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国際特許分類[C04B7/43]の内容

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焼成;溶融 (237)
冷却 (20)

国際特許分類[C04B7/43]に分類される特許

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【課題】セメントクリンカの製造コストの上昇を抑えながら、廃棄物の処理量を増加させることのできるセメント焼成装置を提供する。
【解決手段】セメントキルン21と、セメントキルンに付設され、セメント原料Rを予熱及び仮焼する仮焼炉22付きプレヒータ23と、セメントキルンから排出される燃焼排ガスG2を冷却するため、空冷部31a、31b及び水冷部31cを有する冷却塔31であって、セメントキルンから排出される燃焼排ガスの全量(G1+G2)に対して10%以上100%以下の燃焼排ガスを冷却する冷却塔とを備えるセメント焼成装置1。廃棄物(可燃物C+汚染物質S)の処理量に応じて、仮焼炉付きプレヒータ又は冷却塔へのセメントキルン排ガスの供給量を調整することで、セメントクリンカPの製造コストと廃棄物の処理量のバランスを好適に維持しながらセメントクリンカを焼成することができる。 (もっと読む)


【課題】セメント工場で使用した場合でも、セメントクリンカ焼成のための燃料原単位、プレヒータ排気風車の電力原単位の悪化を招くことなく、効率よく含油廃液を利用する。
【解決手段】含油廃液Rに含まれる油分Oを膜処理によって溶媒12bに抽出し、溶媒に抽出した油分を、セメント製造工程における廃熱を利用して濃縮し、濃縮した油分を燃料として利用する。含油廃液に含まれる油分を回収して燃料として利用するため、燃料原単価の悪化等を招くことがない。油分を膜処理によって溶媒に抽出させるため、含油廃液がエマルジョン化している場合でも効率的に油分を回収することができ、セメント製造工程における廃熱を利用するため低コストで油分を回収できる。濃縮した油分をセメント焼成工程で燃料として利用することができ、含油廃液から油分を抽出した後の廃液Wを浄化処理した後、焼成工程の主熱帯以外の場所で工水として利用することができる。 (もっと読む)


【課題】ロータリーキルン内のフッ素循環を促進することにより、クリンカ中のフッ素含有量の増加を抑制しつつ、クリンカの鉱物生成反応を促進することを提供する。
【解決手段】ロータリーキルン1を備えたセメント製造装置であって、ロータリーキルン1内の気相にアルカリフッ化物を供給するアルカリフッ化物供給手段200を設ける。
【効果】クリンカの鉱物生成反応を促進し、かつクリンカ中のフッ素含有量の増加を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】結果的に、ポルトランドセメントクリンカにおけるエーライトの結晶形が変更されて、ポルトランドセメントクリンカの性能が改善されるように、ポルトランドセメントクリンカにおけるエーライトの結晶形を制御する方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ポルトランドセメントクリンカにおけるエーライトの結晶形が変更されて、ポルトランドセメントクリンカの性能が改善されるように、セメントクリンカを熱処理して、ポルトランドセメントクリンカにおけるエーライトの結晶形を制御する方法に関する。本方法は簡素で実施可能である。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備から排出される排ガス中において、水銀成分ならびにPCBおよびダイオキシン類などの有機塩素化合物の排出量を効率的に低減させることができる方法を提供すること。
【解決手段】セメント製造設備の集塵機後半部分で捕集された集塵ダストを加熱炉に導き、キャリヤーガス導入下、300〜600℃に加熱して、集塵ダスト中の水銀成分及び有機塩素化合物を揮発させ、該加熱炉を出た排ガスを、水銀成分除去装置中で水と接触させて水銀成分を吸収し、該水銀成分除去装置を出た排ガスを800℃以上のセメント製造設備内の高温部に導いて有機塩素化合物を分解することを特徴とするセメント製造設備からの排ガス中の水銀成分及び有機塩素化合物の低減方法。 (もっと読む)


