説明

「車両向け電気エネルギー床付け通電装置兼用2本誘導レール交差」

交差(2)が床経由給電車両の誘導装置あるいは床付け電気エネルギーの通電装置の誘導装置が上を走行する2本の誘導レール(3)のために設置され、これらの誘導レールはコア部品(34)により占有される交差部に対応する領域(33)において局部的に中断されるとともに、該誘導レールがそれぞれコアの前後である長さ(43)にわたり、床付け電気エネルギーの通電装置の下部部分の自由な通行のために、この部分の長さにわたり床に向けた自由な空間の境界が区切られる片持ち梁(44)状態の上部部分を呈することを特徴とする。この発明は誘導支持架線によると同時にあるものに関してはさらに床付けレールにより誘導される床経由給電車両に利するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両向け床付き移動電気エネルギー通電装置の一部をなす2本誘導レールの交差装置に関する。
【背景技術】
【0002】
これは床経由の電源を伴う道路あるいは倉庫車両の2本の誘導レールの問題であり得るが、また、任意車両の移動エネルギーの床付き通電装置の誘導装置の2本誘導レールの問題でもあり得る。対象となる電気車両は、例えば道路上の陸上車両であるが鉄道車両でも良い。本発明は特に電気推進力により自動誘導される都市共用輸送車両交通の通行路に応用され、これらの車両は鉄道あるいはタイヤ走行のタイプのものであり得る。しかしながら、本発明はこの好ましい用途に限られるものではない。
【0003】
このタイプの電気車両は、特に、誘導と給電に関する車両のあらゆるニーズを満足させるために整備された軌道上を走行する。該軌道にはこうして少なくとも1本の誘導レールならびに車両床への給電用に利用される1本あるいは複数の直線導体路が含まれ、該誘導レールはこれらの導体路の少なくとも1本をもち得る。
【0004】
明らかに安全の理由で、導体路への接近はこの上部が突き出た直線保護材により中断される。これらの保護材は例えば表面に配置されると同時に床に給電装置が埋め込まれる場合には床のレベルと面が合わされる。
【0005】
該床付け装置と協働する通電装置が車両に設置される。この装置には、運行時にこれらの表面直線保護部材の下を移動する保護材床付き直線導体路と電気的にすべり接触する1つあるいは複数の通電フランジが設置された少なくとも1つの通電構成部品が含まれる。
【0006】
該通電構成部品は本線の最初の通電位置に挿入されるとともに、本線の最後にしか再び姿をみせることはない。一般に、人の安全が脅かされる例外的な状況ででしか通電中に取り出されることはない。
【0007】
本発明の目的は2本の交通軌道を床付けの電気エネルギーの通電装置並びに誘導装置と交差させることにあるとともに、すなわち、2本の誘導レールは少なくとも1本の電気エネルギー導体路をもち得る。
【0008】
これらの2本の走行軌道が交差しなくてはならない場合には、あるいくつかの問題が提起される。2本の誘導レールは、直線導体路と全く同様に、車両あるいは通電装置の誘導を続けながら交差面で中断されなくてはならない。その上、該交差により電気エネルギー通電の構成部品が干渉すること無く通行が可能とならなくてはならない。
【0009】
これらの技術的問題が解決されるため、本発明により上に床を経由した給電による車両の誘導装置あるいは床付き電気エネルギー通電装置の誘導装置が走行する各1本の誘導レールが含まれる2本の走行軌道の交差の製作が可能となる。
【0010】
これらの各誘導レールはレールの両端から離れたコア部品により占有されるこれらの交差部に一致する領域において局部的に中断され、これにより誘導装置の通行時の中央支持が確保される。
【発明の開示】
【0011】
本発明によると、コア部品の両側で中断される誘導レールは、それぞれこれらの中断される端部からあるいはその手前で、ある長さにわたり、床付け電気エネルギー通電装置の下部部分の自由な通行のために床に向けて空いた空間がこの部分の長さにわたり区切られる片持ち梁状態の上部部分を呈する。
【0012】
誘導レールのうち少なくとも1本は横腹の少なくとも片側で少なくとも1本の導体路を呈し得て、該導体路は対応する横腹の隣接部分がコア部品からの片持ち梁の部分の長さにわたりその後中断される。
【0013】
さらに、誘導レールの少なくとも1本はその面の1つが横方向導体路を構成する少なくとも1本の隣接する供給導体を呈し得るので、該導体路がコア部品の手前でならびにそこからある一定の長さにわたり中断される。
【0014】
