説明

オープンショーケース

【課題】透視ガラスに生じた結露水の排水,および防露ヒータの伝熱効率向上が図れるように改良した側板の透視ガラス支持構造を有するオープンショーケースの提供。
【解決手段】透視ガラス4の周縁が嵌入する凹溝部10cおよび該凹溝部10cの縁から左右に延在して側板3の内外端縁に嵌着する鍔部10a,10bを一体に成形したチャンネル形状の樹脂成形品で構成し、前記凹溝部10cを側板3の内外壁板間に埋没させて布設する。また、前記ガラス受けフレームの凹溝部10cの底部側には結露水の排水路となる底部溝部10eを仕切り、この溝部10eに通して透視ガラス4の周縁に防露ヒータ12を配線する。さらにキャップ9にはその内方に露水受け皿および庫内に通じる排水穴を形成しておき、ガラスの結露水を前記凹溝部10cを通じてキャップ9の露水受け皿に集め、ここからケース本体の庫内側に導いて排水処理するようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スーパーマーケットなどの店舗に据付けて使用する冷凍,冷蔵仕様のオープンショーケースに関し、詳しくはそのケースの側板に装着した透視ガラスの支持構造に係わる。
【背景技術】
【0002】
頭記のオープンショーケースとして、その左右側板に形成した切欠き窓部に透視ガラスを装着して側方から庫内を見えるようにした構成が知られており(例えば、特許文献1参照)、そのオープンショーケースの全体構造を図4に示す。図において、1は断熱筐体になるケース本体、2はその庫内に設置した多段式の商品陳列棚、3はケース本体1の左右側面に配した側板、4は側板3の切欠き窓部に嵌め込み装着した透視ガラスである。
上記の構成で、側板2は内外二枚の壁板の間に断熱層(例えば発泡樹脂)を充填し、その周端縁にステンレスなどでの金属で作られた化粧枠(通称「エンドトリム」と呼ばれる)を被着した断熱壁になる。また、透視ガラス4にはペアガラス(内外二枚のガラス板の周縁をスペーサで封止し、その内方空間を真空引きして遮熱性を高めた二重ガラス)を採用し、その前端縁には前記トリムと同様な金属製の化粧枠(通称「前トリム」)を、前縁を除く周縁には前記の周縁スペーサを覆い隠すように樹脂成形品で作られたUチャンネル状のガラス受けフレームを被着した上で、側板3の切欠き窓部に嵌め込み、この組立位置で透視ガラス板の前縁上下端部に被せた金属製のキャップを側板3の端縁化粧枠にねじ止めして透視ガラス4を押さえ込み保持するようにしている。
【0003】
一方、前記構成のオープンショーケースでは、保冷運転時における庫内/庫外の温度差で前記透視ガラス4の表面に結露が生じて透視性が損なわれるほか、この結露水が透視ガラスの面を伝わって滴下し、ショーケースの据付け床面を濡らおそれがある。
そこで、この透視ガラスに生じた結露水の処理対策として、側板3の切欠き窓部周縁に被着した先記化粧枠(トリム)の表面に、透視ガラスから滴下する露水を受けてケース本体の庫内側に導くような溝を形成した構造(例えば、特許文献2参照)、あるいは透視ガラスの周縁に被着したガラス受けフレームに露水を受けて庫内側に向けて導く排水路を画成した構造(例えば、特許文献3参照)が知られている。
次に、前記の透視ガラス支持構造に対する結露水の排水処理手段として、特許文献2に開示されている露水排水構造を適用した従来の構成を図5に示す。図5(a),(b)において、4aは透視ガラス(ペアガラス)4の内外二重のガラス板、4bはガラス板4aの間に介挿した周縁スペーサ、5は側板3の外周端縁に被着した金属製の化粧枠(エンドトリム)、6は透視ガラス4の周縁に沿って布設したガラス受けフレームであり、該フレーム6は前記化粧枠5の表面に突き合わせ、ねじ7により化粧枠5に固定されている。また、前記化粧枠5は断面波形の板でその表面には長手方向に沿って延在する複数条の凹溝5a、およびこの凹溝5aを横切って庫内側に延在する排水溝5bが形成されており、ショーケースの保冷運転時に透視ガラス4の表面に生じた結露水は図示のようにガラス板4aの表面を伝わって滴下し、前記化粧枠5の凹溝5a,排水溝5bを通じて庫内側に排出された後、ケース本体の底部からドレン配管を通じて除霜水などと共に排水処理するようにしている。
【0004】
また、先記した透視ガラス4(図5(a)参照)の防露対策として、透視ガラス4の周縁に布設した前記ガラス受けフレーム6の内部を通して防露ヒータを配線し、この防露ヒータの通電加熱により透視ガラスが結露するのを防ぐようにした防露構造が公知である(例えば、特許文献4参照)。
【特許文献1】特開平6−265251号公報
【特許文献2】特開昭56−126095号公報
【特許文献3】特開平6−50651号公報
