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国際特許分類[C04B7/60]の内容

国際特許分類[C04B7/60]に分類される特許

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【課題】排ガスに含まれる有機塩素化合物、特にダイオキシン類を低コストで効率よく吸着除去することができる吸着材、その製造方法及び使用方法を提供する。
【解決手段】多孔質の炭素質の粒子であって、比表面積が30m2/g以上、メソ孔の細孔容積が0.03mL/g以上の構造を有する疎水性固体状未燃炭素を含むことを特徴とする排ガス中の有機塩素化合物を吸着する吸着材。疎水性固体状未燃炭素を含有する原料を、非極性有機溶媒と水を用いて液液抽出により、該非極性有機溶媒側に含まれる疎水性物質と水側に含まれる親水性物質とに分離し、該分離した疎水性物質を無機酸処理することにより疎水性固体状未燃炭素を含む吸着材を抽出する。該吸着材を、排ガスに添加して排ガス中の有機塩素化合物を吸着除去することができる。 (もっと読む)


【課題】水銀と有機汚染物質の両方のセメント製造装置からの排出量を包括的に効率よく低減する。
【解決手段】セメント焼成装置のプレヒータ3から排出されるガスG2にガス吸着材Aを添加するガス吸着材添加装置7と、プレヒータの排ガスに含まれるダストを集塵する集塵装置8と、集塵したダストDに含まれる水銀を回収する水銀回収装置9とを備えるセメントキルン排ガス処理システム1。集塵装置で集塵したダストを直接プレヒータへ戻す第1循環ルート11と、集塵装置で集塵したダストを水銀回収装置を経由してプレヒータへ戻す第2循環ルート12と、集塵装置で集塵したダストを直接セメントキルンの窯尻へ戻す第3循環ルート13と、集塵装置で集塵したダストを水銀回収装置を経由してセメントキルンの窯尻へ戻す第4循環ルート14とを備えることができる。 (もっと読む)


【課題】セメントクリンカの製造コストの上昇を抑えながら、廃棄物の処理量を増加させることのできるセメント焼成装置を提供する。
【解決手段】セメントキルン21と、セメントキルンに付設され、セメント原料Rを予熱及び仮焼する仮焼炉22付きプレヒータ23と、セメントキルンから排出される燃焼排ガスG2を冷却するため、空冷部31a、31b及び水冷部31cを有する冷却塔31であって、セメントキルンから排出される燃焼排ガスの全量(G1+G2)に対して10%以上100%以下の燃焼排ガスを冷却する冷却塔とを備えるセメント焼成装置1。廃棄物(可燃物C+汚染物質S)の処理量に応じて、仮焼炉付きプレヒータ又は冷却塔へのセメントキルン排ガスの供給量を調整することで、セメントクリンカPの製造コストと廃棄物の処理量のバランスを好適に維持しながらセメントクリンカを焼成することができる。 (もっと読む)