本発明による交差は次に本発明の好ましいある実施形態に対応する図1から図6が参照されて詳細に説明されよう。様々な図面に示される同じ要素には同じ参照番号が振られている。
【0015】
図1から図4は、床経由で給電される車両、必ずというわけではないが、例えば、道路走行車両好ましくは自動誘導される車両に関する2本の交通軌道1が図解の目的で示されたものである。
【0016】
2本の交通軌道1が本発明により設置されるとともになかでも特に図4の拡大図で図示される交差2の領域で交差する。これらの軌道1には車両自身の誘導あるいはその通電腕金の誘導に利用される誘導レール3が含まれる。
【0017】
本発明による交差2と両立可能であるこの誘導レール3の好ましいが非限定的な変型例が図5に単独でかつ横断面で示されたものである。
【0018】
レール3は電気的に絶縁性があるとともに機械的に強度のある材料でかつ好ましくは押出し成形で製作可能である点が有利である。
【0019】
実際の様々な方法を通じて場合に応じて押出し成形方向の強度が最大である繊維補強が利用される部品の入手が可能となる。
【0020】
しかしながら、姿が現れる部分が電位ゼロであるかあるいは人々に危険がない場合には金属レールの場合が構想されることもあり得る。
【0021】
示された実施形態について、レール3によりその全体断面形状がほぼ三角形のタイプのものである本体4が示される。横方向応力に対する満足すべき強度が確保された上で材料が節約されるよう、レールの本体4は溝の小箱の構造を呈すると同時に、これにはこのように、例えば、内壁7により分離されると同時に好ましくは円筒断面の内部導管手段8が上に乗るほぼ台形の断面が2つ重ねられた小箱5および6が含まれるのが好ましい。
【0022】
レールの本体4は、キノコ状とも呼ばれ得る充実断面レール9の頭部が上部の方に続く。この頭部は、示された例では、上方へ拡がって傾斜する下部の両横腹10のある、上方に集まって傾斜すると同時に、例えば、軽く膨らんだ盤面12により上部部分に連結される2本の走行路11のついた台形の全体形状の断面を呈する。
【0023】
このように、これはレール頭部9の対応する2つの傾斜路11上を走行するようになるV字に傾斜した2つの誘導ローラーが含まれ得る車両あるいは通電腕金の誘導装置用の誘導レールとして利用可能である。
【発明の最良の実施形態】
【0024】
下部付近では、レール3の本体4はその固定を可能にする各側の長さ方向支持縁14が通る拡幅された基盤部13で終わるのが好ましい。レール3はその誘導機能に加えて、例えば、給電あるいはゼロボルト帰路の1本あるいは複数の導体路15の支持材として利用可能である。例えば、スチールで製作されるこれらの導体路の数は2本であると同時に誘導レール3の各側面16に配置されるのが好ましい。これらの導体路15は図5に示されるように対称であると同時ほぼ鉛直方向であるのが好ましい。
【0025】
運転中は、そのある例が図6に示される2つの通電構成部品17が誘導レール3の両側を移動し、これらの通電フランジ18は相互に押し合うと同時に導体路15に沿って滑る。
【0026】
本発明による交差が可能となるある交通軌道1の実施例が読んでより良く理解できるよう直線部分に関して図6の断面に示されたものである。
【0027】
この実施例では、中でも特に搭載利用電気回路の床からの供給、すなわち、床に配置される電流供給装置19ならびにこれと一緒に移動する通電装置20を可能にする協働する2つの補完装置から形成される車両の給電装置が図解されている。
【0028】
電流供給装置19は掘削溝中に置かれる上部面が開放されたほぼ長方形断面の溝部21に収納される。これは主に好ましくは中央のレール3、およびそれぞれ給電電圧に接続される少なくとも1本の好ましくは2本の直線導体22から構成されるのが好ましい。これらの導体22は平行であると同時に誘導レール3に隣接する。これらの面の1つはすべり要素あるいは電圧集電フランジ用の導体路として利用される。この理由で、これは横方向導体路23と呼ばれる。2本の導体の場合には2本の横方向導体路23が存在する。
【0029】
この例では、電位ゼロの帰路はこのため好ましくは対称のゼロボルト帰路の2本の導体路15が搭載されるレール3に沿って行われる。レール3はまた車両誘導装置あるいは通電装置用の誘導レールとしても利用される。
【0030】
レール3は等間隔で配置される枕木24上の溝部21の底に固定される。これらの枕木24の横方向各端部が、横腹断面25の下部端が横方向に電流供給装置19の境界を区切る挟み金物により固定される。横方向導体路23を形成する直線導体22は横腹断面25上に間隔をおいて固定される一連の吊り金物26により支持され、これらにより懸架される。保護断面27が、許されない電圧下の直線導体22へのあらゆる接近が禁じられるように各横腹断面25の上端面に固定される。
