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国際特許分類[F23J9/00]の内容

機械工学;照明;加熱;武器;爆破 (654,968) | 燃焼装置;燃焼方法 (16,608) | 燃焼生成物または燃焼残滓 (1,171) | 溶融燃焼残滓の早期凝固の防止 (8)

国際特許分類[F23J9/00]に分類される特許

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【課題】コークスの使用量を低減し溶融スラグの温度が低くなっても、スラグの排出状況を悪化させることがないように、スラグの融点を調整することができる廃棄物溶融炉の操業方法を提供することを課題とする。
【解決手段】炉上部から投入された廃棄物を、炉下部に形成された高温燃焼帯で熱分解、ガス化し、熱分解残渣を溶融し溶融スラグとして排出する廃棄物溶融炉の操業方法において、次の工程1)ないし3)を行いスラグの融点を調整する。
1)排出されたスラグの成分組成を測定し、排出されたスラグの融点を該成分組成から推定する。
2)融点推定値が、予め定められた所定値より高い場合に、炉中のスラグの融点を該所定値まで下げるのに必要なスラグ中の鉄酸化物目標濃度を、測定したスラグの成分組成に基づき求める。
3)スラグ中の鉄酸化物の目標濃度に基づき、溶融炉へ供給する鉄含有材の供給量を求め、この量の鉄含有材を炉内へ供給する。 (もっと読む)


【課題】シュート等の劣化を抑制しつつスラグによる出滓口の閉塞を抑えることのできる溶融システムの処理方法を提供する。
【解決手段】吸引手段70により溶融部12から排出される高温ガスの一部を還流路60を通して溶融部12または二次燃焼部14に戻すガス吸引工程と、検出されたシュート20内のガス温から予測される出滓口12a付近のガス温が基準温度以上であるかどうかを判定する温度判定工程とを実施し、出滓口12a付近のガス温が基準温度未満であると判定された場合には、吸引手段70の吸引力を増大させる吸引力増大工程を実施するとともに、出滓口12a付近のガス温が前記基準温度以上であると判定され、かつ、出滓口12aにスラグが固着している場合には、溶融部12内に塩基度調整剤を投入することと、燃焼器により燃焼エネルギーをスラグに供給して加熱することの少なくとも一方を実施する。 (もっと読む)


【課題】ガス化溶融炉の溶融炉および二次燃焼部において、溶融スラグの生成効率を向上させ、または、未溶融状態の付着物が堆積することを防止する方法、およびそのようなことを達成することができるガス化溶融炉を提供する。
【解決手段】廃棄物を可燃性ガスと灰に熱分解するガス化処理を行い、このガス化処理により生じた灰に対して溶融処理を行うことにより、この灰を溶融スラグ化させるガス化溶融炉(3)の溶融炉内に融点降下材料を投入し、融点降下材料は、溶融炉(3)内におけるその終端速度が溶融炉(3)内に流通するガスの流速以下になるようにその粒径が調整されたものである。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、溶融炉内でのスラグの固着を抑制して、運転効率を高めることのできる溶融炉の提供を目的とする。
【解決手段】スラグを生成する溶融部12と、溶融部12から流下するスラグを囲むように設けられるシュート20と、高温ガスを炉外に導く排出部14とを設け、溶融部12に、スラグをシュート20側に案内する溶融部側傾斜部12bと、溶融部側傾斜部12bの下端からシュート20の内側に向かって張り出してスラグをシュート20の内側から流下させる溶融部側張り出し部15とを設けるとともに、溶融部側張り出し部15の下方に、シュート20の内側面からシュート20の内側に向かって張り出し、溶融部側張り出し部15から流下したスラグをシュート20の内側面から離間した位置で流下させる中間張り出し部16を設ける。 (もっと読む)


【課題】出滓口近傍でスラグが固化して出滓口を閉塞することなく、さらにスラグのセルフコート層が出来ない又は出来難い箇所であり、高温の排ガスに直接曝露される範囲に位置する耐火材からなる炉壁内部の水冷管の短期間での腐食、損傷を防止することができる溶融炉を提供する。
【解決手段】炉内に導入された灰を、可燃性ガスの旋回流により加熱溶融し、炉底に設けた出滓口より排出する灰溶融炉であって、該灰溶融炉の炉壁に水管若しくはジャケットよりなる金属製水流路を内設して、炉内壁側に溶融スラグ層を形成する灰溶融炉において、前記出滓口下方に火炎バーナを配し、出滓口及びその周囲の炉底の下面側の耐火壁を加熱するとともに、前記金属製水流路を、炉底の出滓口周囲まで延在して、炉底よりの吸熱を図り、炉底表面へのスラグ層の形成を促し、更に、前記水流路の炉底の下面側に面する部位に、肉盛溶接若しくは溶射によって形成される耐熱保護層を設ける。 (もっと読む)


【課題】シャフト炉式溶融炉炉底部から保熱炉へ流れ出た半溶融物の斜面を可燃性ダストをバーナで燃焼させてバーナ火炎にて直接加熱を行うとともに、設備のコンパクト化、及び設備の長期安定性向上を達成できる廃棄物溶融処理装置を提供する。
【解決手段】炉底部5に複数の羽口4を有するシャフト炉式溶融炉1の側面に水平な保熱炉6が連通して接続され、保熱炉6には、溶融炉1から排出された可燃性ダストを燃焼させて炉底部5から流れ出る半溶融物を直接加熱する半溶融物加熱バーナ10と、スラグを排出するスラグ排出口8とが設けられ、スラグ排出口8を取り囲んで鉛直下向きに設けられたスラグ排出シュート14と、スラグ排出シュート14を水封するとともに、スラグ排出口8から排出されスラグ排出シュート内を落下するスラグを水砕するための水砕ピット16を備えた廃棄物処理装置。 (もっと読む)


【課題】 常に安定したスラグ処理を行うことができるガス化溶融炉のスラグ塩基度調整方法及びその装置を提供すること。
【解決手段】 本方法は、廃棄物の熱分解ガスG中の灰分を燃焼溶融したときに炉壁に付着するスラグSを炉外に排出するスラグ排出口33aを有するガス化溶融炉3において、第1調整部31bによりスラグ排出口33aの上流側の炉壁に付着するスラグSAの塩基度調整を行うのに加え、第2調整部33bによりスラグ排出口33aの下流側の炉壁に付着したスラグSBに塩基度調整剤を供給してその塩基度を調整するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】 灰溶融炉のスラグ排出口の閉塞状況を簡便に把握可能にする。
【解決手段】 灰を溶融する一次燃焼溶融室11と、一次燃焼溶融室11にガス流路13で接続された二次燃焼室12と、ガス流路13の底部床面に設けられたスラグ排出口14を介して前記ガス流路13に結合されたスラグ水砕室15と、スラグ水砕室15に結合されてスラグ排出口14を経てスラグ水砕室15に流入した排ガスを抜き出すガス排出配管16と、ガス排出配管16のガス流量を計測、出力する音波式ガス流速計22と、音波式ガス流速計22から出力されるガス流量が設定値未満のとき警報出力する閉塞警報手段30と、ガス流路13に設けられた補助バーナ18に供給される燃料と空気の量を制御する制御弁19と、音波式ガス流速計22から出力されるガス流量が低下すると前記燃料と空気の量を増加させるように前記制御弁19を制御する制御器40と、を設ける。 (もっと読む)


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