【特許文献4】特開平7−208853号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前記した従来の透視ガラス支持構造,および透視ガラスの表面に生じた結露水の排水,防露ヒータの配線構造は次記のような問題点がある。すなわち、
(1)図5の透視ガラス支持構造では、透視ガラス4の周縁に沿って布設したガラス受けフレーム6が、そのまま側板3の切欠き窓部の内側に剥き出し状に張り出して露呈することになる。このために、ショーケースの外見上での体裁が損なわれるほか、不透明材質のガラス受けフレーム6が視界を邪魔して側板3に形成した窓部の視野範囲が狭められる。
(2)また、結露水の排水構造に関して、図5の従来構造では側板3の周縁に被着する金属製の化粧枠5をプレス加工して庫内側に通じる排水溝5bを形成するようにしているため、その製造工程には専用のプレス加工設備が必要となるほか、この排水溝5bの向きはケース本体の左側と右側に取り付ける側板によって逆向きにする必要があり、このためにプレスおよび側板の組立作業を混乱させる。一方、特許文献3の排水構造は、図5に示したガラス受けフレーム6と同様な部材を透視ガラスの周縁に布設するために、前項(1)と同様な外見上の体裁,および視野を狭める問題がある。
(3)さらに、透視ガラスの防露対策として、特許文献4に開示されている防露ヒータの配線構造では、防露ヒータを配線する支持部材(図5のガラス受けフレーム6に対応)が図5のように側板(断熱壁)3の外側に剥き出して露呈しているためにヒータが外気の影響を受け易く、ヒータの発熱を効率良く透視ガラス4に伝熱させることができない。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決して外見上の体裁改善,透視ガラスの視野拡大化と併せて、透視ガラスに生じた結露水の排水,および防露ヒータの伝熱効率向上が図れるように改良した側板の透視ガラス支持構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明によれば、ケース本体の側板に形成した切欠き窓部にペアガラスの透視ガラスを装着したオープンショーケースで、前記側板が内外二枚の壁板間を断熱層で充填し、その周端縁に化粧枠を被着した断熱壁構造であり、透視ガラスにはその前端縁に化粧枠を被着した上で、その上下端部にキャップを被せ、該キャップを側板の化粧枠に固定して透視ガラスを切欠き窓部に押さえ込み保持した組立構造において、
前記切欠き窓部の周縁に沿って側板の端縁に被着した化粧枠をガラス支持部材を兼ねたフレームとして、透視ガラスの周縁が嵌入する凹溝部および該凹溝部の縁から左右に延在して側板の内外端縁に嵌着する鍔部を一体に成形した樹脂成形品で構成し、前記凹溝部を側板の内外壁板間に埋没させて布設する(請求項1)。
また、本発明では、前記の透視ガラス支持構造を基本として、透視ガラスに生じた結露水の排水構造,および防露ヒータの配線構造を次記のように構成するものとする。
(1)前記ガラス受けフレームの凹溝部を二段に仕切ってその底部側の溝部を透視ガラスの表面に生じた結露水の排水路とし、かつ該フレームの前方に配したキャップにはその内方に露水受け皿、および該露水受け皿からケース本体の庫内側に向けて開口した排水穴を形成し、側板の切欠き窓部に透視ガラスを装着した組立位置で透視ガラスの下線側に布設した前記フレームの前端をキャップの露水受け皿に臨ませるようにする(請求項2)。
(2)前記ガラス受けフレームの凹溝部に画成した底部側溝の中を通して透視ガラスの周縁に防露ヒータを配線する(請求項3)。
【発明の効果】
【0008】
上記の構成によれば、次記の効果を奏する。
まず、前記した透視ガラスの支持構造では、側板の窓部周縁に沿ってその端縁に被着したガラス受けフレーム兼用の化粧枠は、その凹溝部が側板の中に埋没して外部に剥き出しとなることがなく、したがってこのフレーム凹溝部に嵌着した透視ガラス(ペアガラス)の周縁スペーサも側板の中に隠れて外部に露呈することがない。これにより、側板に装着した透視ガラスは外見上で縁無しとなり、従来の透視ガラス支持構造で問題となっていた外見上の体裁改善が図れ、併せてこの透視ガラスを通して見る庫内の視野も拡大する。
また、前項(2)の露水排水構造を採用することにより、透視ガラスの表面に生じた結露水をガラス受けフレームの凹溝部からその前端側に配したキャップの露水受け皿に集めた上で、キャップの庫内側側面に開口した排水穴を通じてケース本体の庫内側に排水処理できる。しかも、従来構造の側板周縁に被着した化粧枠に対する排水溝のプレス加工が不要となって製造工程を削減できる。
【0009】