【0031】
車両の利用回路の機能に必要な電気エネルギーの集電は、レール3の両側の溝部21内を走行する2つの通電移動構成部品17が含まれる車両に搭載される通電装置20によって行われる。
【0032】
これら各通電構成部品17には、その中央位置で、対応する給電体22の横方向路23と滑り接触されられるようになる出力フランジ28、また、その横腹にレール3により支持される対応するゼロボルト導体帰路15とすべり接触するようになるように配置されるゼロボルトフランジ29が含まれてレール3の方に向けられる。
【0033】
勿論、これらのフランジはあらゆる状況において満足すべき電気接触が確保されるよう対応する導体との接触が弾性復元状態で取付けられるのが好ましい。
【0034】
2つの通電構成部品17はこれらの通電構成部品17と車両の利用者回路との間の電気的連結が追加して確保される支持架線装置30により支えられると同時に機械的に結合される。この支持架線装置30はその動的安定性の観点から車両の誘導腕金上に取付けられるのが好ましい。
【0035】
本発明により、2本の軌道の交差がうまい具合に製作される。
【0036】
交差2の面でレール3は、好ましくは例えばクラマージュといわれる挟み部品32を介してほぼ平らな底板31に固定される。示された例では、誘導レール3はほぼ各走行軌道1の中央にあるのが好ましい。
【0037】
2本の誘導レール3はこれらの交差部に対応する領域33において局部的に中断される。同様に、場合によっては必要な直線給電体22も交差部領域33で中断される。
【0038】
この領域33の中央では、すなわち、交差部の幾何的配置では、中断される誘導レール3の端部35から離れると同時に、場合によっては必要な中断される導体22の端部36からも離れてコア部品34は取付けられる。
【0039】
このコア部品34は好ましくはより幅が広くかつほぼ菱形の形状の頭部38により上部に延ばされる、例えば菱形断面体37から形成される支持媒介部品である。
【0040】
コア部品34の頭部38によりその各両脇の誘導レール3のうちの1本の走行路11の延長部に位置すると同時にこれに一致するように対応される誘導ローラーの走行路39が呈される。
【0041】
このように、示された実施形態に関して、コア部品34の頭部38には、誘導レール3の頭部9として、向かい合って傾斜した走行路39により延長される、上方に集まると同時に盤面41により上部部分で結合される傾斜すると同時に上方に拡がる下部横腹40が含まれる。
【0042】
コア部品34の存在により、誘導ローラーによる誘導の連続性の確保が可能となる。この目的が達成されるためには、交差2の前後の区間レール3はこのコア部品34のできるだけ近くに続けられなくてはならない。
【0043】
コア部品34の本体37は通電フランジ18の通行と干渉しないようにその基盤部に十分に緊密に設置されなくてはならない。
【0044】
コア部品34には、下部部分に、例えば、ほぼ平らでかつ水平なそしてまた好ましくは菱形の外形の台座42が含まれ、これを媒介にしてこれが底板31に固定される。この台座42はコア部品34の良好な安定性が確保されるよう十分な大きさを呈しなくてはならない。
【0045】
障害、破損あるいは接触の危険なしに電流通電装置の通行が可能となるためには、十分な自由空間が装置の下部部分の交差領域に残されなくてはならない。
【0046】
この点ならびに本発明に欠かせない特徴によると、誘導レール3は、交差領域からあるいはこの手前の、交差領域33の近傍に位置するこれらの全長部分43にわたり、下部部分がくり抜かれるかあるいは捨てられたものである。
【0047】
通電構成部品17の通行のための十分な自由空間はこうして誘導レール3により誘導に必要な走行路11が最大限長く維持されながら相互に極めて近い交差領域33に残される。
【0048】
片持ち梁状態となるレール3の残る上部部分44は、従って、誘導腕金だけで応力が支持されなければならない。破損の危険が避けられるように、レール3の片持ち梁44状態にある上部部分は下部導体芯材により補剛され得る。これは、例えば、補剛棒45の問題であり、好ましくはスチール製のかつ例えば中空管がレールの上部部分に設置される長手方向の空洞部に置かれ得る。
【0049】
都合の良いことには、示された変型例では、補剛棒45はこの片持ち梁44状態の上部部分の領域における誘導レール3の内部導管手段8中に収容され得る。
