クロストリジウム(Clostridium)種からの発酵最終産物の生産
一態様では、クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)のようなクロストリジウム(Clostridium)微生物による、多種多様な供給原料からのエタノールおよびその他の発酵最終産物の生産を増大させる方法が開示される。フェドバッチ法の使用によりクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)のようなクロストリジウム(Clostridium)微生物の発酵性能を向上させる方法、ならびに脂肪酸含有化合物の存在下および/または低pHでのクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)のようなクロストリジウム(Clostridium)微生物の発酵による、アルコールおよび/または化学製品などの発酵最終産物の生産方法が記載されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
発酵最終産物を生産するための方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)を含む培地を、第一の期間の間、前記による発酵最終産物の生産に適した条件下で培養することと、
前記発酵最終産物の回収前の間に、前記クロストリジウム(Clostridium)を含む培地に1つ以上の栄養素を添加することと、
クロストリジウム(Clostridium)を含む培地を第二の期間の間培養することと、
前記培地から発酵最終産物を回収することと
を含む方法。
【請求項2】
前記クロストリジウム(Clostridium)菌株がクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記培地がセルロースおよび/またはリグノセルロース原料を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を培地で培養する段階と、
前記培地中の糖化合物の総濃度を少なくとも約18g/Lに維持する段階と、
前記培地から発酵最終産物を回収する段階と
を含む方法。
【請求項7】
前記糖化合物の総濃度の維持が、その少なくとも1つが1つ以上の糖化合物を含む1つ以上の培地成分を前記培地へ培養中に少なくとも1回添加することを含み、前記培地成分を、培養物を含む容器に添加する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記培地中の糖化合物の総濃度を、培養の間の一部で約1g/L〜約100g/Lの範囲内に維持する、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記培地中の糖化合物の総濃度の変化が、発酵最終産物生産の期間の間、約25%未満である、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
1つ以上の窒素含有原料を含む培地成分を前記培地へ培養中に少なくとも1回添加することをさらに含み、かつ前記培地成分を、培養物を含む容器に添加する、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
1つ以上の培地成分が1つ以上の窒素含有原料を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記培地がセルロースまたはリグノセルロース原料を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)菌株を培地で培養する段階と、
前記クロストリジウム(Clostridium)を培養中に、1つ以上の糖化合物を含む1つ以上の培地成分を前記培地に添加し、前記1つ以上の糖化合物を、前記クロストリジウム(Clostridium)により他の化合物に変換される糖の量に関連させて添加する段階と
を含む方法。
【請求項16】
前記1つ以上の培地成分が窒素源を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記窒素源がプロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記1つ以上の培地成分がセルロースまたはリグノセルロース原料を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)菌株の第一の接種材料を培地に添加することと、
前記クロストリジウム(Clostridium)をエタノール生産に適した条件下で培養することと、
前記第一のクロストリジウム(Clostridium)接種材料を前記培地に添加後5時間を過ぎてから、追加のクロストリジウム(Clostridium)種の生細胞を前記培地に添加することと、
前記培地から前記発酵最終産物を回収すること
を含む方法。
【請求項21】
前記第一のクロストリジウム(Clostridium)接種材料の添加後に、1つ以上の培地成分を前記培地に添加することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
培地成分の添加および生細胞の添加を逐次的にまたは同時に行う、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
エタノールを生産する方法であって、不純なエタノール原料から不純物を除去して精製エタノール原料を生産し、前記精製エタノール原料が約90%(wt.)を超えるエタノールであり、かつ前記不純なエタノール原料がクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞をフェドバッチ培養で培養することにより生成される発酵培地に由来し、前記発酵培地中のエタノール濃度が約7g/Lよりも大きい段階を含む方法。
【請求項24】
発酵最終産物を生産する方法であって、クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を含む培地を培養し、前記発酵最終産物が少なくとも約3g/(L・日)の瞬間生産性で生産される段階を含む方法。
【請求項25】
発酵最終産物を生産する方法であって、
外部から補充される化学物質または酵素で処理されていないセルロース原料を提供することと、
外部から補充された酵素を含まない培地中で前記セルロース原料を微生物と混合することと、
発酵最終産物を生産するのに十分な条件および時間で前記セルロース原料を発酵させることと
を含む方法。
【請求項26】
発酵最終産物を生産する方法であって、pH調整剤の存在下でクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞を発酵させて、発酵最終産物を生産することを含む方法。
【請求項27】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記細胞の発酵を約6.0〜約7.2の間のpHで行う、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記pHが約6.5である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
発酵最終産物を生産する方法であって、添加脂肪酸原料の存在下でクロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞を発酵させて、発酵最終産物を生産することを含む方法。
【請求項31】