【課題】アスベスト含有廃材を完全にかつ安全に無害化反応性を高めて無害化処理することができ、環境的にも極めて優れ、無害化処理時間の短縮を図ることが可能となり、特に、アスベスト繊維束の状態にあるアスベストを完全に、短時間で効率よく無害化処理することができるアスベスト含有廃材の無害化処理方法を提供する。
【解決手段】アスベスト含有廃材の無害化処理方法は、アスベストを含有する廃材を水とともに湿式粉砕処理してスラリーとし、該湿式粉砕したアスベスト含有廃材スラリーを酸処理するとともに、前記湿式粉砕処理及び/又は酸処理の際に超音波振動を与えて、前記廃材中のアスベストを非アスベスト化する無害化処理方法である。 (もっと読む)


【課題】大気中への二酸化炭素の排出を制限でき、経済的に実現性があり、更に、セメントクリンカの製造用に従来から使用されている設備と技術的に近い設備で実施できるセメントクリンカの製造方法により、従来の製造方法および製造設備の問題点を解消する。
【解決手段】プレか焼反応炉(4)に、該反応炉(4)の唯一の酸素源を構成する、窒素含有量が30%未満の酸素の豊富なガス(9)を供給し、サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの一部分(8a)を設備内でリサイクルして、該プレヒータ内での材料の浮遊に必要な適切な流を得るようにし、一方では、二酸化炭素が豊富な、前記サイクロンプレヒータ(3)から出たガスの他の部分(8b)は、特に隔離などのような、大気中への二酸化炭素の排出を制限することのできる処理に適応させる。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の排出を制限でき、経済的に実現性があり、更に、従来型の設備と技術的に近い設備で実施できるセメントクリンカの製造方法により、従来の製造方法および製造設備の問題点を解消する。
【解決手段】回転炉(1)によって生成される排ガス(10)とプレヒータ(3、3a)のガスとを分離して、それらのガスが混ざらないようにし、プレか焼反応炉(4)に酸素の豊富なガス(9)を供給して、サイクロンプレヒータ(3、3a)から出たガス(8)の一部分(8a)を前記プレか焼反応炉(4)内、さらにプレヒータ(3、3a)内でリサイクルして、プレヒータ内での材料の浮遊に適した流が得られるようにする。二酸化炭素の豊富な、リサイクルされないガスの他の部分(8b)は、隔離などの手段によってCO2の排出を制限するのに適応している。 (もっと読む)


【課題】セメントクリンカ製造の為の燃料供給を最小化、エネルギー回収収率を上げる。
【解決手段】回転炉(1)、プレヒータ(2)、クリンカクーラ(4)、第一熱交換器(9)を備える設備にて、プレヒータ(2)で原料を予熱、二酸化炭素を除去し、回転炉(1)からのクリンカをクリンカクーラ(4)で冷却し、クリンカクーラ(4)で生じた熱風の第一部分(二次空気)(5)を回転炉(1)へ向かわせ燃焼空気として使い、クリンカクーラ(4)で生じた熱風の第二部分(三次空気)(6)を誘導し、第一部分とは別に、燃料燃焼設備のある箇所に到達させ、クリンカクーラ(4)で生じた熱風の第三部分(過剰空気)(7)を誘導し、発電用エネルギー回収目的で第一熱交換器(9)に到達させ、更に、三次空気(6)と協働する第二熱交換器(10)を備え、第一熱交換器(9)及び第二熱交換器(10)に共通の流体サーキット(12)から受ける流体を加熱する。 (もっと読む)


【課題】乾燥装置等が爆発する虞がなく、セメントキルンの熱効率が悪化せず、より効率よく高含水有機廃棄物を乾燥させる。
【解決手段】セメントキルン2の仮焼炉4の出口ダクトからプレヒータ3の出口ダクトまでの排ガス流路より抽気した燃焼ガスGが供給され、40質量%以上の水分を含む高含水有機汚泥等の高含水有機廃棄物Wを破砕しながら乾燥させる破砕気流乾燥機7を備えるセメント焼成装置1等。燃焼ガスGと高含水有機廃棄物Wを直接接触させると同時に、高含水有機廃棄物Wを破砕しなら乾燥させることにより、高含水有機廃棄物Wの比表面積の増加による乾燥効率の向上と、高含水有機廃棄物Wの表面乾燥による破砕効率の向上とが相まって、全体的な乾燥効率を飛躍的に向上させることができる。破砕気流乾燥機7には、ケージミル式、鎖打撃式、旋回式等を使用することができる。 (もっと読む)


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