説明

クロスパネル

【課題】組立や運搬が容易であって、かつクロス材の張設も簡単に行うことができるクロスパネルを提供する。
【解決手段】クロスパネルのフレームP1を、ほぼ逆U字状の上部フレーム10aと、その下端に上端が連結可能なほぼU字状の下部フレーム10bと、前記上部フレーム又は下部フレームに両端が連結可能なほぼ水平の中間フレーム10Cとからなるものとするとともに、クロス材の外周縁に、上下方向の中間部に設けられた2個の挿入口部により上下に分割されたほぼ逆U字状の上部袋状部とほぼU字状の下部袋状部を形成し、上部袋状部に前記上部フレーム10bを、かつ下部袋状部に前記下部フレーム10bを、前記挿入口部によりそれぞれ収納して、上下のフレームと中間フレームとの端部同士を連結する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、間仕切りまたは目隠しパネル等として使用される、フレームにクロス材を張設したクロスパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、オフィスの執務空間等において、間仕切りまたはテーブルや机に取付けて目隠しパネルとして使用されるクロスパネルとしては、例えば、特許文献1及び2に記載されているものがある。
【特許文献1】特開2004−225486号公報
【特許文献2】特開2004−137734号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に記載されているクロスパネルは、正面視逆U字状の単一のフレームを、クロス材の外周に形成した袋状部に挿通させて、クロス材を張設した構造のものであるため、フレームの高さを大きくし過ぎると、クロス材のフレームへの張設作業が困難になり、組立てに手間がかかるとともに、取扱いや運搬も面倒となる。特に、パソコン用のテーブルにおいては、斜め上からの照明を抑制するため、上部が天板の後面上方に湾曲するような、ある程度高いクロスパネルが必要とされることがあるが、上記の理由で高さの大きいクロスパネルを得ることが困難である。
【0004】
特許文献2に記載されているクロスパネルにおいては、その枠状フレームの部品点数が多いため、コストや組立工数が増える。
また、上記と同様、上部を天板の後面上方に湾曲するように、上下寸法の大きなパネルを形成すると、クロス材のフレームへの張設作業が困難となる。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、高さが大であっても組立や運搬が容易で、かつクロス材を簡単に張設しうるようにしたクロスパネルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)上下方向を向いてループ状をなすフレームに、クロス材を張設してなるクロスパネルにおいて、前記フレームを、ほぼ逆U字状の上部フレームと、その下端に上端が連結可能なほぼU字状の下部フレームと、前記上部フレーム又は下部フレームに両端が連結可能なほぼ水平の中間フレームとからなるものとするとともに、前記クロス材の外周縁に、上下方向の中間部に設けられた2個の挿入口部により上下に分割されたほぼ逆U字状の上部袋状部と、ほぼU字状の下部袋状部とを形成し、上部袋状部に前記上部フレームを、かつ下部袋状部に前記下部フレームを、前記挿入口部よりそれぞれ収納して、上下のフレームと中間フレームとの端部同士を連結する。
【0007】
(2)上記(1)項において、T字形状の連結ピースを、パイプ状とした上部フレームと下部フレームと中間フレームの端部に嵌合させて、各フレームの端部同士を連結する。
【0008】
(3)上記(1)または(2)項において、中間フレームを、クロス材を外方に膨出させうるように、外向きに湾曲させる。
【0009】
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、テーブルの後部に配設されるクロスパネルにおいて、上部フレームの上部を、前方に屈曲させる。
【0010】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、下部フレームを、L字状フレームと、その下端に連結可能な垂直フレームとにより構成するとともに、クロス材の下部袋状部における下端の隅部付近に挿入口部を設けることにより、下部袋状部を、L字袋状部と、垂直袋状部とに2分割し、L字袋状部に前記L字状フレームを、かつ垂直袋状部に前記垂直フレームをそれぞれ収納して、L字状フレームと垂直フレームの端部に支持脚を連結する。
【発明の効果】
【0011】
請求項1記載の発明によると、フレームを、上部フレームと、下部フレームと、中間フレームとに分割するとともに、クロスの外周縁に、挿入口部により上下に分割された上部袋状部と下部袋状部とが形成されているので、高さの大きいフレームであってもその組立てや運搬が容易であるとともに、フレームへのクロス材の張設作業も簡単である。
【0012】