【0050】
この補剛棒45は、レールの設置あるいは製作時に例えばその受け溝中に挿入される。また、プラスチック材料で製作される誘導レールの場合には軸棒44にレールが型合わせされるよう考えられ得る。くり抜かれるかあるいは捨てられる部分43の長さは誘導腕金を支える車両軌道の半分の長さより短いのが好ましい。
【0051】
この長さが呈される場合、導体路15は対応する横腹16の隣接部分がくり抜かれるかあるいは捨てられる誘導レール3の長さ43の全長にわたり中断される。通電フランジ18が徐々に解放されると同時に徐々に力学的引張り力が伝えられるためには、誘導レール3の導体路15は、片持ち梁の上部部分にあるくり抜かれるかあるいは捨てられる領域43の最初と最後に、交差部33の上流および下流で、斜路上をこする通電フランジ18のための好ましくは斜路47の形で噛合/解放が実行される移行域46を通じて中断が開始されるのが好ましい。
【0052】
この斜路47は例えば1つあるいは2つの連続勾配の斜面の形、丸みのついた形あるいはその他の適当な緩やかな変化の形を取り得る。
【0053】
例えば片持ち梁43状態の領域の最初にあるいは該領域において少し前方で適合される領域で中断される導体22の横方向導体路23に関しても同様である。
【0054】
これらの横方向導体路23の少なくとも1本により、その中断端部面の上を移動する対応する漸進的な噛合あるいは離脱ならびに円滑な通電フランジ28を可能にする噛合/解放の斜路49の状態の移行域48が呈される。この移行域48は前出のように1つあるいは2つの連続した勾配斜面の斜路の形で製作可能である。
【0055】
中断される1本あるいは複数の導体路15および/または23上での通電フランジ18の接触すべりの一時的離脱は、例えば、別の電気通電装置、例えば、列車あるいは車両の反対端に配置される別の車両通電装置のものにより一時的に継電され得る。また搭載されたバッテリー装置による車両の給電の移行により補償されることもあり得る。また車両が長さの短い交差部を横断するための持出し部にわたり続く車両にこの一時的な給電切断が補償されないように考えることもできる。
【0056】
さらに、また、図2に示されるように、底板31に例えば機械溶接されて固定される支持材50により、誘導レール3の上部部分の面と面が合わされると同時に、埋込み装置の場合にはほぼ床表面の面に位置するのが好ましい保護板51の固定が可能となる。
【0057】
これらの保護板51により導体路15ならびに高圧下のその他の危険な要素への接近が禁じられるが、誘導レール3の頭部9の自由な走行路11は残される。これらの保護板51はこれを横断する車輪に作用する車両重量に耐えることが可能である。
【0058】
明らかなように、本発明はこれまでに説明されると同時に様々な図面で示された好ましい実施形態例に限定されず、専門家により、本発明の範囲および枠から逸脱することなく多くの修正例がもたらされると同時にその他の変型例が創出され得るものである。
【図面の簡単な説明】
【0059】
本発明のその他の特徴は付録の図面が参照されてなされる説明に関する以下に続く詳細説明が読まれれば明らかになろう。すなわち、
【0060】
【図1】表面の保護板が取り除かれた本発明による2本誘導レールの交差の全体透視図
【図2】図1のものと同様であるが表面に置かれる保護板付きの透視図
【図3】横方向路を形成する隣接する導体が示される交差の上面概要図兼全体装置平面図
【図4】図1に示された交差の中央領域の拡大透視図
【図5】本発明による交差の製作用に利用可能な誘導レールのある例の横方向断面図
【図6】交通軌道の直線部分に関する搭載通電装置と協働する本発明と両立可能な誘導と給電の床付け装置のある例に関する横断面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床経由電気供給車両の誘導装置あるいは床付け電気エネルギー通電装置の誘導装置が上に走行する各1本の誘導レール(3)が含まれ、該各誘導レール(3)がレール(3)の端部(35)から離れたコア(34)部品により占有されるこれらの交差部に対応する領域(33)において局部的に中断されて誘導装置の通行時の中央支持が確保された上に、コア部品の両側で中断される誘導レール(3)により、それぞれ、これらの中断端部(35)からあるいはこれらの手前で、ある長さ(43)にわたり片持ち梁(44)状態の上部部分が呈され、床付き電気エネルギーの通電装置の下部部分の自由な通行のために床の方に空の空間がこの部分の長さ(43)にわたり区切られることを特徴とする2本走行軌道向け交差(2)
