説明

ゴム部材の巻付装置

【課題】ゴム部材の伸びを抑制可能でかつ簡単な構成のゴム部材の巻付装置を提供する。
【解決手段】巻取軸6に連続帯状のゴム部材7が巻かれた巻出手段2と、巻出手段2より巻出されたゴム部材7が巻付けられる巻付手段3と、巻付手段3を回転させるための回転駆動機構4と、接触維持手段5とを備え、巻出手段2は、巻出手段2からのゴム部材7の巻出端12が巻付手段3の外周面13に取付けられてから巻付手段3の回転によりゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられるのに伴って巻付手段3の回転方向とは反対方向に回転し、接触維持手段5は、ゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられる過程において巻出手段2の巻取軸6に巻かれているゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13とを互いに接触させた状態に維持する構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連続帯状のゴム部材が巻かれた巻出手段から巻付手段の外周面にゴム部材を巻付けるゴム部材の巻付装置に関する。
【背景技術】
【0002】
巻出手段に巻かれた連続帯状のゴム部材をゴム部材の巻出端から巻付手段の外周面に乗り移らせるようにして巻付手段の外周面に巻付けるゴム部材の巻付装置が知られている。この巻付装置では、巻出手段及び巻付手段の両方を回転させ、巻出手段の周速と巻付ドラムの周速とを一致させることにより、ゴム部材に皺が生じたり、ゴム部材が伸びたりすることを抑制している(例えば、特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−137302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記巻付装置では、巻出手段及び巻付手段の両方を別々の回転駆動源により回転させる構成であるため、巻出手段の外周面の周速と巻付手段の外周面の周速とを一致させるために巻出手段及び巻付手段の回転速度制御が必要となる。
本発明はゴム部材の伸びを抑制可能でかつ簡単な構成のゴム部材の巻付装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るゴム部材の巻付装置は、巻取軸に連続帯状のゴム部材が巻かれた巻出手段と、巻出手段より巻出されたゴム部材が巻付けられる巻付手段と、巻付手段を回転させるための回転駆動機構と、接触維持手段とを備え、巻出手段は、巻出手段からのゴム部材の巻出端が巻付手段の外周面に取付けられてから巻付手段の回転によりゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられるのに伴って巻付手段の回転方向とは反対方向に回転し、接触維持手段は、ゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられる過程において巻出手段の巻取軸に巻かれているゴム部材の外周面と巻付手段の外周面とを互いに接触させた状態に維持するので、ゴム部材の伸びを抑制できるとともに、巻出手段の周速と巻付手段の周速とを一致させる制御を行わないので、巻付装置の構成を簡単にできる。
巻付手段は、巻付手段の外周面に巻付けられた金属内蔵のゴム部材を吸着するための磁石を備えたので、ゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられた場合、ゴム部材が磁石で吸着され、当該巻付手段の外周面に巻付けられたゴム部材には巻付手段の外周面に沿った方向の張力が加わりにくくなるので、ゴム部材の伸び防止効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】巻付装置を示す構成図(実施形態1)。
【図2】ゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられる状態を示す図(実施形態1)。
【図3】巻付装置を示す構成図(実施形態2)。
【図4】巻付装置を示す構成図(比較例)。
【図5】ゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられる状態を示す図(比較例)。
【図6】ベルト部材を示す平面図(実施形態2;比較例)。
【図7】比較例の搬送装置を用いた場合のベルト部材の伸び率の結果を示す図。
【図8】実施例の搬送装置を用いた場合のベルト部材の伸び率の結果を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
実施形態1
図1に示すように、ゴム部材の巻付装置1は、巻出手段2と、巻付手段3と、巻付手段3を回転させるための回転駆動機構4と、接触維持手段5とを備える。