請求項2記載の発明によると、T字形状の連結ピースを使用することにより、上部フレーム、下部フレームおよび中間フレームの連結作業が嵌合のみで簡単に行える。
【0013】
請求項3記載の発明によると、中間フレームを外向きに湾曲することにより、クロス材に張りを付与しうるとともに、後方に向かって3次元的に膨出するので見栄えがよくなる。
【0014】
請求項4記載の発明によると、上部フレームに張設したクロス材により、テーブルの天板に射す天井からの照明が抑制され、パソコン等のディスプレイが見易くなる。
【0015】
また、請求項3の膨出効果に加えて、意匠的にも優れた効果が得られる。
【0016】
請求項5記載の発明によると、下部フレームの下端隅部に支持脚を取付けた際でも、下部フレームに簡単にクロス材を張設することができるとともに、支持脚により、分割したL字状フレームと垂直フレームの端部を連結しているので、それらのフレームと支持脚との連結作業を、同時に効率よく行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、テーブルに取り付けられた本発明のクロスパネルにおけるフレームのみの構造を示す。
【0018】
同図に示すように、テーブル(T)は、側面視倒立T字状をなす左右1対の脚体(1)を下部に有している。この脚体(1)は、前後方向を向くベース脚(1a)と、その中央よりも若干後部側において起立する、平面視概ね楕円形断面の脚柱(1b)とからなり、左右の脚柱(1b)の上端には、支持フレーム(2)が固着されている。
【0019】
支持フレーム(2)は、脚柱(1b)の上端に固着された、前後方向(以下、図1の斜め右下方を前として説明する)を向く支持部材(3)と、この左右の支持部材(3)により左右両端部が支持固定された、上下両面が水平面をなす六角形断面の前後1対の横連結杆(4)とにより構成されている。
【0020】
左右の支持部材(3)の前端には、例えば平行リンク機構よりなる左右1対の天板支持体(5)が回動自在に取り付けられ、この天板支持体(5)には、天板(6)が支持フレーム(2)の前方に大きく突出した状態で取り付けられている。
【0021】
支持フレーム(2)の横連結杆(4)には、補助天板(7)が、図示しない支持部材を介して、天板(6)の後端と近接するようにして取り付けられている。
【0022】
テーブル(T)の両側と後側には、目隠しパネルとしての側部クロスパネル(P1)(P1)と、後部クロスパネル(P2)とが設けられている(図6参照)。図1は、クロス材を除いたフレーム(F)のみを示しており、このフレーム(F)は、両側に配置される側部フレーム(10)(10)と、後側に配置される後部フレーム(11)とからなるものである。
【0023】
図2は、側部フレーム(10)の側面図、図3は、同じく分解側面図、図4は、図2のIV部拡大断面図である。
側部フレーム(10)は、パイプによりループ状に形成され、下向きほぼU字形またはコ字状の上部フレーム(10a)と、上向きほぼコ字状またはU字状の下部フレーム(10b)と、前後の端部を除いた中間部を外側方に向かって円弧状に湾曲させた水平をなす中間フレーム(10c)とを備え、上下の各フレーム(10a)(10b)の対向端(遊端)と中間フレーム(10c)の両端とは、前後2個の連結ピース(12)(12)と保持金具(13)(13)とにより連結されている。
【0024】
図4に示すように、各連結ピース(12)は、上下と前後方向の3方向の突軸(12a)(12b)(12c)を有する内向きT字形をなし、上下の突軸(12a)(12b)と水平の突軸(12c)には、それぞれ前後方向を向くめねじ孔(14)と上下方向を向くめねじ孔(15)が形成され、かつ突軸(12c)の基部には、このめねじ孔(15)と直交する方向の水平なめねじ孔(16)が形成されている。
【0025】
左右の連結ピース(12)の各突軸(12a)(12b)(12c)に、それぞれ上部フレーム(10a)、下部フレーム(10b)および中間フレーム(10c)の端部を嵌合させ、この端部に形成された貫通孔(17)より挿入した小ねじ(18)を、各突軸(12a)(12b)(12c)のめねじ孔(14)(15)に螺合することにより、各フレーム(10a)(10b)(10c)の端部同地が連結ピース(12)により連結されている。
上記連結部には、保持金具(13)が固定され、その部分がパネルの厚さ方向に折れ曲がるのを防止している。
【0026】
図4に示すように、保持金具(13)は、上下両端と内端が開放された平面視内向きコ字形状のもので、左右の側辺(13a)の中央部の通孔(19)より挿入した極低頭ボルト(20)を、中間フレーム(10c)に形成された、めねじ孔(16)と整合する通孔(21)(図3参照)を通して該めねじ孔(16)に螺合することにより、各フレーム(10a)(10b)(10c)の連結部を覆うようにして固定されている。なお、左右の側辺(13a)の対向面間の寸法は、フレーム(10)の外径とほぼ等しくしてある。
【0027】
