説明

コンピュータシステム、補助メッセージ表示装置、及びその方法

【課題】 補助メッセージ表示装置で、使用している言語のフォントを出力する。
【解決手段】 コンピュータシステムに適用される補助メッセージ表示モジュールは、処理ユニット、ディスプレイユニット、ディスプレイ駆動ユニットを備える。コンピュータシステムは、ホスト、メインモニタ、オペレーティングシステムを備える。処理ユニットは第1のデータを受信・処理して第2のデータを出力する。ディスプレイ駆動ユニットは第2のデータにしたがってディスプレイユニットを制御してメッセージを表示する。ドライバはオペレーティングシステムからメッセージを検索しフォントデータベースからメッセージに対応するフォントを取得し、メッセージは第1のデータを生成するために処理される。補助メッセージ表示モジュールはホストがスタンバイモードである場合にホストのスタンバイ電源を用いて動作してメッセージを表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、電子機器、補助メッセージ表示装置、及びその方法に関し、特に、コンピュータシステム、補助メッセージ表示装置、及びその方法に関する。この特許出願は、2005年5月27日に出願された台湾特許出願(出願番号094117559)の利益を享受するものであり、その内容は、引用することによってここに組み込まれる。
【背景技術】
【0002】
通常の家電製品は、メッセージを表示するために、蛍光表示管(vacuum fluorescent display;VFD)を用いている。例えば、Menig等は、乗り物についての統合メッセージ表示システムを開示しており、ここでは、メッセージ表示装置の移植がVFDである(米国特許第6,289,332号明細書)。図1を参照する。従来のVFDモジュールの図を示す。VFDモジュール100は、メモリ110と、プロセッサ120と、表示駆動ユニット130と、ディスプレイユニット140とを備える。メモリ110は、プロセッサ120のプログラミングコードとフォントデータとを記憶するものである。プロセッサ120は、表示駆動ユニット130を制御し、メモリ110から対応するフォントを取得して処理し、表示駆動ユニット130を制御するために信号C1を用いる。表示駆動ユニット130は、信号C1にしたがって、メッセージを表示するようにディスプレイユニット140を駆動するために信号C2を用いる。
【0003】
表示目的に必要なテキストとフォントは、メモリ110に記憶される。DVDプレーヤ等の通常の家電製品において、VFDモジュール100は、メッセージを表示することができる。複数の言語を表示する機能を電気製品に追加する場合には、使用している言語に関する外部フォントをメモリ110に追加しなければならない。その結果、メモリ110の容量が増加することから、製造コストを増大させなければならない。また、他の言語に関する外部フォントを使用する場合には、追加のロイヤリティ料金を支払う必要がある。さらに、ウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムは、60以上の言語をサポートしていることから、ウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムによってサポートされた言語を表示するために、現在のVFDモジュールをウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムと統合することができない。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、本発明の目的は、補助メッセージ表示装置で使用している言語に関するフォントのための余分なメモリを設けることなく、また、ウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムでサポートされている全ての言語を表示することなく、使用している言語に関するフォントを出力することができるコンピュータシステム、補助メッセージ表示装置、及びその方法を提供することである。さらに、表示されるメッセージは、特定のメッセージに制限されず、メッセージフレームは、より多機能である。
【0005】
本発明は、コンピュータシステムに適用される補助メッセージ表示モジュールを提供することにより、上述した目的を達成する。コンピュータシステムは、ホストと、メインモニタと、オペレーティングシステムとを備える。オペレーティングシステムは、ドライバとフォントデータベースとを含む。補助メッセージ表示モジュールは、ホストに埋め込まれているか、又は信号線を介してホストに接続されている独立したユニットであり、処理ユニットと、第1のメモリユニットと、ディスプレイユニットと、ディスプレイ駆動ユニットとを備える。処理ユニットは、第1のデータを受信及び処理して第2のデータを出力する。第1のメモリユニットは、処理ユニットのプログラミングコードを記憶するものである。ディスプレイユニットは、メッセージを表示するものである。ディスプレイ駆動ユニットは、第2のデータにしたがってメッセージを表示するようにディスプレイユニットを制御する。ドライバは、オペレーティングシステムからメッセージを検索し、フォントデータベースから当該メッセージに対応するフォントを取得し、そして、メッセージは、第1のデータを生成するために処理される。補助メッセージ表示モジュールは、ホストがスタンバイモードである場合にも、当該ホストのスタンバイ電源を用いてなお動作してメッセージを表示することができる。フォントデータベースは、複数の言語のフォントを表示することができる複数の言語に関するフォントデータベースとすることができる。