【0008】
巻出手段2は、連続帯状のゴム部材7が巻取軸6にロール状に巻かれた構成である。
巻取軸6は、床8に設置された支持部材9に回転可能に支持される。
【0009】
巻付手段3は、巻出手段2より巻出されたゴム部材7が巻付けられる回転体により構成される。
巻付手段3を構成する回転体の回転中心軸10は、床8に設置された支持部材11に回転可能に支持される。
【0010】
回転駆動機構4は、図外の回転駆動源と回転伝達手段とを備える。回転駆動源としては例えばモーター等が用いられ、回転伝達手段としては例えばモーターの回転力を巻付手段3の回転中心軸10に伝達する歯車伝達機構等が用いられる。
【0011】
巻出手段2は、巻出手段2からのゴム部材7の巻出端12が巻付手段3の外周面13に取付けられてから巻付手段3の回転によりゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられるのに伴って巻付手段3の回転方向とは反対方向に回転する。
即ち、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の巻出端12を巻付手段3の外周面13の巻出端取付部14に取付けてから巻付手段3の回転駆動源を起動させて巻付手段3を一方回転方向Xに回転させると、ゴム部材7の巻出端12が巻出手段2より離れる方向に移動する(図2参照)。これにより、巻出手段2が巻付手段3の一方回転方向Xとは反対回転方向Yに回転して巻出手段2から巻出されたゴム部材7が巻出手段2から巻付手段3の外周面13に乗り移るようにして巻付手段3の外周面13に巻付けられる。
【0012】
接触維持手段5は、ゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられる過程において、巻出手段2の巻取軸6に巻かれているゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13とを互いに接触させた状態に維持するものである。
接触維持手段5は、例えば図1に示すように、一端が巻出手段2の支持部材9に連結され他端が床8の巻付手段3側に設けられた固定部16に連結されて、巻出手段2を巻付手段3の方向に一定の力(押付力)Fで押し付けるバネ等の弾性手段20により構成されたり、あるいは、図示しないが、巻出手段2の支持部材9を巻付手段3の方向に押圧して巻出手段2を巻付手段3の方向に一定の力Fで押し付けるエアシリンダー装置等の押圧手段により構成される。
【0013】
尚、床8には、巻出手段2の支持部材9を巻付手段3の方向に一直線状にガイドするためのスライド突条レール(又はスライドレール溝)17が設けられ、巻出手段2の支持部材9の下面9aには、スライド突条レール17に対応する図外の凹溝(又は突起)が設けられている。
【0014】
実施形態1によれば、図2(a)に示すように、巻出手段2の回転中心2aと巻付手段3の回転中心3aとを結ぶ線21上に巻出端12と巻出端取付部14とを位置させて、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の巻出端12が巻付手段3の外周面13の巻出端取付部14に取付けられた状態とされ、かつ、接触維持手段5が、巻出手段2を巻付手段3の方向に押し付けることによって、巻出端12の部分で、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13との接触が維持される。
そして、図2(b)に示すように、巻付手段3の回転駆動源を駆動して巻付手段3を一方回転方向Xに回転させると、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13との接触が接触維持手段5によって維持されながら、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられていくとともに巻出手段2が巻付手段3の一方回転方向Xとは反対回転方向Yに回転する。
【0015】
実施形態1によれば、連続帯状のゴム部材7が巻付手段3の外周面13に巻付けられていく際に、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13との接触が接触維持手段5によって維持されることから、ゴム部材7にゴム部材7の長手方向に沿った方向の張力が加わり難くなるので、ゴム部材7の伸びを抑制できる。
即ち、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13とが離れている場合、巻出手段2と巻付手段3との間に張り渡された状態となるゴム部材7にはゴム部材7の長手方向に沿った方向の張力が加わり易くなるが、実施形態1では、巻出手段2の巻取軸6に巻かれたゴム部材7の外周面15と巻付手段3の外周面13との接触が接触維持手段5によって維持されるので、ゴム部材7に張力が加わり難くなり、ゴム部材7の伸びを抑制できる。