【請求項2】
誘導レール(3)の少なくとも1本が横腹(16)の少なくとも片側上に少なくとも1本の導体路(15)を呈し、該導体路の対応する横腹(16)の隣接部分がコア部品(34)から片持ち梁状態の部分(44)の長さ(43)にわたり中断されるものであることを特徴とする請求項1による交差
【請求項3】
誘導レール(3)の少なくとも1本がその1つの面が横方向導体路(23)を構成する少なくとも1本の隣接する供給導体(22)を呈し、該導体路がコア(34)部品の手前にかつそこからある一定の長さにわたり中断されることを特徴とする請求項1あるいは請求項2による交差
【請求項4】
誘導レール(3)の少なくとも1本の片持ち梁(44)状態の上部部分が内部導体芯材により補剛されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの請求項による交差
【請求項5】
誘導レール(3)の少なくとも1本がその上部部分に沿う内部導管手段(8)を呈することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項による交差
【請求項6】
内部導管手段(8)が片持ち梁(44)状態部分にある補剛棒(45)により占有されることを特徴とする請求項4および請求項5による交差
【請求項7】
少なくとも1本の導体路(15)が噛合/解放の傾斜路(47)状態の移行域(46)上で擦れる通電フランジ(18,29)用の該移行域から始まって中断されることを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれかの請求項による交差
【請求項8】
移行域(46)が1種類あるいは2種類の連続勾配斜面状態の傾斜路(47)であることを特徴とする請求項7による交差
【請求項9】
少なくとも1本の誘導レール(3)にこの各横腹(16)上のゼロボルト導体帰路(15)が含まれることを特徴とする請求項2から請求項8までのいずれかの請求項による交差
【請求項10】
少なくとも1本の横方向導体路(23)が移行域上を移動する通電フランジ(18,28)用の噛合/解放の傾斜路(49)状態の該移行域(48)から始まって中断されることを特徴とする請求項3から請求項9までのいずれかの請求項による交差
【請求項11】
移行域(48)が1種類あるいは2種類の連続勾配つきの傾斜状態の傾斜路(49)であることを特徴とする請求項10による交差
【請求項12】
コア部品(34)がより幅が広くかつほぼ菱形形状の頭部(38)を通って上下に細長い本体(37)から形成される支持媒介部品であることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれかの請求項による交差
【請求項13】
コア部品(34)の頭部(38)が、その各両脇に、誘導レール(3)の1本の対応する走行路(11)の延長上に位置すると同時にこれに一致するように合される走行路(39)を呈することを特徴とする請求項12による交差
【請求項14】
コア部品(34)の頭部(38)に、向かい合って傾斜するとともに盤面(41)により上部部分で結合される走行路(39)を通って延び、傾斜しかつ上部に向けて拡がる下部横腹(40)が含まれることを特徴とする請求項13による交差
【請求項15】
レール(3)がほぼ平面の底板(31)上に固定されることを特徴とする請求項1から請求項14までのいずれかの請求項による交差
【請求項16】
コア部材(34)が下部部分の台座(42)を含みこの媒介により底板(31)に固定されることを特徴とする請求項15による交差
【請求項17】
底板(31)に固定される支持材(50)により誘導レール(3)の上部部分の面と同一面になる保護板(51)の固定が可能になることを特徴とする請求項15による交差

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2008−517185(P2008−517185A)
【公表日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−536208(P2007−536208)
【出願日】平成17年9月19日(2005.9.19)
【国際出願番号】PCT/FR2005/002322
【国際公開番号】WO2006/042922
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(504045341)
【Fターム(参考)】