【0006】
本発明は、コンピュータシステムの補助メッセージ表示モジュールに適用可能な他の補助メッセージ表示方法を提供することにより、上述した目的を達成する。コンピュータシステムは、ホストと、メインモニタと、オペレーティングシステムとを備える。まず、オペレーティングシステムからメッセージが検索される。続いて、メッセージに対応するフォントが検索され、第1のデータを生成するように当該メッセージのフォントにしたがって処理される。その後、第1のデータは、第2のデータを生成するように補助メッセージ表示モジュールによって処理される。最後に、メッセージは、第2のデータにしたがって、補助メッセージ表示モジュールによって表示される。補助メッセージ表示モジュールは、ホストがスタンバイモードである場合にも、当該ホストのスタンバイ電源を用いてなお動作してメッセージを表示することができる。
【0007】
本発明の他の目的、特徴、及び利点は、望ましいものの限定されることはない具体例についての以下の詳細な記述から明らかとなるであろう。以下の記述は、添付した図面を参照してなされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図2を参照する。本発明の望ましい具体例によるコンピュータシステムの図を示す。コンピュータシステム200は、オペレーティングシステム210と、補助メッセージ表示モジュール220と、ホスト230と、メインモニタ240とを備える。ホスト230は、メインモニタ240を介してフレームを表示する。オペレーティングシステム210は、複数の言語に関するフォントデータベース212と、ドライバ211とを備える。複数の言語に関するフォントデータベース212は、様々な言語に関するフォントを記録したものである。ドライバ211は、オペレーティングシステム210のアプリケーションプログラムからメッセージS0を検索するとともに、フォントデータベース212からフォントF1を検索し、メッセージS0は、第1データS1を生成するように処理される。
【0009】
補助メッセージ表示モジュール220は、独立したモジュールであり、ホスト230に埋め込むか、又は信号線を介してホスト230に接続することができる。補助メッセージ表示モジュール220は、処理ユニット221と、メモリユニット222と、ディスプレイユニット224と、ディスプレイ駆動ユニット223とを備える。処理ユニット221は、第1のデータS1を受信及び処理して第2のデータS2を出力するものである。メモリユニット222は、プログラミングコードを記憶するものであり、処理ユニット221によって必要とされる例えばデータM1等の基本的な英語のアルファベットとアラビア数字を記憶するものである。ディスプレイ駆動ユニット223は、第2のデータS2を受信するものであり、メッセージを表示するようにディスプレイユニット224を制御する。補助メッセージ表示モジュール220は、ホスト230がスタンバイモードである場合にも、当該ホスト230のスタンバイ電源を用いてなお動作してメッセージを表示することができる。その間、ホスト230は、メインモニタ240を介してフレームを表示することができない。
【0010】
オペレーティングシステム210は、マイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステム、リナックス(登録商標)オペレーティングシステム、組み込みシステム、常時レディモード(always-ready mode)を有するマイクロソフト社のロングホーンオペレーティングシステムとすることができる。オペレーティングシステム210が常時レディモードに移行した場合には、メインモニタ240は、ディセーブルとなるが、補助メッセージ表示モジュール220は、メッセージをなお表示することができる。
【0011】
ドライバ212は、オペレーティングシステム210からメッセージS0を検索するとともにフォントデータベース212から当該メッセージS0に対応するフォントを検索した後、オペレーティングシステム210にデバイスコンテンツ(device content;DC)を開き、メッセージS0に対応するフォントをデバイスコンテンツに出力する。そして、デバイスコンテンツは、処理ユニット221に第1のデータS1を生成して出力するように処理される。第1のデータS1は、その形式が、ビットマップ、JPEG、若しくはGIF等のビットマップイメージ、又はベクトルグラフィックのイメージファイルである。
【0012】