さらに、前項(3)の配線構造によれば、防露ヒータはガラス受けフレームの凹溝部とともに断熱壁構造になる側板の内方に埋没して外気の影響を直接受けることがなく、これにより防露ヒータの発生熱を効率良く透視ガラスに伝熱して結露発生を効果的に抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図4,図5に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
すなわち、図示実施例の透視ガラス支持構造では、側板3に形成した切欠き窓部の内周縁に沿ってそのほぼ全長域に透視ガイドの保持部材を兼用する化粧枠として、詳細構造を後記するガラス受けフレーム10を布設するとともに、このガラス受けフレーム10に形成した凹溝部が側板3の中に埋没するように配置しており、この凹溝部にペアガラスになる透視ガラス4の周縁部を前方から嵌入し、かつ透視ガラス4の前端縁にはステンレス製の化粧枠(前トリム)11を被着した上で、その上下前端部に被せたステンレス製のキャップ9を側板3の前端縁側に被着した化粧枠8(ステンレス製のエンドトリム)にねじ7で固定し、このキャップ9を介して透視ガラス4を前方から装着位置に押さえ込み保持するようにしている。
【0011】
ここで、側板3は内外の壁板3aと3bの間を断熱層(発泡樹脂)3cで埋めた断熱壁であり、その前部側の端縁には壁板3aと3bとの間に前記化粧枠8を、また切欠き窓部の内周縁に沿った領域にはガラス受けフレーム10が被着されている。なお、窓部の下辺側の端縁に被着したガラス受けフレーム10の前端とキャップ9の取付面との境には、図2で示すように多少の段差を形成して後記のようにキャップ9の内部に形成した露水受け皿がフレーム10に形成した凹溝部10cの前端下側に潜り込むようにしている。なお、側板3に発泡樹脂の断熱層3cを成形するには、あらかじめ左右の壁板3a,3bの周縁に化粧枠8およびガラス受けフレーム10を被着した仮組立状態で、その内方に注入した発泡樹脂材を発泡処理するものとする。
また、前記のガラス受けフレーム10は硬質樹脂の成形品で、図1(b)の断面図で示すように左右側縁には側板3の内外壁板3a,3bの端縁に係止する鍔部10a,10bを、さらにこの鍔部10a,10bに連ねて庫内側に寄った部位に断面U字形のチャンネル状凹溝部10cが一体に成形されている。また、凹溝部10cにはその深さ方向の中段箇所に左右側壁から溝内中央に向け突き出して透視ガラス4の周縁を支える桟10dを形成し、この桟10dを境に溝部を上下段に仕切り、その底部側の溝部10eを後記のようにガラス表面に生じた結露水の排水路とするほか、この溝部10eを利用して防露ヒータ12(防水機能を備えたシーズヒ一夕)を配線している。
【0012】
一方、図1(a)で透視ガラス4の上下前端部に被せて透視ガラスを装着位置に固定するステンレス製のキャップ9は、図3(a),(b)で示すような構造になり、その前端の傾斜部にはねじ7の通し穴9aが、またキャップ上面には透視ガラス4およびその前端縁に被着した化粧枠11を嵌入する穴が開口している。さらに、キャップ9の内方には後記のようにガラス受けフレーム10の凹溝部10cを通じて流れ込む結露水を受ける露水受け皿9cが形成され、この受け皿9cに連ねてキャップ9の庫内側側壁には排水穴9dが開口している。
次に、側板3の切欠き窓部に透視ガラスを装着する組立手順について説明する。まず、周縁に前記の化粧枠8およかガラス受けフレーム10が被着された側板3に対して、透視ガラスを装着する前に、図1(b)に示した防露ヒータ12をフレーム10の凹溝部10cの全周域に沿ってその底部側の溝部10eに通しておく。次に、側板3の切欠き窓部に前方から透視ガラス4を駿め込み、その周囲3辺の周縁部をガラス受けフレーム10の凹溝部10cに嵌着する。次に透視ガイドの前端縁に被著した金属製の化粧枠(前トリム)11の上下端部にキャップ9を被せる。なお、この場合にキャップ9は、前記露水受け皿9cがガラス受けフレーム9の凹溝部10cの下側に潜り込むようにセットし(図2参照)、フレーム10の凹溝部10c前端が受け皿9cの上に臨むようしておく。この状態で、次にキャップ9のねじ穴9aにねじ7を差し込んで側板3の前部側端縁に被着した化粧枠(金属製のエンドトリム)8にねじ止め固定する。これにより、透視ガラス4が化粧枠11と共にキャップ9を介して所定の装着位置に押さえ込み保持されることになる。
【0013】
しかも、上記した透視ガラス支持構造では、透視ガラス4の周縁部を嵌着したガラス受けフレーム10の凹溝部10cが側板3の内方に埋没されていてペアガラスの周縁スペーサ4b(図1(b)参照)を含めた部分が側板3の外方に露呈することがなく、これによりショーケースとして外見上の見栄えがよくなるほか、図5(a)に示した従来構造のようにガラス受けフレーム6が側板3の窓部内周側に張り出さないので、それだけ透視ガラス4を通して庫内を見る視野が広がるようになる。