前記脂肪酸含有原料がコーン油、ヒマワリ油、ベニバナ油、カノーラ油、ダイズ油またはナタネ油の1つ以上を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記脂肪酸含有原料がリン脂質またはリゾリン脂質を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞とpH調整剤とを含み、発酵最終産物が生産される発酵培地。
【請求項34】
クロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞と添加脂肪酸含有化合物とを含み、発酵最終産物が生産される発酵培地。
【請求項35】
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株と、プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む発酵培地。
【請求項36】
アルコールを生産する方法であって、クロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞を発酵させることと、pH調整剤および脂肪酸原料の存在とを含み、発酵最終産物が生産される方法。
【請求項37】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記発酵槽が、発酵中の変化が約25%未満であるレベルに糖化合物量を維持するように設定されている燃料プラント。
【請求項38】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記発酵槽が、追加の培地成分または追加のクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)生細胞を定期的に前記培地に補充するように設定されている燃料プラント。
【請求項39】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、pH調整剤と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項40】
前記培地が脂肪酸原料をさらに含む、請求項39に記載の燃料プラント。
【請求項41】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項42】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、脂肪酸原料と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項43】
発酵中の変化が約25%未満であるレベルの糖化合物量を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項44】
pH調整剤を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項45】
脂肪酸を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項46】
プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項47】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項43〜46に記載の発酵最終産物。
【請求項1】
発酵最終産物を生産するための方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)を含む培地を、第一の期間の間、前記による発酵最終産物の生産に適した条件下で培養することと、
前記発酵最終産物の回収前の間に、前記クロストリジウム(Clostridium)を含む培地に1つ以上の栄養素を添加することと、
クロストリジウム(Clostridium)を含む培地を第二の期間の間培養することと、
前記培地から発酵最終産物を回収することと
を含む方法。
【請求項2】
前記クロストリジウム(Clostridium)菌株がクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記培地がセルロースおよび/またはリグノセルロース原料を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を培地で培養する段階と、
前記培地中の糖化合物の総濃度を少なくとも約18g/Lに維持する段階と、
前記培地から発酵最終産物を回収する段階と
を含む方法。
【請求項7】
前記糖化合物の総濃度の維持が、その少なくとも1つが1つ以上の糖化合物を含む1つ以上の培地成分を前記培地へ培養中に少なくとも1回添加することを含み、前記培地成分を、培養物を含む容器に添加する、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記培地中の糖化合物の総濃度を、培養の間の一部で約1g/L〜約100g/Lの範囲内に維持する、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記培地中の糖化合物の総濃度の変化が、発酵最終産物生産の期間の間、約25%未満である、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項6に記載の方法。
【請求項11】
1つ以上の窒素含有原料を含む培地成分を前記培地へ培養中に少なくとも1回添加することをさらに含み、かつ前記培地成分を、培養物を含む容器に添加する、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
1つ以上の培地成分が1つ以上の窒素含有原料を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記培地がセルロースまたはリグノセルロース原料を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)菌株を培地で培養する段階と、
前記クロストリジウム(Clostridium)を培養中に、1つ以上の糖化合物を含む1つ以上の培地成分を前記培地に添加し、前記1つ以上の糖化合物を、前記クロストリジウム(Clostridium)により他の化合物に変換される糖の量に関連させて添加する段階と
を含む方法。
【請求項16】
前記1つ以上の培地成分が窒素源を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記窒素源がプロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記1つ以上の培地成分がセルロースまたはリグノセルロース原料を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記セルロースまたはリグノセルロース原料が、24時間以内に15%を超える前記セルロースまたはリグノセルロース原料が単純糖類に変換されるのに十分な量の酵素で酵素処理されない、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
発酵最終産物を生産する方法であって、
クロストリジウム(Clostridium)菌株の第一の接種材料を培地に添加することと、
前記クロストリジウム(Clostridium)をエタノール生産に適した条件下で培養することと、
前記第一のクロストリジウム(Clostridium)接種材料を前記培地に添加後5時間を過ぎてから、追加のクロストリジウム(Clostridium)種の生細胞を前記培地に添加することと、