ドライバ211は、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface;API)やソフトウェア開発キット(software development kit;SDK)の手段により、オペレーティングシステム210からメッセージS0を検索する。ドライバ211は、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus;USB)1.1、USB2.0、RS232、パラレルポート、又はI2C(inter-integrated circuit)等のインターフェースを介して、第1のメッセージS1を処理ユニット221に送信する。
【0013】
メモリユニット222は、EEPROM(electrically erasable programmable read only memory)とすることができる。ディスプレイユニット224は、蛍光表示管(vacuum fluorescent display;VFD)有機発光ダイオード(organic light-emitting diode;OLED)、又は液晶ディスプレイパネル(liquid crystal display panel;LCDパネル)とすることができる。
【0014】
図3を参照する。本発明によるメッセージ表示方法のフローチャートを示す。まず、ステップST31において、オペレーティングシステムからメッセージが検索される。続いて、ステップST32において、メッセージに対応するフォントが検索され、第1のデータを生成するように当該メッセージのフォントにしたがって処理される。その後、ステップST33において、第1のデータは、第2のデータを生成するように補助メッセージ表示モジュールによって処理される。最後に、ステップST34において、メッセージは、第2のデータにしたがって表示される。
【0015】
ステップST31において、ドライバによって検索されたメッセージは、テキストのみ、又はテキストとイメージを含むメッセージであり得る。かかる状況のもとに、複数の言語に関するフォントデータベースから検索されたフォントは、適切なイメージファイルに変換され、必要な特殊効果が追加される。オペレーティングシステム又は付加的なメッセージに関するアプリケーションプログラムの状態をユーザに知らせるために、ドライバは、所定のアプリケーションプログラムからメッセージを検索してメッセージ表示モジュール上でメッセージを表示するように設定することができる。ここでのメッセージは、コンピュータシステムが使用中である場合に、演奏される歌の歌詞、着呼したインターネット電話の電話番号、ユーザが聞いているラジオ局の名称、又はユーザが視聴している番組名を参照する。
【0016】
図4を参照する。メッセージ表示方法におけるステップST32のフローチャートを示す。まず、ステップST41に示すように、デバイスコンテンツ(device content;DC)がオペレーティングシステムに開かれる。続いて、ステップST42に示すように、メッセージに対応する文字列のフォントが検索される。その後、ステップST43に示すように、メッセージに対応するフォントがデバイスコンテンツに出力される。最後に、ステップST44に示すように、デバイスコンテンツは、メッセージ表示モジュールにおける処理ユニットに第1のデータを生成して出力するように処理される。処理は、移動、回転、フラッシング(flashing)、又はスケール調整等、デバイスコンテンツの特殊効果について言及する。
【0017】
ステップST33において、メッセージ処理モジュールは、第1のデータを受信し、表示範囲や位置、表示周波数、視覚効果、又はモーションピクチャ等、ドライバの制御にしたがって第2のデータを生成するようにディスプレイユニットのディスプレイ効果を調整する。
【0018】
再度図2を参照する。メッセージ表示モジュール220は、さらに、メモリユニット225を備える。メモリユニット225は、ドキュメントやイメージファイルを含む第3のデータD3を記憶するものであり、メッセージを表示する際に使用することができるイメージを記憶するものである。ドキュメント及びイメージファイルは、オペレーティングシステムにおいてユーザによって編集されるメッセージである。メモリユニット225は、例えばダイナミックRAM(DRAM)やスタティックRAM(SRAM)とすることができる。
【0019】
上述したメッセージ表示モジュール220は、オペレーティングシステム210が使用中又はスタンバイモードあるにかかわらず、機能することができる。オペレーティングシステム210が使用中でない場合には、メインモニタ240は、フレームを表示することができない。処理ユニット221は、メモリユニット225に予め記憶されている第3のデータをディスプレイユニット224に表示するであろう。
【0020】
スケジューリングメッセージ等の第3のデータD3のドキュメントは、ユーザがオペレーティングシステム210においてスケジューリングメッセージを編集した後に、メモリユニット225に記憶される。処理ユニット221は、スケジューリングメッセージに対応する時間にしたがって、ディスプレイユニット224に対応するメッセージを表示する。ドキュメントは、ユーザに思い出させるメッセージとすることができる。例えば、オペレーティングシステム210がスタンバイモードである場合には、処理ユニット221は、第3のデータとしてのスケジューリングメッセージをモニタし、そのスケジューリングメッセージを対応する時間に表示するであろう。
【0021】
