説明

コンドーム包装

本発明は、コンドーム(12)を保持する容器を形成するように、両方の縁の位置で結合されている2枚のフィルムが重なり合う部分(4,6)を有するコンドーム包装に関し、該コンドームは巻き上げられた状態で、環状の部分と容器とを有する。通常の方向にあるコンドームの容器に対向しており、コンドームの通常の広げる方向とは反対方向の前記シート(4)には、環状部分の直径よりもわずかに小さい直径を有している円の形態の弱い線(8)が設けられている。弱くする線(10)によって定められているシート(4)の領域には、包装を把持し開く手段として使用されるように弱くする線(10)の縁の位置に配置されているタブ(10)が備わっている。包装がいったん開けられると、包装は外側を向いている容器を有しているコンドームを露出させ、それによって、コンドームを容器によってコンドームの正常な方向に把持することが可能になり、コンドームを配置し広げる準備ができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンドーム包装に関する。
【背景技術】
【0002】
コンドームは、衛生と安全との様々な理由で個別に包装されている。包装は、通常、密封を形成するように、縁部で接合されている2つの重なり合う柔軟なフィルム片からなる。フィルム片の一方の内面に容器が隣接した状態で、巻き上げられたコンドームが包装の内部に収容されている。この種類の包装は、縁にノッチを通常有しており、ユーザが包装を裂いてコンドームを取り出すことができるようになっている。これらの包装のほとんどでは、包装から取り出す時に、コンドームの向きを特定できない。実際に、これらの包装は、対称であり、フィルム片の外側の表面は同一であるため、コンドームの向きは包装を開けるまで確認できない。
【0003】
実際に、コンドームは下側の縁から容器に向けて巻き上げられて包装されるので、1つの向きがある。コンドームが反転可能であって、理論上いずれの方向でも使用可能であるにしても、コンドームが巻き上げられたのとは反対の方向に基部に向けて広げられるように、コンドームをペニスの先に正しい向きに配置しなければならない。コンドームが巻き上げられた形態では、コンドームは環状つまり巻き上げられた円柱状の部分に該当している輪の形状であって、容器が輪の形状の中心にある。コンドームの極端な柔軟性のせいで、容器はコンドームの取り扱い時に容易に反転させることができ、環状の部分の一般的な配置に対していずれの方向にも向けることができることを意味している。そのため、コンドームの正しい方向を識別することは、いったん環状の部分が保持されると、特に暗所では、非常に困難である。コンドームを間違った方向に配置しようとすると、ペニスとの接触後に、反転して配置し直さなければならないため、コンドームは使用不可能になるか、汚染の危険性に曝される。この問題に対して様々な解決策が開発されてきた。
【0004】
特許文献1の文書によれば、包装用の2つの片の各々の上の弱い中心線と、片の一方の外部の縁上に弱い線に平行に配置されている2つの小さい輪とを設けることが公知である。そのため、使用者は、一方の手で包装を弱い線の位置の高さで保持し、一方の輪に係合している親指を延ばして弱い中心線によって分離される2つの部分を分離する力を発生させて、理論的には一方の手で包みを開けることができる。輪が一方の表面だけにあるので、理論的にコンドームの同じ側で常に開けることができ、それによって使用者を導くことができる。しかし、この解決策には大きな2つの欠点、つまり手の動きが非常に複雑で、何らかの器用さが必要であることと、コンドームが環状の部分で把持され、手に残ったままの包装の一部からいったん取り出されるとコンドームの向きが分からなくなるという欠点がある。
【0005】
特許文献2の文書は前述の問題に対応しており、解決策として、包装を開けた時に、容器の内部に向けられている圧縮空気のカートリッジがはっきりと現れるように嵌められている包装を提案している。これは興味深いが、この包装は複雑で、作るのにコストがかかる。
【0006】