【課題】塩素バイパス設備からの排ガスを利用し、クリンカ製造装置における燃焼効率の向上を図ることができるクリンカ製造装置を提供する。
【解決手段】このクリンカ製造装置1は、仮焼炉21と、クリンカを焼成した後の排ガスを一部抽気し冷却後分離した粉体を系外に排出する塩素バイパス設備50とを備えている。そして、塩素バイパス設備50の排ガスを昇温させる昇温部を設け、その昇温部は仮焼炉21の外面部等に巻き付く配管24a等として設けられおり、排ガスが、この配管24a等内および仮焼炉バーナ25を介して仮焼炉21へ供給されるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セレン含有量に対する溶出量比が小さく、結果としてセレン溶出量を抑制することができるセメント組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係るセメント組成物はセメントキルンからセレン含有排ガスの一部を抽気してセレンを低減したセメントクリンカーと、石膏と、抽気クリンカーの水洗残渣とを含むセメント組成物であって、セメント組成物はセレン含有量が15.0mg/kg以下、ボーグ式算定のCA量が0.1〜4質量%、CS量が55〜75質量%であり、セメント組成物の総質量に対する水洗残渣のセレン含有量が2.5〜15.0mg/kgであり、セメントクリンカーはセレン含有量が4.81mg/kg以下であり、水洗残渣はセレン含有量が10〜5000mg/kgであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】微粉(塩素バイパスダスト)の回収効率を高く維持しながら、冷却熱損失や圧力損失を低減し、運転コストやメンテナンスコストも低く抑えることのできる塩素バイパスシステム等を提供する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部を冷却しながら抽気するプローブ3と、プローブで抽気した抽気ガスG1中のダストの粗粉D1を分離する分級機5と、分級機によって粗粉を分離した後の排ガスG2中のダストの微粉D2を集塵する、少なくとも250℃以上の耐熱性を有する電気集塵装置6とを備える塩素バイパスシステム1。電気集塵装置に導入される排ガスの温度を200℃以上450℃以下に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 処理コストを抑制することができるセメントダストの処理方法を提供する。
【解決手段】 セメントダストの処理方法は、塩素および鉛を含むセメントダストに対して、水浸出処理によって塩素を浸出する水浸出工程と、酸を用いて、前記水浸出工程で得られる液のpHを9〜11に調整するpH調整工程と、前記pH調整工程で得られた液をろ過するろ過工程と、前記ろ過工程で得られた残渣の鉛化合物に対して乾式処理を行う乾式処理工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン等でのコーチングトラブルを回避し、プレヒータ等での熱損失を防止し、セメントキルンのクリンカ生産量の低下を抑え、排水処理コストを低く抑えることも可能な塩素バイパス排ガスの処理方法を提供する。
【解決手段】セメントキルン2の窯尻から最下段サイクロンに至るまでのキルン排ガス流路より燃焼ガスの一部Gを冷却しながら抽気し、抽気ガスG2、G3から塩素バイパスダストD5を回収する塩素バイパスシステム1から排出される、塩素バイパスダストを回収した後の抽気ガスG4を処理する方法であって、回収された塩素バイパスダストを、塩素バイパスダストの質量の5倍以上20倍以下の質量の水を添加してスラリー化し、スラリーS1を、塩素バイパスダストを回収した後の抽気ガスに接触させて抽気ガスの脱硫を行う。脱硫後のスラリーS2のpHを6以上12.5以下に調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】放射性セシウムで汚染された廃棄物から放射性セシウムを、容易にかつ効率的に除去する方法を提供する。
【解決手段】放射性セシウムで汚染された廃棄物、及び、CaO源及び/又はMgO源を、1250〜1550℃で加熱して、上記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させる加熱工程を含む放射性セシウムの除去方法であって、上記加熱工程において、CaO、MgO、及びSiOの各々の質量が、((CaO+1.39×MgO)/SiO)>2.2(式中、CaO、MgO、SiOは、各々、カルシウムの酸化物換算の質量、マグネシウムの酸化物換算の質量、珪素の酸化物換算の質量を表す。)の式を満たすように、上記廃棄物、CaO源及びMgO源の各々の種類及び配合割合を定める、放射性セシウムの除去方法。 (もっと読む)


【課題】セレン含有量に対する溶出量比が小さく、結果としてセレン溶出量を抑制したセメント組成物及びセメント系固化材を提供する。
【解決手段】セメントクリンカーと石膏と抽気クリンカーの水洗残渣と、高炉スラグ又はフライアッシュとを含むセメント組成物であって、前記セメント組成物のセレン含有量が15.0mg/kg以下であり、前記セメントクリンカーのボーグ式算定のCS量が30〜80質量%であるセメント組成物、及びそれを用いたセメント系固化材である。本発明のセメント組成物は、このセメントクリンカーの水洗残渣が、セメント焼成装置のサスペンションプレヒーター部からロータリーキルンフッド入口までにおけるセメントキルンからのセレン含有排ガスの一部を抽気し、冷却して、セレン含有排ガスからセレンを捕集した抽気クリンカーを、水洗し、ろ過したものである。 (もっと読む)


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