図1に示すように、後部フレーム(11)もパイプよりなり、側部フレーム(10)の上端よりも上方に位置するほぼ上半部が、天板(6)の後端部の上方に向かって円弧状に湾曲する正面視下向U字状の上部フレーム(11a)と、ほぼ上向コ字状の下部フレーム(11b)と、左右の端部を除いた中間部が後方に向かって円弧状に湾曲する水平の中間フレーム(11c)とからなり、それら各フレーム(11a)(11b)(11c)の端部同士は、上記側部フレーム(10)と同様の手段により連結されている。
【0028】
図5は、側部フレーム(10)と後部フレーム(11)との連結部の分解斜視図である。
側部フレーム(10)の後側と後部フレーム(11)の左側の保持金具(13)の両側片(13a)の上下の端部には、貫通孔(22)が突設されている。
【0029】
側部フレーム(10)側の保持金具(13)の内方の側辺(13a)には、ヒンジ(23)の一方の回動片(23a)が、その上下の取付孔(24)と両側片(13a)の貫通孔(22)とにねじ(25)を挿通して、その突出端部に袋ナット(26)を螺合することにより固定されている。後部フレーム(11)側の保持金具(13)の前部の側片(13a)には、ヒンジ(23)の他方の回動片(23b)が、その上下の取付孔(24)と両側片(13a)の貫通孔(22)とにねじ(25)を挿入して、その突出端を、上下2本の連結ロッド(27)(27)の後端面のめねじ孔に螺合することにより、固定されている。
これにより、側部フレーム(10)の後端は、後部フレーム(11)の側端に対し、ヒンジ(23)を介して水平に回動可能に連結されている。
【0030】
連結ロッド(27)(27)は、ヒンジ(23)との取付部を除いて、斜め前方に内向きに折曲され、その先端には、上下方向を向く固定筒(27a)が固着されている。
【0031】
図1に示すように、上下の連結ロッド(27)の固定筒(27a)は、支持部材(3)における後端部の上下の端部に固着されている。図示は省略するが、右方の上下の連結ロッド(27)も、上記と同様の形態で、右方の支持部材(3)に固着されている。
これにより、後部フレーム(11)は、左右の支持部材(3)により、連結ロッド(27)を介して、床面より若干離間した状態で、かつ支持フレーム(2)の後方に離間するようにして支持されている。
【0032】
側部フレーム(10)の前端の隅部は、支持脚(28)により床面に支持されている。支持脚(28)は、図3に示すように、下部フレーム(10b)を構成しているL字状フレーム(10d)の前端と、垂直フレーム(10e)の下端とに、支持脚(28)の上端の、後方と上方を向く突軸(28a)を固嵌することにより、側部フレーム(10)の前下端に取付けられている。
【0033】
図6は、左右の側部フレーム(10)(10)と後部フレーム(11)とに、クロス材(29)を張設した状態の平面図である。
【0034】
クロス材(29)は、次のようにして側部フレーム(10)および後部フレーム(11)に張設されている。
【0035】
図7は、側部フレーム(10)に張設される、例えば通気性と半透光性を有する伸縮自在なクロス材(29)を示す。クロス材(29)は、外形が側部フレーム(10)とほぼ同形で、かつそれより所要寸法小さく形成された概ね方形をなす面状クロス(30)の外周縁に、袋縫いされた袋状部(31)が形成され、この袋状部(31)の両側の下方寄りの2箇所には、V字状にカットされた挿入口部(32)(32)が形成され、かつ下端の前隅部には、前方と下方に開口する挿入口部(33)(33)が形成されている。
【0036】
これにより、外周縁の袋状部(31)は、ほぼ逆U字状の上部袋状部(34)と、ほぼ上向きコ字状の下部袋状部(35)に分割され、さらに下部袋部(35)は、L字袋状部(35a)と垂直袋状部(35b)に分割されている。
【0037】
図3に示すように、側部フレーム(10)は、上部フレーム(10a)と、下部フレーム(10b)と、中間フレーム(10c)とに分離されており、さらに、下部フレーム(10b)は、L字状フレーム(10d)と、垂直フレーム(10e)とに分離されている。
【0038】
従って、まず、上部フレーム(10a)の一端部を、左右いずれか一方の挿入口部(32)から差込み、紐通し作業のように上部袋状部(34)に挿入していくことにより、この上部袋状部(34)に上部フレーム(10a)が収納される。
【0039】
次に、下部フレーム(10b)におけるL字状フレーム(10d)を、前方に開口する挿入口部(33)から差込んだのち、垂直フレーム(10e)を下方に開口する挿入口部(33)から垂直袋状部(35b)に差し込む。次いで、各フレーム(10a)(10d)(10e)の端部を挿入口部(32)(33)より突出させた状態で、上述した連結ピース(12)と支持脚(28)、中間フレーム(10c)と各フレーム(10a)(10b)(10e)の端部同士を連結する。
【0040】
これにより、クロス材(29)は、側部フレーム(10)に、その中間フレーム(10c)により、下部寄りを外側方に膨出させた状態で張設される。