特許文献3の文書も、前述の問題に対応しており、解決策として、巻き上げられた状態でコンドームの環状部分の外部縁上に分散している一連の小さいリボンを収容している包装を提案しており、これらのリボンはコンドームと共に巻き上げられており、包装に取り付けられている。コンドームの配置は、ペニスの先端を包装に近づけ、包装の移動によって力をパッケージの下側の面に作用させることによって達成される。包装部分の各面の弱い線がペニス用の開口を形成し、コンドームが包装と環状部分の広げるのを支援するリボンとの継続した運動によって自動的に広げられる。見た目は効果的なこの解決策はコストがかかり複雑で、快適性と衛生とに主な欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】国際特許出願公開明細書第98/46495号
【特許文献2】ドイツ実用新案登録明細書第200 14 263 U1号
【特許文献3】欧州特許出願公開明細書第0 604 675 A1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、少なくとも1つの前述の欠点を軽減しながら、前述の問題を解決するコンドーム包装を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、コンドームを保持する容器を形成するように、両方の縁の位置で結合されている2枚のフィルムが重なり合う部分を有するコンドーム包装であって、該コンドームが巻き上げられた状態でコンドーム容器は前記フィルムの一方の部分の内面に隣接する通常の位置にあり、コンドームを広げる通常の方向は前記フィルムの他方の部分の方向であり、前記コンドーム容器の側から該包装を開けるために前記フィルムの一部を裂くことができるように、前記容器に隣接しているフィルムの前記部分は、前記コンドームの輪郭にほぼ対応している一般的な形をして開く領域の輪郭を示している第1の弱い線と、前記弱い線(8)によって外形が設定されている部分を把持する手段とを有する。本発明では、暗所でもストレス無しに包装を開けることができ、反転する危険性が無く、コンドームの外部を汚染する接触の危険性が無く、開く間に包装からコンドームが落下する危険性が無く、包装を開く時に歯や切断物によってコンドームを裂く危険性が無く、コンドームを正しい向きで取り出せることを保証する。
【0010】
本発明の有利な一実施態様において、第1の弱い線の輪郭とコンドームの輪郭とは概ね円形であって、容器を引くことによって、コンドームを広げずに容易な引き出しを可能にしながら、開けた後でコンドームを包装内で保持するように、弱い線の輪郭の直径は、コンドームの輪郭の直径よりも小さく、好ましくは1〜10%小さい。
【0011】
本発明のさらなる有利な態様において、コンドームの容器に隣接しているフィルムの部分は、第1の弱い線の円形の輪郭から概ね半径方向に、且つ開いている領域から離れるように第1の弱い線から延びている少なくとも1つの追加の弱い線を有している。これらの任意採用の追加の弱い線は、コンドームの取り出しを促進する。
【0012】
本発明のさらにまた有利な一実施態様において、容器に隣接しているフィルムの部分は、第1の弱い線の輪郭から半径方向に均等に分散している数個の、好ましくは4個の追加の弱い線を有している。
【0013】
本発明のさらにまた有利な態様において、把持する手段は、容器に隣接しているフィルムの部分の手触りによって識別できる。そのため、信頼性の高い触覚による認識のおかげで、完全な暗所でコンドームを包装から取り出すことができる。
【0014】
本発明のさらなる有利な実施態様において、把持する手段は、暗所で視認可能なマーキング、好ましくは燐光性のマーキングを有している。そのため、視覚による認識のおかげで、完全な暗所でコンドームを包装から取り出すことができる。
【0015】
本発明の有利な他の態様において、把持する手段は、第1の弱い線によって外形が設定されているフィルムの一部に接続されているタブを有し、タブは、タブを引いている間の手がかりを最適化するように、弱い線の位置の高さでフィルムのその部分に接続されていることが好ましい。
【0016】
本発明の有利な他の実施態様において、タブは接着剤または融合によって、弱い線で外形が設定されているフィルムの一部に接続されている。
【0017】
本発明の有利な他の態様において、タブは包装の残りの部分が作られているフィルムと同様のフィルムの一片である。
【0018】
本発明の有利な他の実施態様において、第1および/または追加の弱い線は、ミリング、レーザービームによる弱化、穿孔、切断、化学的な処理のプロセスの1つによって形成されている。
【0019】