第3のメッセージD3に含まれるイメージファイルは、ユーザがオペレーティングシステム210において編集するメッセージである。イメージファイルは、映画や個人の画像とすることができる。処理ユニット221は、イメージファイルの対応する設定でディスプレイユニット224に映画を表示する。例えば、オペレーティングシステム210がスタンバイモードである場合には、設定にしたがってメッセージが表示される。
【0022】
補助メッセージ表示モジュール220のアプリケーションは、広範囲にわたり、ディジタル化されたライフスタイルの概念において極めて重要な役割を果たすであろう。例えば、ユーザがコンピュータシステム200を用いてラジオを聞く場合には、ラジオ局の周波数と名称を補助メッセージ表示モジュール220に表示することができる。また、ユーザがコンピュータシステム200を用いてテレビジョンを視聴する場合には、チャンネル番号、テレビ局の名称や番組名さえも補助メッセージ表示モジュール220に表示することができる。
【0023】
本発明の上述した具体例において開示されたコンピュータシステム、メッセージ表示モジュール、及びその方法は、以下の利点を有する。
1.補助メッセージ表示モジュールは、余分なフォントデータベースを設けることなく、複数の言語をサポートすることができる。
2.フォントデータベースに必要なロイヤリティが低減し、サポートしているフォントデータベースが不足する状況が回避される。
3.フォントデータベースを追加するための余分なメモリコストが補助メッセージ表示モジュールにかかることがない。
4.表示されたメッセージは、オペレーティングシステムの処理によるものよりも多機能である。
5.コンピュータシステムが動作モードでなければならないという従来の制限を超えて、コンピュータシステムがスタンバイモードであったり、メインモニタがディセーブルであったりする場合でさえも、メッセージを表示することができる。
6.家庭器具のディジタル化の傾向に対応して、本発明の適用範囲と局面は、テレビジョン、ラジオ、及びネットワーク電話に関連するメッセージを含む幅広いものである。
7.マイクロソフト社のロングホーンオペレーティングシステムの補助ディスプレイプラットホームSDKとともに組み込まれることにより、安価なハードウェア設計で、ロングホーンの補助ディスプレイ機能を提供することができる。
【0024】
本発明が、一例を介して、また望ましい具体例として記述されていた一方で、本発明は、これに限定されるものではないことは理解されるべきである。これに対して、様々な変形例並びに同様の配置及び処理を包含するように意図されるべきである。したがって、添付した特許請求の範囲は、そのような変形例並びに同様の配置及び処理を全て包含するように、最も広い解釈として与えられるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】図1は、従来のVFDモジュールの図である。
【図2】図2は、本発明の望ましい具体例によるコンピュータシステムの図である。
【図3】図3は、本発明によるメッセージ表示方法のフローチャートである。
【図4】図4は、メッセージ表示方法におけるステップST32のフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホストと、メインモニタと、フォントデータベースを含むオペレーティングシステムとを備えるコンピュータシステムに適用され、上記ホストに配設されている補助メッセージ表示モジュールであって、
第1のデータを受信及び処理して第2のデータを出力する処理ユニットと、
上記処理ユニットのプログラミングコードを記憶する第1のメモリユニットと、
メッセージを表示するディスプレイユニットと、
上記第2のデータにしたがってメッセージを表示するように上記ディスプレイユニットを制御するディスプレイ駆動ユニットとを備え、
上記オペレーティングシステムのドライバは、当該オペレーティングシステムからメッセージを検索し、上記フォントデータベースから当該メッセージに対応するフォントを取得し、上記メッセージは、上記第1のデータを生成するために処理され、
当該補助メッセージ表示モジュールは、上記ホストがスタンバイモードである場合に、当該ホストのスタンバイ電源を用いて動作して上記メッセージを表示すること
を特徴とする補助メッセージ表示モジュール。
【請求項2】
上記オペレーティングシステムは、マイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムであること
を特徴とする請求項1記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項3】
上記オペレーティングシステムは、マイクロソフト社のロングホーン(Long Horn)オペレーティングシステムであり、上記オペレーティングシステムが常時レディモード(always-ready mode)を有する場合に、上記メインモニタは、ディセーブルであり、当該補助メッセージ表示モジュールは、上記メッセージを表示すること
を特徴とする請求項2記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項4】