【0016】
そして、実施形態1によれば、巻付手段3を所定の巻付速度(回転速度)で回転させるだけであり、従来のように、巻出手段2及び巻付手段3の両方を別々の回転駆動源により個々に回転させて巻出手段2の周速と巻付手段3の周速とを一致させる制御を行わないので、巻付装置1の構成を簡単にできる。
【0017】
実施形態2
図3に示すように、ゴム部材7がベルト部材7Aであり、巻出手段2が巻取軸6にベルト部材7Aをロール状に巻いた巻出ロール2Aであり、巻付手段3が成型ドラム3Aである構成の巻付装置1Aとした。
【0018】
ベルト部材7Aは、カレンダー装置と呼ばれる押出圧延装置によってスチールコードや有機繊維コード等のコード31に生ゴムをコーティングして形成されたコード31内蔵のゴム部材であって、タイヤの構成部品となるものである。このベルト部材7Aは、生ゴム状態であるため伸びると塑性変形してしまう可能性がある。従って、ベルト部材7Aの伸びを抑制する必要性が高い。
図6に示すように、ベルト部材7Aの長手方向に沿った中心線7aと直交する直交線7bとコード31とのなす角度αはコード角と呼ばれ、タイヤの要求性能によって決められる。
ベルト部材7Aのコード角αが0°に近いほど、ベルト部材7Aの巻付け工程においてベルト部材7Aが長手方向に伸び易くなる。ベルト部材7Aが長手方向に伸びると、ベルト部材7Aのコード角αが初期値よりも大きくなり、図6に示すように、ベルト部材7Aが幅方向に縮んでベルト部材7Aの幅寸法が初期状態のW1からW2のように小さくなる。
【0019】
成型ドラム3Aは、巻出ロール2Aより巻出されるベルト部材7Aがカーカス部材32を介して巻付けられる円周面33を有しており、円周面33の円の中心を回転中心として回転する断面円形状の回転体である。
成型ドラム3Aの円周面33には最初にタイヤの構成部品であるカーカス部材32が巻付けられ、このカーカス部材32の上にベルト部材7Aが巻付けられる。この成型ドラム3Aの円周面33に巻付けられたカーカス部材32の外周面が巻付手段の外周面13Aを構成する。
尚、カーカス部材32やベルト部材7Aが、コード31としてスチールコードのような金属コードを内蔵したものである場合、成型ドラム3Aの円周面33には、当該円周面33上に巻付けられるカーカス部材32やベルト部材7Aのコード31を吸着してカーカス部材32やベルト部材7Aを円周面33上に張り付かせるための磁石35が設けられている。このため、ベルト部材7Aが巻付手段としての成型ドラム3Aの外周面を形成するカーカス部材32の外周面13Aに巻付けられた場合、ベルト部材7Aが磁石35で吸着され、当該成型ドラム3Aの外周面13Aに巻付けられたベルト部材7Aには外周面13Aに沿った方向の張力が加わりにくくなるので、ベルト部材7Aの伸び防止効果が向上する。
成型ドラム3Aの巻付速度(回転速度)は、例えば、0.5rpmから30rpmの範囲内に設定される。
【0020】
尚、巻付装置1Aにおいては、巻出ロール2の巻取軸2aに巻取られたベルト部材7Aの帯面同士が互いに貼り付かないようにするためにベルト部材7Aの一方の帯面7fに剥離可能に貼り付けられた図外のポリエチレンフィルム等の面接触防止部材41を剥がすための剥離手段40が設けられている。
剥離手段40は、例えば、ベルト部材7Aの一方の帯面7fより面接触防止部材41を剥がす剥離部42と、ベルト部材7Aの一方の帯面7fから剥離部42によって一方の帯面7fより剥がされた面接触防止部材41を巻取る面接触防止部材巻取手段43とを備える。面接触防止部材巻取手段43は、連続帯状の面接触防止部材41の一端が連結されて面接触防止部材41を巻取る巻取軸43aと巻取軸43aの図外の回転駆動源とを備える。巻取軸43aは、床8に設置された図外の支持部材に回転可能に支持される。剥離部42は、例えば、図外の支持部材により支持される。
また、ベルト部材7Aは成型ドラム3Aに所定回数巻付けられる毎に図外の切断装置で切断されて巻出ロール2Aより分離される。
【0021】
実施形態2によれば、実施形態1と同様にベルト部材7Aの伸びを抑制できるようになる。よって、ベルト部材7Aの伸びのばらつきが少なくなり、ベルト部材7Aの幅寸法のばらつきを少なくできるので、タイヤ1本内でのベルト部材7Aの幅寸法のばらつきが少なくなり、高品質のタイヤを製造できるようになる。
【0022】
比較例
図4に示すように、巻出ロール2Aから巻出されたベルト部材7Aの巻出端7tが、フェスツーン50、ローラーコンベヤ装置51を経由して成型ドラム3Aの外周面を形成するカーカス部材32の外周面13Aに取り付けられた後、巻出ロール2Aの回転駆動源及び成型ドラム3Aの回転駆動源を起動させることによって、ベルト部材7Aを成型ドラム3Aの外周面13Aに巻付ける構成の巻付装置1Bとした。