本発明の有利な他の態様において、第1の弱い線の輪郭は、第1の弱い線によって外形が設定されているフィルムの一部が開いた後、包装の残りの部分に付着したままであるように開いている。この手段によって、包装は一体のまま、つまり一片のごみとなり、これが小さな複数のごみの処理の危険性を低くする。
【0020】
本発明の有利な他の実施態様において、第1の弱い線の輪郭は、第1の弱い線によって外形が設定されているフィルムの部分が開いた後、確実に分離するように閉じている。
【0021】
本発明の有利な他の態様において、包装はコンドームを有している。
【0022】
本発明の他の特徴と利点とは、説明と以下の図面によってよりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明のコンドーム包装の透視図である。
【図2】図1のような包装を開ける過程における第1のステップの図である。
【図3】図1のような包装を開ける過程における第2のステップの図である。
【図4】図1のような包装を開ける過程における第3のステップの図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
包装2の覆いは、巻き上げられた潤滑コンドーム12を保持している、重ねられて接合され、合成された2つの片4と6からなる。片4と6とは、形状と材料とについて原理的に同一である。しかし、上側の片4は以下のように区別される。
−包装を開けるための開口の事前の穿孔8
−以下を可能にするタブ10
○視覚手段による暗い環境で包装されたコンドームの位置を見つけること
○触覚手段によるコンドームの方向を容易に検出すること
○包装を容易に開けられるようにすること
−燐光マーキング(任意採用)
【0025】
包装内には、巻かれているコンドームの容器の外部が前述の特徴を備えている片4に向いている。
【0026】
包装は、識別可能な片の一部の「開栓」によってのみ及び容易に開けられる。
【0027】
この片の表面は、設定された経路に沿って裂くことができるようにする予め切断済みの線8を有している。
【0028】
裂く経路は、巻かれているコンドームの直径よりもわずかに小さい直径を有する、ほぼ完全な円である。
【0029】
4つの角から、切断済みの線14が、包装の縁の位置で対角線方向に始まっており、予め切断されている円の境界まで通過している。
【0030】
親指と人差し指の間で容易に把持するのに十分な大きさで、その端部にはテキスチャが設けられていてもよく、燐光のマーキングが印刷されていてもよい強力なタブ10が予め切断されている円8に接着剤または融合によって取り付けられている。
【0031】
タブ10は、合成アルミニウムとプラスチック製の裂けない片からできている。
【0032】
タブの溶着またはのり付けは、覆いの切断済みの複層リーフを裂く抵抗を超える破壊強度を有する(以下を参照)。
【0033】
タブは、切断済みの円の中心と円周との間、またはタブが親指と人差し指との間で引かれたときに切断済みの円に沿って最適に裂くことを保証するのに最適な位置である円周の境界上にだけ配置されている。
【0034】
タブとは円周の反対側、またはタブが中心に比較的近い場合にタブに最も近い円周の一部とは反対側の位置では、円は2つの対角線の開始位置の間で、円周のほぼ1/4に沿って予め切断されていない。
【0035】
右利きまたは左利きに関わらず、一方の手の親指と人差し指との間で包装を保持して、触るだけで暗所において一方の側のタブを容易に見分けることができる。
【0036】
包装の縁を一方の手の親指と人差し指との間で保持し、他方の手の親指と人差し指との間でタブを保持することができる一方で、コンドームが正しい向きで包装から取り出せること、つまり包装が開けられたときに容器18が上向きになることが保証される。包装を開けるには、図2に示しているように、両手を互いに逆の方向に引くだけであって、図3に示しているように、円に沿って上部の片が裂ける。コンドームが露出し、容器18は上向きである。開口の直径は、巻かれているコンドームの直径20よりも非常にわずかに小さいため、コンドームは包装から落下しない。コンドームを取り出すには、図4に示しているように、一方の手で包装を保持したまま、他方の手をタブから外して、コンドームの容器を把持する。この時点まで、コンドームは包装内で保持されており、落下したり滑り出たりする可能性はない。コンドームの容器18がいったん把持されると、必要なことは引くことだけであって、コンドームの容器が保持されている場合にだけ、予め切断されている対角線が開いて、コンドームを解放することができる。また、巻かれているコンドームの弾性によって、対角線方向の切断済みの部分の抵抗があっても、それらに対して横方向に引かれるときのわずかな変形によって、コンドームを包装から取り出すことができる。