上記ドライバは、上記オペレーティングシステムから上記メッセージを検索するとともに上記フォントデータベースから当該メッセージに対応する上記フォントを検索し、
デバイスコンテンツ(device content;DC)は、上記オペレーティングシステムに開かれ、上記メッセージに対応する上記フォントは、上記デバイスコンテンツに出力され、上記デバイスコンテンツは、上記処理ユニットに上記第1のデータを生成して出力するように処理されること
を特徴とする請求項1記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項5】
上記第1のデータは、イメージファイルであり、上記ドライバは、上記第1のデータを生成するように上記デバイスコンテンツ上で画像処理を実行すること
を特徴とする請求項4記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項6】
さらに、第3のデータを記憶する第2のメモリユニットを備え、
上記第3のデータは、上記ディスプレイユニットに表示されるべきドキュメント又はイメージファイルを含むこと
を特徴とする請求項1記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項7】
上記ドキュメント又は上記イメージファイルは、上記オペレーティングシステムにおいてユーザによって編集されるべきメッセージであること
を特徴とする請求項6記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項8】
上記フォントデータベースは、複数の言語のフォントを表示するための複数の言語に関するフォントデータベースであること
を特徴とする請求項6記載の補助メッセージ表示モジュール。
【請求項9】
ホストと、メインモニタと、オペレーティングシステムとを備えるコンピュータシステムの補助メッセージ表示モジュールについてのメッセージ表示方法であって、
上記オペレーティングシステムからメッセージを検索するステップと、
上記メッセージに対応するフォントを検索し、当該メッセージの上記フォントにしたがって当該メッセージを処理して第1のデータを生成するステップと、
上記補助メッセージ表示モジュールによって上記第1のデータが処理された後、第2のデータを生成するステップと、
上記第2のデータにしたがって、上記補助メッセージ表示モジュールによってメッセージを表示するステップとを備え、
上記補助メッセージ表示モジュールは、上記ホストがスタンバイモードである場合に、当該ホストのスタンバイ電源を用いて動作して上記メッセージを表示すること
を特徴とするメッセージ表示方法。
【請求項10】
上記オペレーティングシステムは、マイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)オペレーティングシステムであること
を特徴とする請求項9記載のメッセージ表示方法。
【請求項11】
上記オペレーティングシステムは、マイクロソフト社のロングホーン(Long Horn)オペレーティングシステムであり、上記オペレーティングシステムが常時レディモード(always-ready mode)を有する場合に、上記メインモニタは、ディセーブルであり、当該補助メッセージ表示モジュールは、上記メッセージを表示すること
を特徴とする請求項10記載のメッセージ表示方法。
【請求項12】
上記メッセージに対応する上記フォントを検索するステップは、さらに、
上記オペレーティングシステムにデバイスコンテンツを開くステップと、
上記メッセージに対応する上記フォントを検索するステップと、
上記メッセージに対応する上記フォントを上記デバイスコンテンツに出力するステップと、
上記補助メッセージ表示モジュールに上記第1のデータを生成して出力するように上記デバイスコンテンツを処理するステップとを備えること
を特徴とする請求項9記載のメッセージ表示方法。
【請求項13】
上記第1のデータは、イメージファイルであり、上記デバイスコンテンツを処理するステップでは、上記第1のデータを生成するように上記デバイスコンテンツ上で画像処理が実行されること
を特徴とする請求項12記載のメッセージ表示方法。
【請求項14】
さらに、第3のデータにしたがって上記補助メッセージ表示モジュールによってメッセージを表示するステップを備え、
上記第3のデータは、上記補助メッセージ表示モジュールに記憶され、ドキュメント又はイメージファイルを含むこと
を特徴とする請求項9記載のメッセージ表示方法。
【請求項15】
上記ドキュメント又は上記イメージファイルは、上記オペレーティングシステムにおいてユーザによって編集されるべきメッセージであること
を特徴とする請求項14記載のメッセージ表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−330738(P2006−330738A)
【公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2006−146915(P2006−146915)
【出願日】平成18年5月26日(2006.5.26)
【出願人】(301036847)華碩電腦股▲ふん▼有限公司 (2)
【Fターム(参考)】