前記培地から前記発酵最終産物を回収すること
を含む方法。
【請求項21】
前記第一のクロストリジウム(Clostridium)接種材料の添加後に、1つ以上の培地成分を前記培地に添加することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
培地成分の添加および生細胞の添加を逐次的にまたは同時に行う、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
エタノールを生産する方法であって、不純なエタノール原料から不純物を除去して精製エタノール原料を生産し、前記精製エタノール原料が約90%(wt.)を超えるエタノールであり、かつ前記不純なエタノール原料がクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞をフェドバッチ培養で培養することにより生成される発酵培地に由来し、前記発酵培地中のエタノール濃度が約7g/Lよりも大きい段階を含む方法。
【請求項24】
発酵最終産物を生産する方法であって、クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を含む培地を培養し、前記発酵最終産物が少なくとも約3g/(L・日)の瞬間生産性で生産される段階を含む方法。
【請求項25】
発酵最終産物を生産する方法であって、
外部から補充される化学物質または酵素で処理されていないセルロース原料を提供することと、
外部から補充された酵素を含まない培地中で前記セルロース原料を微生物と混合することと、
発酵最終産物を生産するのに十分な条件および時間で前記セルロース原料を発酵させることと
を含む方法。
【請求項26】
発酵最終産物を生産する方法であって、pH調整剤の存在下でクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞を発酵させて、発酵最終産物を生産することを含む方法。
【請求項27】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記細胞の発酵を約6.0〜約7.2の間のpHで行う、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記pHが約6.5である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
発酵最終産物を生産する方法であって、添加脂肪酸原料の存在下でクロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞を発酵させて、発酵最終産物を生産することを含む方法。
【請求項31】
前記脂肪酸含有原料がコーン油、ヒマワリ油、ベニバナ油、カノーラ油、ダイズ油またはナタネ油の1つ以上を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記脂肪酸含有原料がリン脂質またはリゾリン脂質を含む、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)細胞とpH調整剤とを含み、発酵最終産物が生産される発酵培地。
【請求項34】
クロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞と添加脂肪酸含有化合物とを含み、発酵最終産物が生産される発酵培地。
【請求項35】
クロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株と、プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む発酵培地。
【請求項36】
アルコールを生産する方法であって、クロストリジウム(Clostridium)菌株の細胞を発酵させることと、pH調整剤および脂肪酸原料の存在とを含み、発酵最終産物が生産される方法。
【請求項37】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記発酵槽が、発酵中の変化が約25%未満であるレベルに糖化合物量を維持するように設定されている燃料プラント。
【請求項38】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記発酵槽が、追加の培地成分または追加のクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)生細胞を定期的に前記培地に補充するように設定されている燃料プラント。
【請求項39】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、pH調整剤と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項40】
前記培地が脂肪酸原料をさらに含む、請求項39に記載の燃料プラント。
【請求項41】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項42】
培地およびクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株を収容するように設定された発酵槽を含み、前記培地が、脂肪酸原料と、セルロースまたはリグノセルロース原料とを含む燃料プラント。
【請求項43】
発酵中の変化が約25%未満であるレベルの糖化合物量を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項44】
pH調整剤を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項45】
脂肪酸を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項46】
プロリン、グリシン、ヒスチジンおよび/またはイソロイシンを含む窒素源を含む培地で、セルロースまたはリグノセルロース原料をクロストリジウム・フィトフェルメンタンス(Clostridium phytofermentans)菌株で発酵させることにより生産される発酵最終産物。
【請求項47】
前記発酵最終産物がエタノールである、請求項43〜46に記載の発酵最終産物。
【図7】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【公表番号】特表2012−519500(P2012−519500A)
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554130(P2011−554130)
【出願日】平成22年3月9日(2010.3.9)
【国際出願番号】PCT/US2010/026730
【国際公開番号】WO2010/104896
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(510231891)クテロス, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月9日(2010.3.9)
【国際出願番号】PCT/US2010/026730
【国際公開番号】WO2010/104896
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(510231891)クテロス, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
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