【0037】
使用される材料は、アルミニウムとプラスチックを接合した多層の積層材料である。これらの片を構成している材料の数と厚さは、侵襲性の薬剤に対する包装の不透過性を保証するように構成されおり、特に包装は空気と紫外線とに対して不透過性を維持するだけでなく、たとえば衣服内で持ち運ばれるときの摩擦による損傷に耐えられる構成でなければならない。覆いの2つの平面を接合している接合部分の抵抗は、切断済みの多層の片を裂く抵抗よりも大きくなければならない。片上の切断済みの部分は、コンドームを切断する可能性のあるバリや裂かれた部分の残りがないように、好ましい切断済みの線に沿って包装内での引き裂きを案内するようになっていなければならない。切断済みの線によって、材料が分離してコンドームやそれ以外の部分に落下することが一切無い状態で、2つの明確に切断されたものができる。切断済みの部分は、所望の部分が確実に裂けるように、積層されている片の上部の層に進入しているが、片の完全性と空気と光とに対する不透過性とを保証するように、下側の層に決して進入しておらず、このように保護されている覆いは切断済みの線がない覆いと同じ品質である。切断済みの部分は、片の引き裂きが線に沿うことを保証している。開ける際は、バリや残った部分がなく綺麗に、1回の動きで完了する。切断済みの円は、「栓」の部分が完全に分離してしまわないように、その全周において完全ではなく、使用済みの包装は1つのごみとなる。
【0038】
本発明は以下の利点をもたらす。
a) 包みを保持しているときに向きを間違える可能性が一切ない
b) 一挙動で、単純に、よく知られている動きで開けることができる
c) 容器を正しい向きに把持することによってのみ可能な、コンドームの包装からの取り出し時に、向きを間違える可能性が一切ない
d) 包装を開けるときに、コンドームが包装から滑り落ちる可能性が一切ない
e) 暗所で、触るだけで正しい側を識別することができる
f) 包装への不快感を少なく、包装をより楽しくし、製造者(販売)と公衆衛生の両方にとって好ましい、コンドームの使用を促進する
g) 実用上の利便性の向上:包装から取り出す時間の短縮
h) 実用上の利便性の向上:包装を開けたときに、確認や手による操作なしにコンドームを正しい向きで確実に取り出せる
i) 実用性と心理的な利便性の向上:コンドームを正しい方向で装着できる確実性によって心理的なストレスが減少するため、向きの確認をする必要なく、すなわちコンドームを間違った向きに接触させ、それから正しい向きに接触させ、それによってコンドームの両側を汚染するかもしれない危険性もなくコンドームを素早く使用することができる。
j) 実用上の利便性の向上:開けるのが困難な包装、取り外したパッケージの小片の散らばり、把持しているのに滑り落ちて暗所では向きを決められないコンドームに起因する、気を散らす影響、決まり悪さ、およびストレスの排除。
k) 心理的な快適性の増加:コンドームを損傷させる危険性を犯して歯で開けようとすることもある包装に起因するストレスの排除
l) 実用上の利便性の向上:蛍光ラベルまたはマークを暗所で見えるように包装タブ上に配置することによって、開ける時にコンドームをいつも正しい向きにすることができるだけでなく、光無しに、使用場所の近くで包装されたコンドームを見つけることができ、暗所で探したり手探りしたりする時間が短縮され、安心感を与える。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンドーム(12)を保持する容器を形成するように、両方の縁の位置で結合されている2枚のフィルムが重なり合う部分(4,6)を有するコンドーム包装であって、該コンドームが巻き上げられた状態でコンドーム容器(18)は前記フィルムの一方の部分に隣接する通常の位置にあり、コンドームを広げる通常の方向は前記フィルムの他方の部分の方向であり、前記コンドーム容器の側から該包装を開けるために前記フィルムの一部を裂くことができるように、前記容器(18)に隣接しているフィルムの前記部分は、前記コンドームの輪郭にほぼ対応している一般的な形をして開く領域の輪郭を示している第1の弱い線(8)と、前記弱い線(8)によって外形が設定されている部分を把持する手段(10)とを有することを特徴とする、コンドーム包装。