図8は、後部フレーム(11)に張設されるクロス材(36)で、上記と同様、外形が後部フレーム(11)とほぼ同形で、かつそれよりも若干小さい面状クロス(37)の外周縁に、袋縫いされた枠状の袋状部(38)が形成され、この袋状部(38)の下方寄りの左右2個所に、V字状にカットされた挿入口部(39)(39)が形成されている。
後部フレーム(11)における上部フレーム(11a)と下部フレーム(11b)を、挿入口部(39)より、上部袋状部(38a)と下部袋状部(38b)とにそれぞれ挿入することにより、張設することができる。
【0041】
上記のようにして完成した側部クロスパネル(P1)と後部クロスパネル(P2)は、前述したように、ヒンジ(23)により連結され、かつ、連結ロッド(27)を介してテーブル(T)の左右の支持部材(3)に取り付けられる。
【0042】
上記実施形態では、テーブル(T)の目隠しに適用されるクロスパネルの例を説明したが、これに限定されず、例えば、室内の間仕切り等にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明のクロスパネルのフレーム構造の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】同じく、側部フレームの側面図である。
【図3】同じく、側部フレームの分解側面図である。
【図4】同じく、図2のIV部の一部切欠拡大断面図である。
【図5】同じく、側部フレームと後部フレームの連結部分の分解斜視図である。
【図6】同じく、テーブルにクロスパネルを取付けた状態の平面図である。
【図7】同じく、側部フレームに取り付けられるクロス材を示す側面図である。
【図8】同じく、後部フレームに取り付けられるクロス材の正面図である。
【符号の説明】
【0044】
(1)脚体
(1a)ベース脚
(1b)脚柱
(2)支持フレーム
(3)支持部材
(4)横連結杆
(5)天板支持体
(6)天板
(7)補助天板
(10)側部フレーム
(10a)上部フレーム
(10b)下部フレーム
(10c)中間フレーム
(10d)L字状フレーム
(10e)垂直フレーム
(11)後部フレーム
(11a)上部フレーム
(11b)下部フレーム
(11c)中間フレーム
(12)連結ピース
(12a)突軸
(12b)突軸
(12c)突軸
(13)保持金具
(13a)側片
(14)めねじ孔
(15)おねじ孔
(16)めねじ孔
(17)貫通孔
(18)小ねじ
(19)貫通孔
(20)極低頭ボルト
(21)通孔
(22)貫通孔
(23)ヒンジ
(23a)回動片
(24)取付孔
(25)ねじ
(26)袋ナット
(27)連結ロッド
(27a)固定筒
(28)支持脚
(29)クロス材
(30)面状クロス
(31)袋状部
(32)(33)挿入口部
(34)上部袋状部
(35)下部袋状部
(35a)L字袋状部
(35b)垂直袋状部
(36)クロス材
(37)面状クロス
(38)袋状部
(38a)上部袋状部
(38b)下部袋状部
(39)挿入口部
(F)フレーム
(P1)側部クロスパネル
(P2)後部クロスパネル
(T)テーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向を向いてループ状をなすフレームに、クロス材を張設してなるクロスパネルにおいて、
前記フレームを、ほぼ逆U字状の上部フレームと、その下端に上端が連結可能なほぼU字状の下部フレームと、前記上部フレーム又は下部フレームに両端が連結可能なほぼ水平の中間フレームとからなるものとするとともに、前記クロス材の外周縁に、上下方向の中間部に設けられた2個の挿入口部により上下に分割されたほぼ逆U字状の上部袋状部と、ほぼU字状の下部袋状部とを形成し、上部袋状部に前記上部フレームを、かつ下部袋状部に前記下部フレームを、前記挿入口部よりそれぞれ収納して、上下のフレームと中間フレームとの端部同士を連結したことを特徴とするクロスパネル。
【請求項2】
T字形状の連結ピースを、パイプ状とした上部フレームと下部フレームと中間フレームの端部に嵌合させて、各フレームの端部同士を連結した請求項1記載のクロスパネル。
【請求項3】
中間フレームを、クロス材を外方に膨出させうるように、外向きに湾曲させてなる請求項1または2記載のクロスパネル。
【請求項4】
テーブルの後部に配設されるクロスパネルにおいて、上部フレームの上部を、前方に屈曲させてなる請求項1〜3のいずれかに記載のクロスパネル。
【請求項5】
下部フレームを、L字状フレームと、その下端に連結可能な垂直フレームとにより構成するとともに、クロス材の下部袋状部における下端の隅部付近に挿入口部を設けることにより、下部袋状部を、L字袋状部と、垂直袋状部とに2分割し、L字袋状部に前記L字状フレームを、かつ垂直袋状部に前記垂直フレームをそれぞれ収納して、L字状フレームと垂直フレームの端部に支持脚を連結した請求項1〜4のいずれかに記載のクロスパネル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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