尚、巻付装置1Bにおいても、ベルト部材7Aは成型ドラム3Aに所定回数巻付けられる毎に図外の切断装置で切断される。また、巻付装置1Bにおいても、巻付装置1Aで説明したに剥離手段40と同様の剥離手段を備えるが、図4では図示を省略した。
当該構成の巻付装置1Bを以下の条件に設定して成型ドラム3Aに巻付けたベルト部材7Aの伸びを測定した。
比較例の巻付装置1Bの条件;
・ベルト部材7A;幅寸法=390mm、厚さ寸法=2.0mm、コード角α=0°
・成型ドラム3A;円周面33の周長=2500mm、巻付速度=16.6rpm、
加速度=5000msec、減速度=3000msec
・ローラーコンベヤ装置51上での搬送角度β(図1参照)=38°
【0023】
実施例
実施形態2で説明した巻付装置1Aを以下の条件に設定して成型ドラム3Aに巻付けたベルト部材7Aの伸びを測定した。
実施例の巻付装置1Aの条件;
・ベルト部材7A;幅寸法=390mm、厚さ寸法=2.0mm、コード角α=0°
・成型ドラム3A;円周面33の周長=2500mm、巻付速度=16.6rpm、
加速度=5000msec、減速度=3000msec
・押付力F=50N
【0024】
巻付装置1Bを上記条件に設定して成型ドラム3Aに巻付けたベルト部材7Aの伸びを測定した比較例の結果を図7に示す。
実施形態2の巻付装置1Aを上記条件に設定して成型ドラム3Aに巻付けたベルト部材7Aの伸びを測定した実施例の結果を図8に示す。
【0025】
尚、測定は、ベルト部材7Aが成型ドラム3A(巻付手段3)に巻付けられる過程において、ベルト部材7Aが成型ドラム3Aの外周面13A(13)に乗り移る乗移部分3b(図2(b)、図5(b)参照))でベルト部材7Aの状態をサンプリングし、各サンプリングデータとベルト部材7Aの基準状態データと比較してベルト部材7Aの伸び率を求めた。
図7;8の横軸は、成型機上位置a(巻付始端7sから乗移部分3bまでの距離(図2(b)、図5(b)参照))、縦軸は伸び率を示す。
図7;8のデータは、例えば、ベルト部材7Aの巻付始端7sが乗移部分3bから100mmずつ離れる毎にその時の乗移部分3bでベルト部材7Aの状態をカメラで撮影し、その撮影データとベルト部材7Aの基準状態データとをコンピュータに入力し、専用の演算プログラムを用いて算出した伸び率及び幅変化率を示したグラフである。
尚、幅変化率1、2、伸び率1、2は、巻付けられたベルト部材7Aのサンプル番号を示す。
図7;8からわかるように、ベルト部材7Aの伸び率の最大値は比較例の19.8%、から実施例の0.4%に減少し、また、伸び率のばらつきが比較例の最大10%以内程度から実施例の最大0.2%以内程度に改善された。
実施例の場合、比較例と比べて、ベルト部材7Aの伸びを抑制でき、しかもベルト部材7Aの伸びのばらつきも少なくなることが確認できた。
特にベルト部材7Aの巻付け工程においてベルト部材7Aが長手方向に伸び易いコード角α=0°のベルト部材7Aであっても、実施例によれば、図8に示すようにベルト部材7Aの伸びを抑制できることが確認できた。
【0026】
本発明の巻付装置による巻付対象は、連続帯状のゴム部材であればよい。例えば、タイヤを構成するカーカス部材やトレッド部材、その他の連続帯状のゴム部材でもよい。
【符号の説明】
【0027】
1;1A 巻付装置、2 巻出手段、2A 巻出ロール(巻出手段)、3 巻付手段、
3A 成型ドラム(巻付手段)、4 回転駆動機構、5 接触維持手段、7 ゴム部材、
7A ベルト部材(ゴム部材)、13(13A) 巻付手段の外周面、
15 巻出手段の巻取軸に巻かれたゴム部材の外周面、35 磁石。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
巻取軸に連続帯状のゴム部材が巻かれた巻出手段と、巻出手段より巻出されたゴム部材が巻付けられる巻付手段と、巻付手段を回転させるための回転駆動機構と、接触維持手段とを備え、
巻出手段は、巻出手段からのゴム部材の巻出端が巻付手段の外周面に取付けられてから巻付手段の回転によりゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられるのに伴って巻付手段の回転方向とは反対方向に回転し、
接触維持手段は、ゴム部材が巻付手段の外周面に巻付けられる過程において巻出手段の巻取軸に巻かれているゴム部材の外周面と巻付手段の外周面とを互いに接触させた状態に維持することを特徴とするゴム部材の巻付装置。
【請求項2】
巻付手段は、巻付手段の外周面に巻付けられた金属内蔵のゴム部材を吸着するための磁石を備えたことを特徴とする請求項1に記載のゴム部材の巻付装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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