釈物質を回収する工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】半導体レーザを用いた特定の酸素同位体を濃縮する方法において、オゾンを使用する場合に、より安全性を高めた酸素同位体の濃縮方法を提供する。
【解決手段】オゾンを含む混合流体が液化/気化する際に、オゾンが液相において局所的に濃縮されるのを防ぐため、白金粉末などの触媒を充填した低温分解槽にて、前記混合流体中の半量程度のオゾンを分解し、ついで全量気化したあと、室温において通常のオゾン分解触媒にて分解するものである。 (もっと読む)


【課題】希釈ガスを不必要に入れてオゾンの濃縮効率を低下させることなく、オゾンが高濃度に濃縮されないような酸素同位体重成分を含む酸素の濃縮方法及び濃縮装置を提供する。
【解決手段】特定の波長のレーザ光を照射することで酸素同位体重成分を含むオゾンを選択的に酸素に分解することにより、酸素同位体重成分を含む酸素を濃縮する方法であって、 蒸留塔にオゾンの濃縮を防止するための希釈ガスを導入するとともに、前記蒸留塔の塔底に設けられたリボイラの温流体として、前記希釈ガスと同成分の流体を用い、蒸留の運転停止時に、液化された前記温流体を、前記蒸留塔の塔底部にオゾンの希釈液として供給することを特徴とする酸素同位体重成分を含む酸素の濃縮方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】質量差がわずかである複数種の分子中においても、特定種の分子に対して選択的励起を行う。
【解決手段】励起エネルギーを横軸にして各エネルギー準位(回転準位)を表示することができる。図2中の斜線部で示されるような、分子Xの回転準位に対する励起エネルギーに同調し、P1〜P14で示された狭い複数の帯域をもつ櫛形スペクトルの電磁波をこの分子Xに照射した場合を考える。この櫛形スペクトルをもつ電磁波を用いることによって、分子Xを順次高いエネルギーの準位へ遷移させることが可能である。一方、分子Yのエネルギー準位は、この櫛形スペクトルとは同期しない。ゲートはY4〜Y7、Y12〜Y15の2つの領域であり、分子Yにおいては、このゲートを挟んだ回転準位間の遷移は不可能である。従って、例えばY1→Y15への遷移も不可能である。 (もっと読む)


【課題】酸素同位体の濃縮に際して、希釈ガスの使用を不要とし、希釈ガスの使用による装置の大型化、複雑化あるいはコストアップなど不都合を解消する。
【解決手段】酸素をオゾナイザ1に送り、酸素の一部をオゾンとして、酸素とオゾンとの混合ガスを大気圧以下の減圧状態とされた第1蒸留塔2に送りオゾンを分離し、このオゾンを光反応セル3に送って、特定波長のレーザ光を照射し目的の酸素同位体を含むオゾンを選択的に分解し、これを大気圧以下の減圧状態とされた第2蒸留塔5に送り、目的の酸素同位体が濃縮された酸素を製品として分離する。第1蒸留塔から光反応セルを経て第2蒸留塔に向けて順次運転圧力を低下させることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】レーザ光照射によるオゾン分解によって、目的酸素同位体が濃縮された酸素を得る際に、オゾン分解時における目的酸素同位体含有オゾンの濃度を迅速に測定でき、この測定値に基づいてオゾン分解反応を制御できるようにすることにある。
【解決手段】線幅が0.05nm以下の分解用レーザ光を用いて前記目的酸素同位体を含むオゾンを選択的に分解すると同時に、残存する目的酸素同位体を含むオゾンの濃度を線幅が0.05nm以下の測定用レーザ光によって測定し、この測定値に基づいて前記分解用レーザ光によるオゾンの光分解を制御する。測定用レーザ光による測定が、正弦波で変調された注入電流により発振された測定用レーザ光を用い、受光器で光電変換された電気信号をロックインアンプに入力し、前記正弦波を参照信号として二次微分処理を行うものである。 (もっと読む)


【課題】酸素同位体濃縮装置に用いられる波長可変型レーザ光源からのレーザ光の波長を固定化する際に、このレーザ光源からのレーザ光を無駄にすることなく光分解反応に用いて濃縮効率を高め、さらに、複数の波長可変型レーザ光源を用いた場合でも、波長制御手段を増やす必要がないようにする。
【解決手段】光反応セル16内の酸素化合物にレーザ光を照射して濃縮目的の酸素同位体を含む酸素化合物を選択的に光分解する光分解手段を有し、この光分解手段が、波長可変型レーザ光源5と、この波長可変型レーザ光源からのレーザ光が照射される前記光反応セル16と、この光反応セル16を透過したレーザ光を受光してその波長を検出し、波長可変型レーザ光源からのレーザ光の波長を目的とする波長に制御する波長制御装置26を備える。 (もっと読む)


【課題】同位体回収プロセスを簡略化し、高濃縮の18Oを大量に生産するためには、分解生成物の種類が少なく、低フルエンスで分解が容易な作業分子を選択することが望ましい。分解反応機構が単純かつ生成物の種類が少ない作業分子を用いて、低いレーザーフルエンスで高い分離係数と収率が得られる18Oの分離・濃縮法を提供する。
【解決手段】協奏反応が起こる環状不飽和エーテルの同位体選択的赤外多光子解離を利用し、分解生成物中に酸素18を濃縮することを特徴とする酸素18の分離・濃縮法。 (もっと読む)


【課題】酸素同位体重成分の濃縮において、装置全体をコンパクトにして設備費用を低減できるようにし、運転操作が安全で、かつ安定した操業ができるようにする。
【解決手段】オゾナイザ12により発生したオゾンと酸素とを希釈ガスが充填された蒸留塔13に供給して、酸素とオゾンおよび希釈ガスとに分離する第1蒸留工程と、前記蒸留塔の塔底から減圧状態のオゾンを導出して光反応セル14に導入しレーザ光を照射して、酸素同位体重成分を含むオゾンを選択的に分解する光分解工程と、酸素同位体重成分を含む酸素と未分解のオゾンとを、前記蒸留塔に戻して酸素とオゾンおよび希釈ガスとに分離する第2蒸留工程と、酸素同位体重成分を含む酸素を前記蒸留塔の塔頂に設けたコンデンサ16で液化し、液体製品酸素として取り出す工程と、酸素と希釈ガスとを分離する第3蒸留工程とを含み、第1ないし第3蒸留工程を一基の蒸留塔13において実施する。 (もっと読む)


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