そして、上記構成のオープンショーケースをロケーション先に据付けた保冷運転状態で、ガラス受けフレーム10の凹溝部10cに配線した防露ヒータ12を通電することにより、ヒータの発熱が透視ガラス4の周縁からペアガラスに伝熱して結露発生を予防する。この場合に防露ヒータ12はガラス受けフレームの凹溝部10cとともに側板3の断熱壁内に埋設されているので外気の影響が少なく、これによりヒータの発熱を効率よく透視ガラス4に伝熱させることができる。
【0014】
また、ショーケースの庫内/庫外の温度差により透視ガラス4のペアガラス表面に結露が生じた場合でも、その結露水はガラス表面を流下した後、ガラス受けフレーム10の凹構部10cの側壁との間の僅かな隙間を浸透して底部側の凹溝10eに流入し、ここから前方に流れてフレーム前端からキャップ9の露水受け皿9cの中に滴下した後、キャップ9の側壁に開口した排水穴9dを通じてケース本体の庫内側に排水され、除霜水などとともに庫内底部に配したドレンパイプを通じて排水処理される。これにより、結露水がショーケースの庫外側に滴下してケース周辺の床面を濡らす不具合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施例によるオープンショーケースの側板構造を示し、(a)は側板全体の側面図、(b)(a)における矢視X−Xの断面拡大図
【図2】図1(a)におけるA部の拡大側視断面図
【図3】図1(a)におけるキャップの構造図で、(a)は側視断面図、(b)は外形斜視図
【図4】オープンショーケース全体の外観斜視図
【図5】図4における側板の切欠き窓部に装着した透視ガラスに対する従来のガラス支持,および結露水排水構造を表す図で、(a)は縦断正面図、(b)は(a)における側板の周縁に被着した化粧枠の要部平面図
【符号の説明】
【0016】
1 オープンショーケースのケース本体
3 側板
3a,3b 内外の壁板
3c 断熱材
4 透視ガラス(ペアガラス)
4a ガラス坂
4b 周縁スペーサ
7 ねじ
8 側板の化粧枠(エンドトリム)
9 キャップ
9c 露水受け皿
9d 排水穴
10 ガラス受けフレーム
10a,10b 鍔部
10c 凹溝部
10e 底部側の溝部
11 透視ガラスの前縁化粧枠(前トリム)
12 防露ヒータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケース本体の側板に形成した切欠き窓部にペアガラスの透視ガラスを装着したオープンショーケースであって、前記側板が内外二枚の壁板間を断熱層で埋め、その周端縁に化粧枠を被着した断熱壁であり、透視ガラスにはその前端縁に化粧枠を被着した上で、その上下端部にキャップを被せ、該キャップを側板の化粧枠に固定して透視ガラスを切欠き窓部に押さえ込み保持した組立構造において、
前記切欠き窓部の周縁に沿って側板の端縁に被着した化粧枠をガラス支持部材を兼ねたフレームとして、透視ガラスの周縁が嵌入する凹溝部および該凹溝部の縁から左右に延在して側板の内外端縁に嵌着する鍔部を一体に成形した樹脂成形品で構成し、前記凹溝部を側板の内外壁板間に埋没させて布設したことを特徴とするオープンショーケース。
【請求項2】
請求項1記載のオープンショーケースにおいて、ガラス受けフレームの凹溝部を二段に仕切ってその底部側の溝部を透視ガラスの表面に生じた結露水の排水路とし、かつ該フレームの前方に配したキャップにはその内方に露水受け皿、および該露水受け皿からケース本体の庫内側に向けて開口した排水穴を形成し、側板の切欠き窓部に透視ガラスを装着した組立位置で透視ガラスの下縁側に布設した前記フレームの前端をキャップの露水受け皿に臨ませたことを特徴とするオープンショーケース。
【請求項3】
請求項2記載のオープンショーケースにおいて、ガラス受けフレームの凹溝部に画成した底部側溝の中を通して透視ガラスの周縁に防露ヒータを布設配線したことを特徴とするオープンショーケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−130193(P2007−130193A)
【公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−325489(P2005−325489)
【出願日】平成17年11月10日(2005.11.10)
【出願人】(000237710)富士電機リテイルシステムズ株式会社 (1,851)
【Fターム(参考)】