国際特許分類[C12N15/08]の内容
化学;冶金 (1,075,549) | 生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学 (115,607) | 微生物または酵素;その組成物 (68,222) | 突然変異または遺伝子工学;遺伝子工学に関するDNAまたはRNA,ベクター,例.プラスミド,またはその分離,製造または精製;そのための宿主の使用 (28,831) | 2つ以上の細胞の融合による融合細胞の調製,例.プロトプラスト融合 (765) | 異種間の融合により生じる細胞 (1)
国際特許分類[C12N15/08]に分類される特許
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細胞融合法及びその方法によつて得られた融合細胞
【目的】 複数の遺伝子情報からなる機能を一括して、目的の宿主細胞、特に酵母菌細胞に導入する細胞融合法を提供することを目的とし、さらに具体的に、本法を用いて例えばセルラーゼ産生能を有する酵母菌を得ることを目的とする。
【構成】 所定の遺伝子を有する菌類の分生子又は菌糸体の被験細胞を非栄養条件下で倍数体誘発剤に曝して微小核を形成させた後に前記細胞を細胞壁溶解酵素で処理してプロトプラストとし、酵母菌を細胞壁溶解酵素で処理してプロトプラストとし、前記2つのプロトプラストを融合させるものであるため、複数の遺伝子群からなる有用生産物の遺伝子を、主に微小核に組込みその他の不必要な遺伝子群が雑種形成にさほど関与しないようにでき、異属間プロトプラスト融合における雑種獲得頻度を向上させ、得られる異属間雑種の遺伝安定性を向上させることができる。更に、具体的 に得られた融合細胞として、セルラーゼ産生遺伝子を有するトリコデルマ・リーゼイと、サッカロマイセス・セレビシエとを融合したTRSC−2,TRSC−3,又はTRSC−4を開示するものである。
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