【請求項2】
前記第1の弱い線(8)の前記輪郭と前記コンドームの前記輪郭とは概ね円形であって、前記容器を引くことによって、前期コンドームを広げずに容易な取り出しを可能にしながら、開けた後で前記コンドームを該包装内で確実に保持するように、前記線の前記輪郭の直径は、前記コンドームの前記輪郭の直径よりも小さく、好ましくは1〜10%小さいことを特徴とする、請求項1に記載のコンドーム包装。
【請求項3】
前記容器に隣接しているフィルムの前記部分(4)は、前記第1の弱い線の前記円形の輪郭から概ね半径方向に、且つ前記開いている領域から離れるように前記第1の弱い線から延びている少なくとも1つの追加の弱い線(14)を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載のコンドーム包装。
【請求項4】
前記容器に隣接している前記フィルムの部分(4)は、前記第1の弱い線の輪郭上に均等に分散している数個の、好ましくは4個の追加の弱い線(14)を有していることを特徴とする、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項5】
前記把持する手段(10)は、前記容器に隣接している前記フィルムの部分の手触りによって識別できることを特徴とする、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項6】
前記把持する手段(10)は、暗所で視認可能な、好ましくは燐光性である、マーキングを有していることを特徴とする、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項7】
前記把持する手段は、前記第1の弱い線(8)によって外形が設定されている前記フィルムの一部に接続されているタブ(10)を有し、前記タブ(10)は、前記タブを引いている間の手がかりを最適化するように、弱い線の位置の高さで前記フィルムのその部分に接続されていることが好ましいことを特徴とする、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項8】
前記タブ(10)は、接着剤または融合によって、前記第1の弱い線によって外形が設定されている前記フィルムの一部に接続されていることを特徴とする、請求項1〜7のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項9】
前記タブ(10)は、該包装の残りの部分を構成する前記フィルムと同様のフィルムの一片でできていることを特徴とする、請求項7または8に記載のコンドーム包装。
【請求項10】
前記第1および/または追加の弱い線は、ミリング、レーザービームによる弱化、穿孔、切断、化学的な処理のプロセスの1つによって作られていることを特徴とする、請求項1〜9のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。
【請求項11】
前記第1の弱い線の前記輪郭は、前記第1の弱い線によって外形が設定されている前記フィルムの部分を開いた後で該包装の残りの部分に付着したままであるように不完全であることを特徴とする、請求項7または8に記載のコンドーム包装。
【請求項12】
前記第1の弱い線の前記輪郭は、前記第1の弱い線によって外形が設定されている前記フィルムの部分が開いた後で確実に分離するように完全であることを特徴とする、請求項1から10に記載のコンドーム包装。
【請求項13】
前記コンドームを有していることを特徴とする、請求項1〜12のうちいずれか一項に記載のコンドーム包装。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2013−510609(P2013−510609A)
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−538284(P2012−538284)
【出願日】平成22年11月3日(2010.11.3)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066755
【国際公開番号】WO2011/057931
【国際公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(512105071)
【Fターム(参考)】